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『文芸・小説、団鬼六、配信予定を除く、0~10冊、雑誌を除く』の電子書籍一覧

1 ~45件目/全45件

  • 「ああ、沙織は、一体、どうすればいいのっ」、誘拐、凌辱、緊縛……美しき社長夫人が禁断の悦びにすすり泣く。

    不動産会社社長の南原耕作には、誰にも言えない悩みがあった。
    30以上も歳の離れた後妻・沙織から、3か月ものあいだ寝室を共にすることを拒まれているのだ。
    沙織がイタリーの富豪と不貞関係にあることを知り、嫉妬にかられた南原は、部下の津村に極秘の指令を下す。
    ――沙織を誘拐、凌辱せよ。津村はサディスト仲間の田村が所有するマンションに沙織夫人を連れ込むが、彼女はイタリー人の愛人から手ほどきを受けた、本格的なマゾヒストだった。
    縛り上げられ、2人の男にとことん嬲られながら、屈辱感と被虐性の揉み抜かれるような陶酔感に溺れてゆく沙織。
    一方、日本人離れした肉体と、気品ある美貌を備えたマゾヒスト沙織に強い執着を覚えるようになった津村は……。
    美しい令夫人への厳しい責めと、その転落を描き、谷ナオミ主演で映画化もされた団鬼六の代表作。

    著者・団鬼六に師事、季刊官能文芸誌「悦」の創刊編集長を務めた松村由貴による解説つき。
  • 絶世の美人女優・田村景子が二匹の飢えた獣たちに誘拐され、人里離れた山荘に監禁される。景子は輪姦された上に緊縛、淫具、浣腸責めといたぶりぬかれるのだが・・・・・・。

    プロカメラマンの沢村和雄は、かつてのアシスタントだった吉田昌作に抜き去られ、SM雑誌の専属カメラマンに成り下がっていた。さらに吉田は今をときめく絶世の美人女優・田村景子との結婚まで発表していた。すべてを吉田の陰謀だと信じて疑わない沢村は、腐りきっていた。そんな時、一人の若い緊縛師・木原を紹介されて意気投合。そして木原の友人の妹である女子校生を拉致し、凌辱の限りを尽くすことに協力してしまう。「凌辱写真を撮ってあるから大丈夫」という木原の目論見は外れ、2人は警察から追われる身となっていることを知る。そこで破れかぶれになった沢村は吉田への復讐として婚約者である景子を拉致・監禁して凌辱の限りを尽くし、その一部始終を吉田に送り付けてやることで復讐を果たすことを思いつく。作戦はまんまと成功し、2人は景子を人里離れた山荘へと監禁した。嫌がる景子に無理やり口唇奉仕をさせた挙句、代わる代わるレイプ。それだけでは飽き足らずに、緊縛、剃毛、淫具責め、浣腸責めと続けていくうちに、景子も断続的な悲鳴を上げながらも、酔いしれていくようだった。「許して・・・・・・」と昂った声を張り上げながらも体から衝き上げて来るものに耐えられなくなったように、景子は狂おしい身悶えを示しだすようになっていくのだった。表題作をはじめ、全三篇を収録!
  • 父の仇討ちの旅に出た城下一の美人姉妹だったが、本懐を目前にこともあろうに仇に捕まってしまう。そして陵辱の限りを受けるのだが・・・・・・。

