絡新婦の花園～僕は生徒をひたすら犯す。いつか、彼女とセックスするために～

※本作はAkari blast！個人誌作品の電子書籍版となります。【51ページ】

「園山先生、わたしとエッチしてくれないかなぁって」

綺麗な外見とは裏腹に、複数の男たちに花を売っている淫らな女子学生【浅黄巴】。
莉々の1学年先輩である彼女は、園山が瑠璃を犯しているところを目撃しスマホに映像を収めていた。

「脅し…ですか？」

そう尋ねる莉々に、彼女が要求したのは…

初めはただの興味本位だったが、園山と身体を重ねるうちに、どこか自分に似た影を持つ男に惹かれはじめる巴。

「ねっ このまま付き合っちゃおうよ」
「こんなに身体の相性ぴったりなんだもの」

淫らな花は、男の心の隙間に漬け込むように根を張っていく…

美しい絡新婦に摘み取られるその時まで。

※本作はAkari blast！個人誌作品の電子書籍版となります。【51ページ】

【倉田瑠璃】

品行方正、生徒会書記。誰にでも真面目と称される優等生の彼女は、図書室で繰り返される【植花莉々】と彼女の婚約者である教師【園山萼】の情事に苛立っていた。

汚いー

その苛立ちは学校の輪を乱す風紀的な面からか、それとも彼女の母親が複数の男性に穴という穴を弄ばれ悦んでいた過去の光景を否が応でも思い起こさせる気色悪さからか。

「私の代わりにして欲しいの、園山せんせいと」

「セックス」

つまらない日常から救われる時が、救ってくれる人が、現れたのだろうか。
その時から瑠璃は園山に犯されるたび、悦びの表情と嬌声を校内に響かせる。
快楽に溺れる度に感じる救いと、これまで味わったことのない充足感と充実感。


そこには美しい絡新婦が心からの笑顔を浮かべていた。

※本作はAkari blast！個人誌作品の電子書籍版となります。【45ページ】

「莉々はボクのお姫様だ」
「茜ちゃんは、かっこいいよ」

【寺澤茜】は幼なじみの【植花莉々】に恋心にも似た感情を抱いている。
いや、この気持ちは間違いなく恋なんだと思う。

ボーイッシュな王子様と、可憐で儚いお姫様
周囲からは学園公認のカップルに思われているが、莉々には婚約者【園山萼】がいる。
しかも同じ学園の教師ー


園山が大好きな莉々
だが園山の手で「私の莉々」が汚されることに、嫉妬に狂う茜。


「だったらお前が莉々の代わりになればいい。そうすれば莉々に手は出さない」
園山は茜にそう告げる。

限りない嫌悪感を持つが、園山と接するうち心地良さも感じている自分がいた。

図書室でふとしたきっかけで園山に犯される茜。

「莉々のために」自身に言い聞かせながらも、茜は快楽の嬌声を上げる。

絶頂を迎えた時、傍には笑顔を湛えた莉々がいた。