江戸時代、八丁堀には町の治安を守る武士達の屋敷があった。黒咲家は奉行所内で身分の高い与力（よりき）のお家柄。
赤子の頃、八丁堀に捨てられこの家に拾われた藤之丞（ふじのじょう）は、育ててくれた家族への恩返しを生きがいに過ごしていた。
義兄の蒼一郎への恋心を抱きながら…。一方、蒼一郎もまた義兄弟という立場によって長年苦しんでいた。
そんなある日、見知らぬ男が現れて──!?色恋に不器用な義兄と健気な義弟による一途な恋の物語──…。
オリジナル同人誌、68P。第1話は全年齢対象。

長年の想いを打ち明けて恋仲になった蒼一郎と藤之丞。十日後の晩、二人は昔話に花を咲かせていた。
しかし、幼なじみの虎ノ助の話題になった途端、蒼一郎の態度が一変し…!?
（……初めての晩 手でされただけでもどうにかなりそうだったのにこんな……）
成人指定、オリジナル同人誌、30P。※二人の初夜は『初夜編』でご覧頂けます。
第1話ではご想像にお任せする形になりましたので、後にそのシーンにだけ焦点を当てて制作しました。
よろしければ初夜編も合わせてお楽しみ頂けましたら幸いです。

今宵は中秋の名月。義兄の蒼一郎と夜を共に過ごす約束をした藤之丞は、蒼一郎の帰りを楽しみにして待っていた。
しかし、近くから自分の悪い噂話をする声が聞こえショックを受ける藤之丞。
｢……今宵の約束を楽しみにしていたのは俺だけか？｣お勤めから帰宅した蒼一郎と藤之丞はすれ違い──!?
溺愛攻め×健気受け。義兄弟のラブシーンの他、赤子の頃から育ててくれた養父との心温まるエピソード。
成人指定、オリジナル同人誌、46p。

蒼一郎（当時18歳）、藤之丞（当時12歳）、本編より5年前の黒咲義兄弟の物語。
跡取り息子の蒼一郎は、与力見習いとして14歳から南町奉行所に勤め始めて以降、日々奮闘してきた。
揉め事は絶えず起こり、恨み事をぶつけられることもある。
そんな忙しい日々を送る彼にある日、藤之丞が日頃の感謝を込めて三味線を演奏して…!?
蒼一郎が恋に目覚めて翻弄されいく姿を、蒼一郎目線で紡いだピュアな物語──。
オリジナル同人誌、48P、全年齢対象。

長年の両片思いの末にようやく結ばれた蒼一郎と藤之丞。
第1話の最後で起きていた二人の初夜の物語…。
｢俺はずっとお前と恋仲になりたかったんだぞ…どれ程苦しかったと思っているんだ……｣
普段はぶっきらぼうな蒼一郎が熱を帯びた目で藤之丞を見つめ、抱きしめる──…。
溺愛攻め、健気受け。成人指定、オリジナル同人誌、30P。