『ミステリー・推理・サスペンス、アデュルト社、0~10冊、雑誌を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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茜は三年前、ひとり娘の浩美を連れて、再婚した。新婚の頃は皆で食卓を囲み、幸福な日々を送っていたが、夫の浮気によって家庭は徐々に崩壊していく。孤独と不安な日々を送るうちに、茜は夫の連れ子の孝之に誘惑され、体を許してしまう。罪悪と快楽の間で揺れるうち、あろうことか、娘の浩美が、夫と情事に耽っていることが発覚する。ひとつの家庭に交錯する、禁断の愛とめくるめく官能。彼らの果てに、何が待っているのか。
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プール監視員のアルバイト大学生・稜は溺れて意識を失った女性を救助した。控室でマウストゥーマウスの人工呼吸をするうちに、むらむらとした感情に揺さぶられる。意識を失っていることをいいことにみだらな行為に及ぶ。気が付いた女性は激しく抗議をするが、幸い訴えられることはなかった。
稜にはまだ見ぬ姉がいた。姉からはたびたび会いたいという手紙が来る。偶然にもその姉が救助した女性・水世とわかる。救助した時の思いが忘れられず、稜は水世と関係を持とうとする。姉と弟、禁断の性愛は淫靡な熱を持って深く激しく突き進んでいく。潤み,蕩ける官能小説。 -
男と女が深い仲になり、壊れていく臨場感と面白さをギュッと詰め込んだ、丸茂ジュン渾身の作。
妻子がありながらも、常に純粋な愛を求めている鉄平は、出版社のやり手専属記者の美加を追いかけ、同時に、美加の姉で既婚の真知子にも真剣に手を出す。
妻の奈穂子は、家を出た夫の鉄平を、離婚せずに歯を食いしばって待ち続ける……。
男の身勝手さと、振り回される女の哀しみと狡さと哀しみを、それぞれの立場と視点から描ききった! -
美貌の叔母志奈子が離婚したことで、志奈子の兄の家で、一人娘の奈緒美を預かることになった。
一人息子で大学生の譲治は、思ってもみなかった女子高生との共同生活で、毎日がワクワクの連続になるはずだった。
ところが、現実は甘くない。
奈緒美に無視されつづけてしまい、妄想を現実にすることを諦めた。
しかし、そんなつまらない毎日が、急変する。
奈緒美が急接近してきた。そして、叔母の志奈子とも、深い関係になっていく。
母娘のふたりと味わう官能の数々。譲治はとろけるような日々を送るが……。 -
――耀司の世界には、おっぱいがあった。――この刺激的な書きだしから、妖しい世界ははじまる。さらに、――顔を埋めればぬくぬくと温かく、ほのかに甘い肌の匂いと、柔らかな肉のたわみに鼻を塞がれ、息苦しくさせられる。それでも、いつまでもしがみつき、顔を寄せていたい、そんなおっぱいが。――六歳だった耀司を残して家を出た母の記憶は、たわわに実るおっぱいだったのだ。大人になっても、母の残照としてのおっぱいを求め、そして苦しむ耀司。おっぱいとともに育っていく無垢な男の淫らで逞しい成長譚。
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親しい者は、普段何事もなければ、互いの性を意識することなく生活を送る。
だがいったん何かのきっかけ――それは事故やアクシデント、嫉妬心など――によって、異性として意識した途端、近親の者は異性となり、愛と欲の対象となる。
本書では、いくつもの近親の禁断の関係を描いている。
いずれの性愛も、激しく淫靡でありながら清冽だ。 -
白百合銀行登戸支店の渉外係長の鈴木昇は、無類の女好き。
下半身に人格なし、を自認しているだけあって、銀行の仕事で会う女性たちとのセックスを常に想像する、いわば、性の猛者である。
家庭では一男三女をもうけ、きわめて平和ながら性欲は旺盛で、それはアルコールが入ると、手がつけられないほどになってしまう。
新規に口座を開設した女性、取引している果物店の娘、結婚披露宴会場で出会ったフランス人女性、会社の慰安旅行先の温泉宿にやってきた芸者などなど。
手当たり次第に口説きまくり成功する、男の夢を叶えた痛快官能短編連作集。
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