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『文芸・小説、恋愛、読み放題 MAXコース』の電子書籍一覧

1 ~16件目/全16件

  • ◇あらすじ

    「ごめんなさい。あなたと私は、やはり住む世界が違っていました。それが、わかったんです。ごめんなさい、智樹くん――」

    それが、俺たちの別れだった。
    あれは、大学に入って付き合い始めてから、何年目のことだったか。本当にいきなりだった。
    あまりにも唐突でわけがわからなくて、俺はなんとか話し合って彼女を引き止めようとしたのだが、無駄だった。
    そして俺たちは、それっきりになった。



    それから数年後
    俺は、とある中規模会社の社員になっていた。

    そんなある日。
    前任の社長がその席を退き、副社長である男に社長の座を譲ることが決まった。
    副社長……社長の息子であるその男は、真面目で爽やか。おまけに頭も顔も良く、それを鼻にかけることもなく、副社長とはいえ現場に混じって気さくに働いていた。
    性格が良く、親切で、皆からの受けもいい。
    俺も、あいつのことは正直嫌いではない。
    そんな彼が、彼の父親としては高齢な社長の体調不良もあって、急きょ新社長に就任することとなった。

    そこまでは、よかった。


    「上谷志穂です。よろしくお願いいたします」


    新社長の横にいた女性がそう言った。

    皆につられて手を叩くも、胸がドキドキして血の気が失せて、めまいにふらつきそうで仕方ない。
    昔の彼女……俺を振った女が、あろうことか勤務先の社長の妻となり、おまけに、経理担当責任者……
    俺たちの上に立つ存在となって、目の前に現れただなんて。
    ただ社長の妻であるというだけなら、会社からは少し離れた高級住宅地の豪邸で優雅に暮らしているというだけなら、まだ我慢できた。
    それが、会社の中に入ってくるだなんて。経理の責任者という、俺も含めた全社員と関わりのある仕事に就くだなんて。
    最悪だ。まるっきり、悪夢だとしか思えない。


    そして、俺の予感は、それなりに的中したのである。


    彼女が経理の責任者になってからというもの、会社は変わった。
    これまでは緩かった、領収書の受理を含めた必要経費の取り扱いが非常に厳しくなって、常に監視されているような日々。
    社員たちからは当然不満の声が上がるものの、経理責任者様の『社長夫人』という肩書きにはもちろんのこと
    これが営利企業のあるべき姿とばかりの、無駄をなくしてきちんと仕事をして収益を上げていく様を見ては、誰も何も言えず頭が上がらない。
    だが、やはり確かに、頭ではわかっていても感情的には割り切れない不満というものがそこには存在してしまう。
    そして俺も、そんなもやもやを抱えているうちの一人だった。
  • ◇あらすじ

    夏。

    唐突に思い出した閉鎖的な故郷。
    そこを離れて、もう約10年。

    なんとなく計画を立てていた自転車旅。
    行き先を“そこ”にしたは、偶然か必然か・・・

    “そこ”で 当時と変わらない姿の彼女と再び出会う。
    懐かしさと 伝えられなかった想い。
    そんな俺に彼女は

    「おかえりっ」

    と、微笑んでくれた。
  • ◇あらすじ

    「ええいっ、どいつもこいつも使えぬ。どうしていつも失敗して帰ってくるのだ!?」

    帰ってきた使者達が、片膝をついて頭を垂れる。
    皆、ボロボロの格好をしていた。
    送り出した時にはちゃんとしていた服が裂け、身体のあちこちに痣が出来ていた。

    「俺は早くあの2人を后にしたいのだ。それなのにお前らときたら……ちゃんと命じた通りにしてきたのだろうな?」

    「ご命令された通り、魔王様の恋文を城の前で読み上げて参りました」

    「ならばどうしてこのようなことになって戻ってくるのだ!?」

    「はぁ、それが我らが大声で読み上げていたところ、姫君達が出てきて下さったところまでは良かったのですが……いつものごとくお怒りになってしまいまして、我らを攻撃してきたのであります」