    江戸から明治に世の中が変わっていくところ、伊豆・長岡の荒れ寺に坊主のふりをして住み込んだ半次郎が、有料の世相講釈で、村人や山賊の人気を博していた。会津出身で、若松城が落ちてから流れてきたのだが、実は官軍との戦の中で、指揮官と主を仲間の甚八と共謀して殺害していた。勝てぬ戦を前にしてふたりの首を官軍に差し出し、褒美を得ようとしたのだ。が、主を裏切ったふたりは武士の風上にもおけないと官軍からも追われる。ケンカ別れのあと三島の女郎屋に身を潜めていた甚八から、久しぶりの連絡が入る。殺した主の妻の志乃とその妹美雪、指揮官の息子の梅三郎が仇討ちのために、近くまで来ているというのだ。志乃は会津白菊隊の隊長だった。討ち死にしたと思っていたが、生き延びていた。白菊隊の隊員だった美雪ともども、腕がたつ。そこで甚八たちは山賊に助っ人を求め、三人を待ち構えるのだった。ところが、本懐を前に、志乃、美雪らは半次郎たちに捕まってしまう。そして陵辱の日々が始まる。心では嫌悪しているものの、次第に身体は正直に反応していく。甚八に犯されながらも、志乃は熱病に冒されたように全身をぶるぶると震わせる。そして、甚八が鋭くうめいて射精する。志乃は熱い男の体液が激しい勢いで自分の体内に放出されたことを知覚すると大きくうなじをのけぞらせるのであった。
  • 老舗の料亭「松風」を女手ひとつで切り盛りする二十七歳の妖艶な女将・絹代。夫がつくった莫大な借金のため、絹代は三人の悪徳金融業者に自ら身を晒し、その肉体に縄をかけられ嗜虐の罠にはまって行く。男勝りな絹代の妹までをも巻き込んで、“地獄屋敷”で百花繚乱に咲き誇るSM的官能の世界。単行本未収録だった幻の最終六話分を加えた完全版。
  • 財界・社交界で有名な絶世の美女・静子が、義理の娘とともにズベ公グループに誘拐された。そこで彼女を待っていたのは屈辱的な調教の数々だった……。
    執拗な秘所責め、親娘緊縛ショー、奈落の底に落ちた静子は、絶望とは裏腹に被虐の快楽に目覚め、妖艶さを増していく。

