有香ねえは手帳を見た。荻野式でしょ、と聞いてみたがそうではないらしい。有香ねえは生理と生理の間が二十八日で、ほとんどずれることがないそうだ。これは珍しいことで、普通は間隔がバラバラだという。「いつから生理かわかるから、その直前なら安全ってわけ」今日は生理の二日前だと言いながらさきほどの手帳を見せてくれた。なるほど、あさっての日付に赤ペンで丸がしてある。 ◇子供の頃はこのあたりには田んぼがあって、夏が近づくとカエルの啼き声がうるさいほどだった。いまは住宅が立ち並び昔の面影はなくなってしまった。それでも一歩公園に入ると、そこには昔遊んだブランコやジャングルジムがそのままで、一瞬で僕を小○生時代に引き戻してくれる。 ◇ 僕の初めての相手は近所の二つ年上のお姉さんだった。名前は有香。僕は有香ねえと呼んでいた。オクテだった僕は十九歳で有香ねえと初体験した。 家が近所で親どうしが仲よしだったので、有香ねえはよく僕の家に遊びに来ていた。僕はまだキスもしたことがない童貞で、毎日エロ本やネットの画像を見て興奮していた。 有香ねえとは姉弟のように育ったのでよく面倒みてくれたけど、高校生くらいからそれがちょっとうざくなっていた。有香ねえはそばに来るといい匂いがしたから、やたらと勃起して困った。有香ねえはクスクス笑っていたから、きっと気がついていたんだと思う。 ◇ ある日、パソコンでエロサイトを見ていたらいきなり有香ねえが入ってきた。「あっ、ノックくらいしてよ」あわてて消そうとしたが、ブラウザが閉じるまでの二、三秒間、画面に映る裸の女をしっかり見られた。「こんなの見てたんだ、ふーん」有香ねえはニヤニヤしながら部屋を出て行った。どうしよう、とドキドキしているとまた戻ってきた。うしろ手になぜかウエットティッシュを持っている。リビングに置いてあったやつだ。有香ねえは僕の背後にまわると耳元に顔を近づけ八重歯を見せた。「気持ちいいことしてあげる」「は?」目を見ると笑っている。「こっちきて」 有香ねえが手を引いた。僕をベッドに座らせると、慣れた手つきでズボンのベルトを外しだした。フンフンと鼻歌まじりで、なんだか楽しそうだ。有香ねえの首筋から香水の甘い香りが立ち上がる。
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