    「それでまたおめおめと逃げ帰ってきたというのか!? 情けない奴らめ!」

    ボロボロになった使者達が、額が床につかんばかりに頭を下げる。

    「はぁ……なぜ姫達は俺の気持ちを受け入れてくれないのか……。俺はこんなにも2人のことを愛しているというのに。アリシア姫……サージュ姫……」

    「魔王様、報告致します。城の前にて怪しげな人間の男を捕らえまして、その者が魔王様への謁見を求めているのですが、如何致しましょうか?」

    「会わん。追い返せ。俺は今忙しいんだ」

    「クックックッ、魔王様がアッバーストリアの姫様達にメロメロになっているというのは、真だったようですな。魔王様、アッバーストリア王国の姫達を捕まえる方法を知りたくはございませんかな?」

    突然、謁見の間に聞き慣れない男のしわがれた声が響く。
    入り口の方に視線を送ると、人間の男が1人立っていた。

    ◇ヒロイン

    名 前:アリシア
    サイズ:T156 / B80(C) / W56 / H82
    国を治める2人の姫の内の姉。
    やや強気なところがあるものの、
    自分のこととなると怖気づくところがある。
    思ったら一途なところも。
    武器は大剣を使用。強気をそのままに突貫する。

    ※注意
    この書籍は、文中に現れる選択肢をタップごとにストーリーが変化する「アドベンチャーゲームブック」を含んでいます。
    選択肢をタップせずにページをめくると表示される警告文を無視して進みますと、
    現在、読んでいるストーリーの文脈とは、関係ない文章が表示されますので、ご注意下さい。
    名 前:サージュ
    サイズ:T153 / B89(E) / W56 / H90
    国を治める2人の姫の内の妹。
    強気ではなく、どちらかというとおしとやか。
    とはいえ主人公へのわだかまりは姉よりも強い。
    武器はマジックロッドを使用。姉をサポートしながら魔法で敵を撃退する。

    ◇主人公

    名 前:ロブスター
    本編の主人公で、魔王。
    お調子者で、乗せるとどこまでもいく。
    典型的なおのぼりさん。
    ヒロイン達に一目惚れし、争うことをやめた。
    かなり美形の顔立ち。
    絶倫気質。

    ◇錬金術師の男

    名 前:バルモ
    魔王城に客人としている男。
    ヒロイン達がまとうバトルスーツを生み出した張本人。
    とある弱点を魔王に伝え、姫の攻略に手を貸す。
  • ◇あらすじ

    『杉の森クリニック』

    ここはメンタルクリニックとは銘打っていても、
    裏では女性患者を食い物にしている悪徳医院。
    俺、刑部圭吾(オサカベケイゴ)は、ここでカウンセラーをしている。

    そんなある日――
    「……本来は、予約なしのカウンセリングを受け付けないんだがね」
    と、院長が、意味ありげな手つきでカルテを渡してきた。
    カルテに目を通す。
    そこには、俺がこの道に進む切っ掛けとなった男の名が記されていた。
    ――そして、執着し続けた女の名も。


    ――勤め人時代、狂おしい思いを寄せていた女性がいた。
    その頃の俺は、引っ込み思案で自信がなく、ついに声を掛ける事はできなかった。
    ただ、姿と声を脳髄に焼き付ける事しか出来なかった。
    そうこうしているうちに元上司の香坂茂が、彼女と結婚を前提に付き合い始めてしまったのだ。
    ずっと見ていた俺を差し置いて、何故あんな男を選んだんだ!

    「……っ!」

    ――過去に飛ばした意識を引き戻し、粘っこい笑みを浮かべている院長に視線を向ける。
    押さえられない程の、どす黒い感情が湧きあがってくる。
    人妻だろうと関係ない。俺が一番欲した女を、今度こそ手に入れるのだ。
    ――どんな手を使ってもな。
  • ◇あらすじ
    「お、おま、何見てんだよ! アンタ誰だっけ、ええと……」

    「知らねーよこんな奴! おいテメェ、何ガン見してんだよ、あっち行けよ!!」



    教室には、全裸の二人がいた。
    ……着替え……てるんだろうか。でも、いくら着替えだからって、誰もいないからって、鍵のない教室で下着まで脱いで丸裸になるなんて――
    これが切欠でそれからはずっと、二人から『ガン見変態野郎』と罵られ、このことを誰にも言わない代わりに、と――

    それからは、すっかり下僕にされてしまった。
    でも、お金を渡されての使い走りとか、その程度で済んでるから、僕ももうどうでもいいような気持ちになってるんだけれど――