    官能大河小説『花と蛇』シリーズ10巻分を1冊にまとめた、電子書籍限定豪華完結セット。
  • 気高い美しさをたたえる人妻・紗織。彼女は夫がホモであることを口実に、フランス人や医者相手に、奔放な日々を送っていた。そんなある日、ハンサムな津山という男と出会い、関係を持つ。この情事を契機に津山は紗織に「セックス奴隷」としての調教を始める。しかし、それは紗織を陥れるために、ある人物が仕掛けた巧妙な罠だった……。
  • 新たな獲物が毒牙にかかった。生花家元の一人娘で京美人の誉れ高い、十九歳の美沙江と、後援者で三十一歳になる珠江夫人。二人は静子夫人の名をかたったズべ公たちに拉致されたのだ。美沙江を待っていたのは、“人間花瓶”と称した凄惨な調教。汚れなき乙女は色魔たちの手で、女の悦びを教えられ……。どこまでも広がる調教ワールド、第八弾。
  • 端整な面立ち、二重瞼の大きな目、滴るばかりの艶かしさ……。財界の大立者、遠山隆義の後妻で、二十六歳になる美貌の静子が、義理の娘とともにズベ公グループに誘拐された。彼女を待っていたのは、鬼畜たちによる想像を絶した調教の数々だった。裏切り、絶望、凄惨な責め苦……。団鬼六文学の最高傑作にして官能小説の金字塔、シリーズ第一巻。
  • 縞柄の着物に黒の丸帯、形よく巻き上げられた艶やかな髪、そして珊瑚の簪。ぞっとするほど美しい女賭博師・つばめ返しのお柳は、一宿一飯の義理のため、敵の陣営、上州のひなびた温泉街に乗り込んだ。そこで待ち受ける想像を絶する屈辱の罠!??むごい仕打ちに耐えながらも、いつしか快楽の華を咲かせる女渡世人の姿を哀切こめて描き出す。
  • 596(税込)
    著:
    団鬼六
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    「助教授夫人の女性自身を観察したいんだ。さ、奥さん、あんよを大きく開きな」大学助教授の夫を持ち、誰もがうらやむ美貌の藤枝が、夫の浮気相手の女子大生が差し向けたチンピラたちに嬲られる。バイブ、浣腸、レズとエスカレートする責めに、藤枝の高いプライドはうち砕かれ、いつしか官能の虜と化す……。残虐小説の傑作。
  • 「小夜子さん、堪忍して。私は鬼になってしまったの……」舞踊界では美貌の師弟と絶賛された静子夫人と弟子の小夜子。だが今では、調教師・鬼源に仕込まれた静子が、小夜子を叱咤しながら調教している。女の体を駆使しての書の稽古、バナナ切り、卵割り……と師弟による羞恥地獄は、永遠に続く! すべてのモラルを破壊する大長編第六弾!
  • 「生き抜く方法はただひとつ。男たちの言うとおりに慰みものになるだけです」色地獄で嬲りものにされている静子夫人は、同じく美貌の若妻・珠江の調教で変わり果てた肢体に啼泣を洩らす。一方、探偵の京子は、妹の美津子とともに、哀しい姉妹ショーに向けての特訓が始まった……。不朽の官能大河小説、いよいよクライマックスへ。
  • 気高い深窓の令夫人・静子は悪魔たちに新たな羞恥責めを強いられる。それは義理の娘との母娘緊縛ショーだった。絶望のどん底に響く、美女二人の慟哭。一方、探偵・京子の妹・美津子と、恋人の文夫は、ズベ公たちの面前で、初めての肉体関係を結ばされて……。もはや、鬼畜たちからは逃れられない! どこまでもエスカレートする、官能超特急第三弾!
  • 深窓の令嬢らしく艶めかしく光る黒髪、象牙のような首筋……。ズべ公たちの手に堕ちた可憐な小夜子は、静子夫人の日本舞踊の弟子だった。処女の肉体を無慈悲な責め苦によって奪われた挙げ句、あらぬ姿を撮られた写真を同級生全員に送りつけられた。生き地獄の苦しみを味わう小夜子だが、それはまだ序章だった。快楽の本質を衝く、シリーズ第五弾!
  • 豊満な乳房、なめらかな雪肌、吸い込まれそうな瞳……。絶望の淵で永遠に責められる静子夫人の肉体は、気持ちとは裏腹に妖艶さが増すばかり。生き抜くために静子は積極的に快楽を求め始めるが、サドの医師によって人工授精を施される。それは新たな悪魔の計画の幕開けだった。戦後日本最大の問題作が、執筆から三十年の時を経て、ついに完結!
  • 緊縛、浣腸、剃毛……。義理の娘とともに、ズベ公たちによって性の奴隷として屈辱的な調教を受ける静子夫人。救出に来た探偵の京子も嬲られたうえ、妹の女高生・美津子までが捕らえられた。奈落の底に落ちた女たちに、容赦なく襲いかかる餓狼たち。やがて、美津子の恋人とその姉が新たな餌食に……。人間の欲望の根源を活写した、驚異の官能小説。
  • 「いけないわ、どんどん気持ちが良くなってしまう……」 “秘密ショー”のスターになるための残忍無比な調教を受ける美貌の女探偵・京子と静子夫人。執拗な秘所責めに、ついに肉体が屈伏、二人は被虐の快楽に目覚めていく。一方、京子の妹は、ズベ公たちに、恋人への口唇奉仕を命じられ……。美女の緊縛裸身が痛ましい、大長編官能小説第四弾!
  • 昭和十八年。戦地へ赴く船の中で、一等兵の青木は自らの夢想を、何の気なしに戦友の相田に語る。それは自分が運転手として働いていた子爵の家の夫人・美紀を淫靡残忍に責めさいなむこと。戦後、青木と相田は闇市で偶然再会し、あの夢想を実現化させようと企む……。官能文学の巨匠である著者が自ら最高傑作と言い切る幻の小説、待望の電子書籍化!
  • 乳色の艶々しい光沢を帯びた元子爵夫人・美紀の裸身と、華奢で象牙色に輝くその令嬢・由美子の裸身が寄り添うように共に嗚咽にむせび泣く……。ヤクザ組織・北風会の陰謀により、新宿の淫売窟・紅バラ御殿で、最下層の女として磨きをかけられてゆく母と娘。地獄のような調教がしだいに二人を被虐の快楽に目覚めさせていく!
  • 「やめてっ、先生にそんな乱暴するの……」。不良の巣窟となっている男子高に美人で気の強い二十七歳の女教師が赴任してきた。早速、不良グループの撲滅をはかるが、一味の罠に堕ち、犯されるはめに。しかし教え子になぶられるうち、被虐の妖しい悦びに火がつく……。美人教師が牝奴隷に転落していくまでの背徳の性宴を活写した官能学園小説の最高峰。
  • 627(税込)

