『官能小説、アデュルト社、501円~800円(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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女子大生の百合子は、真面目な帰国子女。そんな百合子の真面目さと語学力を頼りにしていたのが、学業をおろそかにしていた志穂だった。
志穂のおかけで東京での夜遊びを、百合子は少しずつ経験していく。
そんな折、志穂が怪しげな人物を紹介するという。彼は、六本木にビルを所有し、自分のためだけにコックを雇い入れているという謎の人物だった。
彼のビルに入ると、志穂は奴隷に、百合子は女王様に指名された。
これは座興なのか、それとも本気なのか。
百合子は追い込まれ、女王様としてムチを振るうが……。
穢れをしらない純真女子大生の、女王様としての成長物語としても秀逸。 -
男と女が深い仲になり、壊れていく臨場感と面白さをギュッと詰め込んだ、丸茂ジュン渾身の作。
妻子がありながらも、常に純粋な愛を求めている鉄平は、出版社のやり手専属記者の美加を追いかけ、同時に、美加の姉で既婚の真知子にも真剣に手を出す。
妻の奈穂子は、家を出た夫の鉄平を、離婚せずに歯を食いしばって待ち続ける……。
男の身勝手さと、振り回される女の哀しみと狡さと哀しみを、それぞれの立場と視点から描ききった! -
プール監視員のアルバイト大学生・稜は溺れて意識を失った女性を救助した。控室でマウストゥーマウスの人工呼吸をするうちに、むらむらとした感情に揺さぶられる。意識を失っていることをいいことにみだらな行為に及ぶ。気が付いた女性は激しく抗議をするが、幸い訴えられることはなかった。
稜にはまだ見ぬ姉がいた。姉からはたびたび会いたいという手紙が来る。偶然にもその姉が救助した女性・水世とわかる。救助した時の思いが忘れられず、稜は水世と関係を持とうとする。姉と弟、禁断の性愛は淫靡な熱を持って深く激しく突き進んでいく。潤み,蕩ける官能小説。 -
「歌って踊れるミュージカルスターをめざす」。幼少のころからそう固く決めていた有紀子。
芸能界のトップに上り詰めていく過程で、彼女の肉体を多くの男が通り過ぎていく。
初体験は、地元にできた音楽専門学院に通っていた中学二年生の時。同じ学院に通う、大学生だった。
その後、所属したプロダクション社長、歌手仲間、カメラマン、映画監督などと深い関係を結ぶことで、のしあがっていく。
いつしか有紀子は、自分の体が売り物になり、芸能人として武器になることを自覚する。
魅惑の肉体を使い、男を篭絡し夢中にさせ、ステップアップの道具にしていった。
そしてスターとなった後は、最後の男と決めた年下のダンサーと激しい情事にふけり、そして結婚する……。
スキャンダルにまみれたスターの、愛と性の激しい生き方をエロチックに生き生きと描ききった力作! -
女子大生の奈緒美は、学業そっちのけで、売れないカメラマンの恋人に貢ぐために、ノーパン喫茶などの風俗アルバイトに精をだしていた。
バカな女子大生はもっと稼ぐために愛人バンクに登録。紹介されたのが、地位も金もある経理士の男だった。
だがこの男こそ、悪魔のようなハードSだったのだ。
奈緒美は、縛られ、鞭を打たれ、監禁され、ハードマゾとして調教されていくことになる。
はたして奈緒美は、流されるまま甘美なSMの世界に堕ちていくのか。
それとも、自分にとっての真の快楽を見つけ、与えられた快楽の監禁から抜け出すのか──。 -
白百合銀行登戸支店の渉外係長の鈴木昇は、無類の女好き。
下半身に人格なし、を自認しているだけあって、銀行の仕事で会う女性たちとのセックスを常に想像する、いわば、性の猛者である。
家庭では一男三女をもうけ、きわめて平和ながら性欲は旺盛で、それはアルコールが入ると、手がつけられないほどになってしまう。