    そんな日がしばらく続いたのちの、放課後。

    性にも奔放な彼女たちは、椅子に座り足を広げて『この間引っかけた男』たちとのセックスについての報告会を開いているようだ。
    そんな話を聞くだけでも、わからない分妙にエッチな妄想が膨らんでしまう。あれこれあれこれ、とんでもないことばっかり考えてしまって――
    で、気がつけば、勃起していた。

    「お前、何もじもじしてんだよ」

    「……あ、もしかして勃ってる!? ウチらの話聞いて、興奮しちゃったわけー? マジでぇ?」

    「ま、大体わかるけどさー。アンタ、どうせブツ見せる相手とかいないっしょ? 今日は特別に、どのくらいのモンかウチらが見てやるよ、嬉しいっしょ?」

    「いや、あの、さ、さすがにそれは……」

    「うっとーしいな、さっさとやれよ。アリサが見てぇって言ってんだから、見せりゃいいだろが!」

    「わ、わかったよぉ……ううっ……あ、あんまり見ないでもらえたらありがたいけど……く、っ……」

    もう何をしても何を言っても無駄だと悟った僕は――
  • ◆あらすじ
     城島啓司は、痴漢常習犯。
     国家権力の目を盗み、電車内での痴漢を繰り返している。
     どんな女も、自分のテクで逝かない訳が無いと自負しており、
     今までも数々の女達を、毒牙にかけ、虜にしてきた。

     その中には、羞恥露出性奴に落ちた者もいたし、そのような
     者達を撮影しては、裏に流して換金していた「趣味」と「実益」
     の兼ね備えた天職だとすら思っている。

     そんなある日。
     城島は、いつもの様に獲物を探していた。
     いつもより遅めに起きた為に、車内はラッシュタイムを過ぎて
     いたが、それでも、今日の獲物を物色し始める。

     すると1人の女性が目に入ってきた。
     若いわけではないが、老けてもいない。

     しかし、滲み出す色香が感じられ、城島の嗅覚がMの習性を
     嗅ぎつけ、標的の女は、ドアの付近に立ち、格好のポイントに居る。

     周りに人も余りいないのを見計らいその付近に移動し、端のつり革に
     掴まりながら、揺れに合わせたかの様に装ってタッチしていく。
     女は、身を固くして予想通りの反応なので、主人公は徐々に大胆に
     なって行くのだった。

     一方、標的となった神山怜香は、突然の出来事に身を固くしていた。
     昨日は、夫に勇気を出して迫ったものの「疲れているんだ」
     「もう、そろそろしなくてもいいだろう」等といわれて
     拒絶されてしまっており、自分の熟れだした体を持て余していた
     怜香は、その夫の言葉に大きく傷つきます。

     自分は、女としてもう魅力がないのかと…。
     その傷心の怜香は、迷いながらも自分の魅力は本当にないのかと、
     一つ大胆な行動に移す事に…。

     前以てより買ってありながらも、恥ずかしさから着ていなかった
     露出の大きい服装で出かけ、これで、繁華街で声の一つも
     掛けられれば自分もまだ自信が持てると。
     そうでなければもう自分には本当に魅力がないのかと…。

     それでも、地元では、知り合いに見られたりすると恥ずかしいから
     と隣町まで電車で移動する事にしたが、電車の中でも、その大胆な
     格好を見られているような気がして、少しドキドキしている。
     その時、痴漢常習犯「城島啓司」と遭遇してしまったのだった。

    ◆登場人物
    ・神山 怜香(かみやま れいか) 年齢:29
     スリーサイズ:T158/B94/W60/H88/Gカップ
  • ◇あらすじ

    俺には、ものすごく仲が悪い妹がいる。
    生意気だし、お節介だし、顔を合わせるたびに難癖をつけてくる――それが妹の結華だ。
    可愛いと思えるようなところは1つもなく、ただひたすらに鬱陶しい。
    ここ最近は特にそう思えて、どうにかならないものかと考えていた。

    そんな拍子に俺は、ちょっと面白そうなサイトを見つけたんだ。
    そこでは“催眠術”とやらが紹介されていて、誰でも簡単に催眠術を使うことができるとかなんとか。
    それなら試しにやってみようということになり、さっそく実践してみたんだが……。

    「こんな気持ちになっちゃったのは、お兄ちゃんのせいなんだからねっ……? こうなったら射精してもらうまで、絶対に逃がさないもんっ……」

    軽い気持ちでやってみた催眠術だったが、予期せぬ方向へと向かっていってしまう。
    結華の心のうちに潜んでいたらしい性的欲求が爆発し、俺は、ところかまわず襲われることとなってしまったんだ。