    「ああ、許して。死ぬほど恥ずかしい……」。雪白の肌、熟れきった肉体、芸能界一の清純派女優・江原八千代が、SMマニアで八千代のファンの会社員・北川らに誘拐された。山奥の別荘に監禁された八千代は、剃毛、浣腸と様々にいたぶられ……。悪魔の館で繰り広げられる秘密の宴。男の欲望のすべてを活写した調教小説の傑作。
  • 「後生です。ひと思いに殺して……」凄惨ないたぶりで、汚れなき麗身を凌辱された小夜子への責め苦はまだ終わらない。自らの淫らな声を録音されたテープを、恋人の元へ送られてしまった。諦観の果て、性の奴隷へと変貌した小夜子。ズべ公たちの面前で弟とともに、禁断の「姉弟ショー」を強いられ……。狂気の性宴を綴る、シリーズ第七弾!
  • 情感のある瓜実顔に気高いばかりの美しさを湛えた元子爵夫人・美紀は、彼女を売春婦に仕立てようと企む青木たち、ヤクザ組織の術中にはまる。美紀を助けるため、彼女の娘の女子学生・由美子を連れて逃げた相田も敵の罠に落ちた。店開きを控えた高級遊廓・紅バラ御殿の看板スターにされた美貌の母娘は想像を超えた嗜虐地獄への階段を下っていく!
  • この地獄の中で生き抜くには、淫虐ないたぶりを、被虐性の快楽として受け入れることのできる女になり切らねばならない。絶世の美女、元子爵夫人・美紀とその令嬢・由美子は、ヤクザたちによる淫靡残忍な調教のすえに、羞恥の炎に焼き尽くされ、共に悪魔の種を植えつけられる! 『花と蛇』と双璧をなす団鬼六の代表傑作、堂々の完結篇!
  • 美しさと淫乱さを合わせ持つ人妻・紗織は、類まれな性技でプレイボーイの津山を操っていた。ある日、二人は精神病をよそおい駆け落ちを敢行。だが、精神科医によって、治療と称していたぶられてしまう。やがて夫も加わった、さらなる責め苦を受ける紗織の表情は、いつしか悦びに変わり……。男たちに弄ばれる人妻が辿る哀れな末路は!?
  • 678(税込)

    日本人離れした肢体と真っ白な肌、清楚な面立ちの志津子は二十五歳の社長秘書。社長の御曹司との結婚も目前だ。しかしある日、横恋慕した同僚の小泉らによって、志津子は誘拐され、緊縛、浣腸と凌辱の限りを尽くされる。男たちの荒々しい本能のままに犯されていく志津子だが、密やかな被虐の炎が開花して……。巨匠が放つ性奴隷小説の決定版。
  • 「何をそのようにうろたえているのです。もう腰が抜けて、磔にかけた女を槍で突く元気もなくなったのですか」。処刑の刻、お蘭は妖しい悩ましさをもつ優美な裸身を激しく揺さぶり、大声で言い放った--。責め苦の果てに現れる女体美の究極の姿を鮮やかに描き尽くす、その意外な結末とは? 暗黒文学の最高峰にして、団鬼六世界の総決算。
  • 緊縛された女体美に魅かれ、生涯責め絵師として生きた伊藤晴雨。晴雨が惚れきった島田髷の似合う美少女・兼代(お葉)は、美人画で知られる竹久夢二と恋に落ちてしまう。愛人を奪い取り、お葉によって才能を開花させた夢二に、晴雨は嫉妬で身を焦がしてゆく--。妖しい雰囲気に満ちた大正時代を背景に、外道たちが織りなす変態絵巻。
  • 出張先での轢き逃げをネタにゆすられたエリート会社員西川耕二は、被害者の夫源造に愛妻雅子を渡してしまう。源造に犯され、白黒ショーの調教を受ける雅子。剃毛・浣腸と凌辱の極限の中、いつか官能の疼きが全身を貫く。耕二も労働意欲を失い、会社も辞め、源造の下へ夫婦奴隷として連れ込まれるのだった。併せて傑作耽美小説「蛇の穴」を収録。
  • 二重瞼の大きな瞳、繊細な顔立ち、硬質陶器の冷たさを感じさせる引き締まった躰??新人新聞記者・西川久美子の官能的な美しさの前で、男たちは思わず息をのんだ。彼女が執念を燃やしたのは、「崇徳教」という邪教の実態を暴くことだった。この教団の秘密とは、そして彼女の隠された過去とは何か?久美子を待ち受ける想像を絶する目眩く性の宴。
  • 605(税込)

    「あなた、こんな嫌らしい私を許して…」二十八歳の人妻・園江は、男なら誰もが振り返る美貌の持ち主。性には奥手だったが、温泉街で知り合った男・辰夫に、一夜限りの遊びのつもりで、体を許す。しかし、その情事で、男になぶられる悦びを教えられて…。貞淑な人妻が妖艶な奴隷に飼育されていく様を、匂い立つ筆致で描く、調教官能小説の金字塔。
  • 屈辱に顔を歪ませ身悶えする美女の緊縛図を描いた変態画家・伊藤晴雨。股間の肉棒を衆人の目に晒され泣き濡れる人気女形や、脳梅毒と癌に苦しみながら天井に吊られる狂妻、全裸で人の字型に縛られつつも被虐の快感に浸るマゾの女性--。大正のエログロナンセンス時代、晴雨が一心に写生する中で見た、凌辱と狂乱の果てとは?連作小説の傑作。
  • 「いや、恥ずかしい。死んでしまいたい……」生活のために、映画出演に応じた美人女子大生。しかし、撮影と称して連れ込まれたのは、大金持ちが隠し持つ地下牢だった……。檻の中で嬲り嬲られる嗜虐の宴を活写した「女学生」を始め、不良高校生に逆恨みされ、山荘で緊縛される気高い女教師を描く「赤い復讐」など、官能文学の極限に挑む四編を収録。
  • 寿司屋の店員田村三郎は、鬱屈した毎日を唯一SM雑誌で紛らしていた。ある日電話の混線で不動産会社社長夫人・滝川美貴子の不倫を知る。隣室のSMクラブ嬢・相沢久美子の協力で夫人を脅迫、監禁・緊縛・浣腸と凌辱の限りを尽くす。卑劣な野獣の奴隷となった夫人は、屈辱の姿態と行為を撮影され、それをネタにさらにゆすられ続けるのだった。
  • 鍛えられたしなやかな身体をもつ無双流の女剣士・お蘭と、雪白の肌の華奢な妹・雪路。親の仇・源八郎を討つためにふたりは旅立つが、源八郎をはじめとするやくざたちの卑怯な罠にはまり捕らわれの身になってしまう。いたぶられ、辱めを受け、いつしか美貌の姉妹の惨めさは陶酔に変わる--。幻のSM時代小説の最高峰。
  • 757(税込)

    「私は奴隷です。お好きに調教して下さい」何者かに誘拐された、華道の家元で国民的美女の静代が、人知れぬ地下室で、男たちから嬲られている。やがて、SM雑誌が静代の全裸写真を掲載。誘拐は編集長の新藤が雑誌増売のために、SM小説家の鬼塚と企てたのだった。緊縛、浣腸と絶望の淵での非道な拷問が終わりなく続く、残酷官能小説の大絵巻。
  • 「もう私、何をされたってかまわないわ。もっと淫らにして!」切れ長の目と気品と情感が漂う白い肌を持つ大学教授夫人の緋沙。女盛りの彼女は、肉体を持て余し、夫のかつての教え子の和雄と浮気をする。類まれな性技で和雄を肉欲の虜とするが、実は夫人にはマゾヒズムという隠れた性癖があった。人妻の色香が濃厚に漂う被虐官能小説の名作!
  • 男への復讐のために女達が女をおとしめる表題作『鞭と薔薇』を含む鬼才団鬼六の短編集。