    催眠術の効果が消えるのが先か、それとも俺の理性が崩壊するのが先か。
    俺はいったい、どうなってしまうんだ――。

    ◇ヒロイン

    名 前:安久津 結華(アクツ ユイカ)
    サイズ:T148 / B89(F) / W52 / H79

    ※注意
    この書籍は、文中に現れる選択肢をタップごとにストーリーが変化する「アドベンチャーゲームブック」を含んでいます。
    選択肢をタップせずにページをめくると表示される警告文を無視して進みますと、
    現在、読んでいるストーリーの文脈とは、関係ない文章が表示されますので、ご注意下さい。
  • ◇あらすじ

    ここは、小さな町工場。
    “荒立立夏”はそんな工場経営している家の嫁。
    その工場の経営現状は、あまり良好とは言えない状況・・・
    そして、ある日のこと――。
    ついに恐れていた事態が姿を現す。
    従業員への給料が未払いとなっていたのだった。
    詰め寄られる夫“幸雄”、そして義母“瑞枝子”。
    騒ぎは収まらない中、従業員の1人がとんでもないことを言い出す。

    「給料を待ってやってもいいが、その間は“利子”をもらう。金がないんなら……わかるだろ?」

    ちらり、と“立夏”に目を向ける従業員。
    そして――――――

    ◇ヒロイン

    名 前:荒立 立夏 (アラダテ リツカ)
    サイズ:T168 / B90(F) / W58 / H92

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  • ■あらすじ■

    「えへへ……ほら見て? わたしのお股、こんなにドロドロになっちゃった……♪」
    「はぁ、はぁ……あ、ああ、そうだね……」

    射精の余韻に浸りながら、少女のワレメをぼんやりと眺める。
    摩擦で真っ赤になった縦スジは、2人分の体液ですっかり汚れていた。

    「ん……まだでてきてる。も~、先生ってばだしすぎだよ」

    「あ、ああ……ごめんね」

    いや、それにしてもマジですごい量が出たもんだ。
    オナニーで出したときとは比べものにならない。それこそ、この小さい穴の隅々まで汚してそう……。
    ……って、あれ……?

    「――あ、ああああ!?」


    ■登場キャラクター■

    ◆ヒロイン
    猫堂 かりん(ネコドウ カリン)
    T142 / B72(A) / W54 / H74
    “公平”が訪れたとある町に唯一人だけ住んでいる少女。
    明るく無邪気、そしてイタズラ好き。
    町に一人きりだが、その前までは『先生』と二人きりで住んでいたらしい。
    “公平”に、代わりの先生がくるまで『先生』になってとお願いしてくる。
    性的な知識だけは非常に豊富で、エッチな事にもノリノリ。
    処女。

    ◆主人公
    幹原 公平 (ミキハラ コウヘイ)
    子供の頃の記憶を失っている青年。
    根は真面目でいい人。
    記憶探しの名目で、小旅行気分で生まれ故郷であるとある町を訪れた。

    ※注意
    この書籍は、文中に現れる選択肢をタップごとにストーリーが変化する「アドベンチャーゲームブック」を含んでいます。
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  • ◇あらすじ

    通学中の電車の中、視界に金色の髪が飛び込んできた。
    最近転校してきた留学生、シェリル・メイヤーだ。

    密着とまではいかないけれど、
    とんでもなくでかい乳がすぐ触れそうなところにある。
    車両の揺れともあいまってすごい迫力だ。

    ――シェリルが転校してきてから数日が経っているけれど、
    日陰者の俺は、挨拶どころか、会話らしい会話をしたこともない。
    ……つうか、近くで見ると……さらに……。

    なんてことを考えていると同時に、電車がおおきく揺れ、
    バランスを取るためにとっさに振り上げた手が、
    あろうことかシェリルの乳に……!?
    悲鳴をあげながら手を叩き落とされるかと思ったが、
    なんか様子がおかしいな。それに、すこしずつこっちに体重をあずけてるような……?

    「ど、どういうつもりだよ……? シェリルさん……」

    「what? ワタシのナマエ、どうして……。会ったこと、ありませんよネ?」

    っ……!!話したこともないけど、クラスメイトだろ!?
    毎日、教室で何度もすれ違ってるだろうが。
    どこにもぶつけようがない怒りで頭が真っ白になる。
    いや、もう、さっきから妄想していた欲望しか見えない。
    それに、向こうから乳を圧しつけてきているしな……!