    「嫌っ、嫌ですっ」
    百合子は半泣きになって叫んだ。
    女達二人が無理に二肢を割り裂こうとして力を入れて左右にたぐり始めると、片意地になって腿を重ね合わせ、
    「あなた達みたいな下劣な女達に、嫌よ、絶対に嫌っ」
    と、泣きわめいたが、五郎も手をかして、忽ち、百合子の優美な二肢は反り返ったようにキリキリと左右へ割り裂かれていったのだ。
    「フフフ、もういくらあがいたって無駄よ」
    男への復讐のために女達が女をおとしめる表題作『鞭と薔薇』を含む鬼才団鬼六の短編集。

    ■目次
    鞭と薔薇
    女郎蜘蛛
    赤い人質
    人身御供
    エッセイ 鬼六色ざんげ(女学生挽歌、名器珍談)
  • 暴虐と官能が渦巻く芸能界を描いた鬼才団鬼六の怪作!

    「先生にこの二人の写真を撮って頂きたいのですよ」
    一般には表に出せない特殊な写真を現像するDP屋の耕造。
    流行歌手の緊縛姿などのSM写真の現像を芸能プロの社長、津村から次々と引き受ける日々を送っていた。
    そんなある日、津村のマンションに呼び出された耕造の前で、一組の男女が両手をロープで鴨居の棧につながれ、爪先立ちになっていた。
    男はテレビタレント、女は若い層の間で人気が出てきたといわれている女性歌手だった。
    「こいつ達はね、よその芸能プロへ鞍がえをしようとしたんです。これから少々、この二人にヤキを入れますが、その前にこいつらのヌード写真をばっちり撮っておいて下さい」
    二度と裏切り行為をさせないためにこのテレビタレントのヌード写真を撮っておくのだと津村は耕造にいうのだった。
    暴虐と官能が渦巻く芸能界を描いた鬼才団鬼六の怪作が電子書籍で登場。
  • 550(税込)
    著:
    団鬼六
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    サディストの愛人と、マゾヒストの夫を同時に愉しませる女。SM愛好者の精神科医たちの前で、排泄行為をさらす美人女将。商店街のSM寸劇に自ら主演し、剃毛されて悦びの声をあげるスナック・ママ……。ひとの心に封じられた「禁じられた悦び」に目覚め、淫靡な世界に耽溺する人々を描く異色の短編集。
  • 「バナナを切らせる前によく御覧になって。ね、静子は上つき、それとも下つき、ねえ、よく見て」浪江が生暖かい漆黒の繊毛を浮き立たせるばかりに腰部を突き出すと、男たちはむしろ、圧倒された気分になり、いっせいに生唾を呑み込んだ。
  • 上下に縄をからませている形のいい乳房を中島が柔らかく揉み始めると、次第に移行して、可愛い臍に接吻を注ぎかけ、右手を小夜子の羞恥の中心へと優しくいざなっていった。小夜子は、優雅な身悶えと甘い啼泣を洩らした。二人の男になぶられるという嫌悪感と、被虐的な陶酔が混じり合い、得体の知れぬ快美感がこみ上がってくる。
  • 銀行員の美代子はすすり上げながら耕平の縞柄のパンツのゴム紐に震える指先をからめ出した。ギャングに拳銃で脅迫されているのだから仕方がないが、不覚にも耕平は美代子の指先がそこに触れただけで下腹部がジーンとうずき出し、股間の肉塊が怒張し始めたのに気がついた。
  • 「やめてっ、ああ嫌ですっ、そこは嫌っ」「何だ、嫌だ嫌だとぬかしながら、もうこんなになっちゃってるじゃないか」「そ、そんな、やめてっ」秋子のつんざくような悲鳴はもう聞こえず、押し殺したような熱っぽい喘ぎが流れてくる。その状況を想像すると、江梨子の体内は妙に燃えてくるのだ。
  • 愛人への復讐のため、その妻・秋子を男達と誘拐、陵辱する江梨子(『肉の輪舞』)。自暴自棄になった男達に拉致され屈辱的な行為を受けるうちに思いもよらぬ快感を覚え始めた美しき女優・小夜子(『あの女優を犯せ』)。甘美な屈辱に身を任せる女達の姿を描いた団鬼六珠玉の短編集。

一般館に書籍が 15 件あります。

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