    「どうせ見下してんだろ?俺なんかに触られても何にも思わないんだろ?だったら……!!」

    ※注意
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    ◇ヒロイン

    名 前:シェリル・メイヤー( Sheryl = Mayer )
  • ◇あらすじ

    「お兄ちゃん――正座」

    ガチリ――と教室の引き戸に鍵をかけながら、ひと言。
    ああクソ……また、沙織の“悪癖”が始まるよ……。


    さかのぼる事 数分前。


    (あのオッサン……なんてことしやがるんだ……!)

    「ぐふっ。鈴代くんは本当にいい子だねえ」

    頭を撫でる中年教師。

    「あ、あはは……先生、恥ずかしいです……」

    そのほほ笑みを見ていると、ドクドクと心臓が高なっていく。
    いつの間にか握りしめていた両手には汗が滲み、喉はカラカラ。
    無意識に足を止めて、その可愛らしい笑顔に見入ってしまう。
    そう、俺は実の妹である沙織に――。


    ――恐怖していた。


    沙織と、目が、あった。

    「鈴代先生、お待たせしました」

    さも最初から俺に呼び出されていたかのように、沙織がこちらに近づいてくる。

    「鈴代先生。お時間もありませんし、早めに済ませてしまいましょう?」

    「あ、ああ……そ、そうだな……」

    俺が頷いたのを確認すると、沙織はそれ以上一瞥することもなく歩き出す。

    「……ふふ。鈴代先生ったら。早くしてください」

    ゆっくりと振り返った沙織が、朗らかな微笑みを向けてくる。
    その笑みに、ゾクッ――とした寒気を覚えた。
    (……これ以上、機嫌を損ねない方がいいか……)
    観念して、俺は沙織の後についていくのだった。


    そして、今に至る。


    「……はあ……」

    言われるがまま、その場に正座しようとして――。

    「――下、脱ぎ忘れてるけど?」

    そんな風に、沙織に止められてしまう。

    「う……さ、さすがにここはマズイんじゃないか……? ほら、昼休みだから廊下に人も通るだろうし……」

    「ふーん、そう。だから?」

    顎だけをクイッと動かして『脱げ』と促してくる。
    ……ダメだ、俺が思っているより機嫌が悪いのかもしれない。

    「……わ、わかったよ……」

    「ほら、見ていてあげるから早く脱いで」

    クスクスと笑いながら、こちらを見つめてくる沙織。
    その愉快そうな視線を受けながら、俺はズボンを脱ぐしかなかった。
  • ◇あらすじ
    「あ、あたしと、お付き合い、してください!」

    俺が住んでいるアパートの大家の娘、今里芽衣。
    彼女からいきなり告白された。

    しかし今、俺はとある事情で、誰とも付き合う気がなかった。

    その理由は……。俺は、絶倫で、おまけにSっ気が強くて、
    過去に何人かの女の子と付き合ったけど、
    みんなついていけないとか言い出して、毎回破局。
    それが原因で……しばらく、彼女とか欲しくないからだ。

    この話をしたら、芽衣ちゃんは案の定、ぽかんとしている。
    きっと次の言葉は『幻滅しました』とかで、
    自分から身を引いてくれるはず……だった。

    「わ、わかりました、あたし……いっぱい頑張ります……!」

    ど、どうせこの娘も、口先だけだろ。
    俺の趣味に、耐えられるわけがない……。
    すがりついてこんばかりの芽衣ちゃんに
    にやりと笑いかけて、言ってやった。

    「なら、今ここで、オナニーして見せてよ。」

    さすがに、これなら逃げ出すだろ?
    ……そう思っていたら、また、予想外の言葉が返ってきた。

    「……もし、オナニーして見せたら、あたしと、お付き合いしてくれますか?」
    br>◇ヒロイン

    名 前:今里 芽衣(イマサト メイ)
    サイズ:T147 / B78 / W52 / H82
    “亘”の住むアパートの大家の娘。
    そんな事情もあって元々“亘”とは顔見知り。
    大雪が降った際の雪かきやなんかで親しくなる。
    “亘”に好意があるが引っ込み思案なためこれといった行動は起してない。
    趣味はコスプレでコスチュームも自作する程の腕前だが性格の問題もあって
    自宅で撮った写真を顔を伏せてサイトに細々とアップする程度。
    異性にそこまで興味を持った事なかったせいか性に対して予備知識が無い。

    ※注意
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    ◇主人公

    名 前:戸倉 亘 (トクラ ワタル)
    親元を離れて一人暮らしをおくっている大学生
    過去に何人かと付き合ってきたがあまりの絶倫っぷりに
    彼女が付いていけず毎回破局を迎えていた。
    度重なる失恋の痛手で暫く女性との付き合いは控えるつもり。
    女体の開発手腕は極めて高い。
  • ◇あらすじ

    夏。
    早期退職した私を慰労する為に家族は旅行を企画してくれた。

    家を出て数時間。
    目的地である海辺の宿に到着。

    久しぶりの旅行・開放感からか、夕食の酒が進み……

    「ん………………」

    目を覚ます。

    家族揃って、夕食を楽しんだところまでは薄ぼんやりと覚えている。
    うまい酒を勧められて、そして私も息子の妻に勧め返した辺りから、どうも記憶が曖昧だ。
    おそらくは酔いつぶれて寝てしまったということかな。

    …しかし、何故か身体が肌寒い。
    とりあえず、起き上がって顔でも洗わないと、意識がはっきりしなそうだ。
    そう思って、ぼんやりしたまま身体を起こそうと手に力を込めると……。

    何か、柔らかな感触を手のひらに感じる。
    その妙に柔らかく、そして温かさもあるものが何なのかと、暗い中を下に目を向けてみると……
    目の前には、浴衣を乱した息子の妻の姿。
    ただ寝相が悪くて浴衣を着崩していた程度であれば、私も驚きはしなかったろう。
    しかし、それにしてはあまりにも不自然な着崩し方……
    それに体勢も、その……まるで……―――――。
  • ◇あらすじ

    都会から遠く離れた、ドがつくほどの田舎には、ぼくのじいちゃんが営む神社がある。
    そこに毎年、ぼくのお姉ちゃんは足を運び、巫女としてじいちゃんのお手伝いをしているらしい。
    そして今年の夏休み。たまたまぼくは、お姉ちゃんと一緒にじいちゃんの家に行くことになったんだ。

    それでいざ行ってみると、待ち受けていたのは多忙な日々。
    あれをやれ、これをやれと、雑用ばかりを押しつけられるハメに……。
    でもじいちゃんからどんなに酷い扱いを受けようとも、ぼくにはお姉ちゃんがいる。

    それに……実家にいるときとは違って、お姉ちゃんと一緒にいることのできる時間が長いから、なんだかんだ言ってもぼくは幸せだった。

    でも、ある日を境にして全てが変わってしまう。

    それはある深夜の出来事。隣で寝ていたはずのお姉ちゃんが、いなくなっていたんだ。
    トイレに行くついでに、それとなくお姉ちゃんを探していると、ぼくはとんでもない光景を目にしてしまう。

    「んっ、んんっ……お願いっ……もう、やめてっ……」

    どこからともなく聞こえてきた女の人の声をたどっていけば、そこには何人もの男に犯されているお姉ちゃんがいた。
    嫌がっているお姉ちゃんを、代わる代わる犯していく男たち。
    その男たちはみんな“風習だから我慢しろ”“厄落としだから仕方ない”なんて言っている。
    でも男たちは楽しそうにお姉ちゃんを犯していて、どう見ても風習とか厄落としだとかは関係なさそうだった。

    そんな光景をみて、ぼくの中でプツンと何かが切れてしまう。
    姉弟だからという理由でずっと隠してきたお姉ちゃんへの恋心が、いよいよ爆発してしまったんだ。

    あんなヤツらでもお姉ちゃんとセックスできるなら、ぼくだって――。

    ◇ヒロイン

    名 前:藤見 茜 (フジミ アカネ)
    サイズ:T170 / B87 / W56 / H86
    比較的おおざっぱな性格。
    弟である“智也”のことが好きなのだが、
    姉弟の関係は越えるべきじゃないと思っている。
    祖父が神主である神社に夏の長期休みで来ている。
    体質のせいか、それとも遺伝のせいか母乳が出る。
    乳首が最も感じる性感帯。

    ※注意
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  • ◇あらすじ

    「やっぱいいよなぁ……“千紗”先輩……」

    「そうかなぁ」

    クラスメイト達がため息と共に窓越しに見ているのは、
    中庭でお弁当を食べているぼくの姉さん“千紗”だ。
    暖かな日差しの中で溢れるような笑みを浮かべて、
    多数の視線を浴びながらもそれを意識せずにいられる姉さん。

    「くっそう……どうして俺はお前じゃないんだろうな……」
    そんなことを言いながら、小突かれる。

    「そんなにぼくが羨ましいんだったら、いっそ代わって
     あげたいぐらいだよ……」

    「お前はまるでわかってないっ!」

    ぼくの不用意な発言に、両サイドから肘が脇腹に入る。
    姉さんの弟であることが、ほんのちょっぴりだけど、
    誇らしかった時期があったんだ。
    だけど、みんなが知らない姉さんの貌(かお)が・・・。

    「ただいま」

    「おかえりー」

    「あう……」

    「ん~~? どうしたのかな? みんなの憧れの姉さん
     に出迎えられて、照れちゃったかなぁ?」

    驚いたぼくを姉さんがニヤニヤして見つめてくる。

    「それじゃ、今日は何をしよっかなぁ……」

    外では決して見せない姉さんの表情。
    この時間が長ければ長いだけ、ろくでもないことを
    言い出すのは確かで。

    でも、この時間がアッという間に過ぎ去るとろくでも
    ないことがおきる時間がすぐにやってくるということで……。
    結局ぼくには姉さんが何を言い出すのか黙って待っているしかない。

    「そうね、いずれにしてもまずは脱いでもらわないとね」

    ◇ヒロイン
    名 前:山村 千紗(ヤマムラ チサ)
    サイズ:T160 / B90(F) / W55 / H90
    “真琴”の姉
    ゆるくふんわりとした外面。
    ――内面は弟“真琴”にするイタズラが大好き。
    外面は作っているもので、家に戻った方が“千紗”の本当の性格。
    その際、少々の口調変化も・・・。
     弟である“真琴”が恥ずかしがる姿が好きで、かわいらしく、
    ついイジメてしまう、少し困ったお姉ちゃん。

    ※注意
    この書籍は、文中に現れる選択肢をタップごとにストーリーが変化する「アドベンチャーゲームブック」を含んでいます。
    選択肢をタップせずにページをめくると表示される警告文を無視して進みますと、
    現在、読んでいるストーリーの文脈とは、関係ない文章が表示されますので、ご注意下さい。
  • ◇あらすじ

    「あ、熱い……こんなに大きくするなんて……」

    「お、お義母さん、なにをっ……ああっ」

    「江美も、慣れない育児で大変でしょうし……これは、ここだけの秘密ですよ?」

    どうしてこうなった!?
    娘をお風呂に入れていて、それを義母の“八重子”さんが手伝いに来てくれて……。

    それだけだったはずなのに、事態はおかしな方向に向かってしまっていた。
    ダメだとわかっているのに、快楽に流されて抵抗することもできない俺。
    やがて、そのまま“八重子”さんの口に――。

    その夜。
    帰ってきた義妹“七海”ちゃんを迎えて、いつも通りの夕食風景。
    “八重子”さんの態度もすっかり普段通り。
    風呂場での件が夢だったのではないかと思えるほどだ。

    “八重子”さんとお義父さんは、初孫の食事を眺めながら眉尻を下げっぱなし。
    もう、可愛くて仕方ないのだろう。
    みんなの意識がそっちに集中している、そのとき……。

    モゾモゾッ――。

    「ん……?」

    なにやら股間に違和感。
    慌てて顔を上げると、向かいに座った“七海”ちゃんと目が合う。

    「えへへ……」

    悪戯っぽい笑みを浮かべる“七海”ちゃん。
    義妹である彼女は、テーブルの下から足を伸ばしてきており……。

    初孫の顔を見せるため、妻の実家に帰省しただけのはずだった。
    だけど、彼女らはそう思ってなかったらしい。
    いったい、俺はどうなってしまうのだろうか……。

    ◇ヒロイン

    名 前:二ノ瀬 八重子 (ニノセ ヤエコ)
    サイズ:T158 / B95(G) / W60 / H96

    ※注意
    この書籍は、文中に現れる選択肢をタップごとにストーリーが変化する「アドベンチャーゲームブック」を含んでいます。
    選択肢をタップせずにページをめくると表示される警告文を無視して進みますと、
    現在、読んでいるストーリーの文脈とは、関係ない文章が表示されますので、ご注意下さい。

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