新規に口座を開設した女性、取引している果物店の娘、結婚披露宴会場で出会ったフランス人女性、会社の慰安旅行先の温泉宿にやってきた芸者などなど。
手当たり次第に口説きまくり成功する、男の夢を叶えた痛快官能短編連作集。 -
新婚にもかかわらず、なぜか、新妻・水菜子に夫婦の営みを拒まれつづける夫・竜二。
無理強いしても不思議ではないくらいになのに、やさしい竜二は我慢をつづける。
どうにもできないモヤモヤが鬱積する中、竜二の欲望は妻の妹でセーラー服が似合う高校生・加菜絵に向かう。
抑えられた新妻の欲望と、吐き出したい夫の欲望が絡み合い、そこに、義母の妖しい思惑と女子高生の好奇心が加わる。
個々が抱える欲望が、家族も個人も複雑にしていく。 -
アダルトビデオの監督として、女優・黒木香とともに時代の寵児となった村西とおる。
福島の高校を卒業後上京、バーテン、英語教材のセールス、ゲーム機器のレンタル、そしてビニ本販売などを経てアダルトビデオ=AV監へ。
自らが女優ときわどい会話をしながらファックするという独自の制作方法が話題となり、影の存在だったAVやAV監督が一般に認知される。
そんな村西とおるの女優たちとのエピソード、そして盛衰を、女性官能作家のパイオニア的存在である丸茂ジュンが迫った良質なドキュメント――。 -
茜は三年前、ひとり娘の浩美を連れて、再婚した。新婚の頃は皆で食卓を囲み、幸福な日々を送っていたが、夫の浮気によって家庭は徐々に崩壊していく。孤独と不安な日々を送るうちに、茜は夫の連れ子の孝之に誘惑され、体を許してしまう。罪悪と快楽の間で揺れるうち、あろうことか、娘の浩美が、夫と情事に耽っていることが発覚する。ひとつの家庭に交錯する、禁断の愛とめくるめく官能。彼らの果てに、何が待っているのか。
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男と女を結ぶ縁が転がりだすと、性欲の縁も動きだす──。
父から受け継いだ洋食屋を、原価を無視し食材費にかけすぎたために潰した逸夫は、父の味のファンだったフードライターの沢味涼子に声をかけられた。
彼女が誘ったきたのは、クライアントの部屋で食事をつくるケータリングの仕事だった。
渋々はじめた仕事先で待っていたのは、性欲をもてあましている人妻だ。
次の仕事先のマンションでは、数十人が全裸になって求め合う妖しげな会場だった。
女性経験の少なかった逸夫は、五感すべてで女体を味わい、腕のいい料理人らしく欲望をあらわにしていった。 -
親しい者は、普段何事もなければ、互いの性を意識することなく生活を送る。
だがいったん何かのきっかけ――それは事故やアクシデント、嫉妬心など――によって、異性として意識した途端、近親の者は異性となり、愛と欲の対象となる。
本書では、いくつもの近親の禁断の関係を描いている。
いずれの性愛も、激しく淫靡でありながら清冽だ。 -
脳外科の名医として名が知られるようになってきた加瀬谷修司は、手術をすればするほど性欲が膨らんでくる男だ。
妻がありながら、勤務している総合病院の美人看護師を愛人にし、執刀した患者の美人妻を誘ってしまう。
のめりこんだ名医は、院内の患者向け相談室で挑みかかり、屋上でも男の欲をぶちまける。
惑乱された名医は、それでも満足しない。
はたして名医の欲望の果てはどこにあるのか……。 -
美貌の叔母志奈子が離婚したことで、志奈子の兄の家で、一人娘の奈緒美を預かることになった。
一人息子で大学生の譲治は、思ってもみなかった女子高生との共同生活で、毎日がワクワクの連続になるはずだった。
ところが、現実は甘くない。
奈緒美に無視されつづけてしまい、妄想を現実にすることを諦めた。
しかし、そんなつまらない毎日が、急変する。
奈緒美が急接近してきた。そして、叔母の志奈子とも、深い関係になっていく。
母娘のふたりと味わう官能の数々。譲治はとろけるような日々を送るが……。 -
――耀司の世界には、おっぱいがあった。――この刺激的な書きだしから、妖しい世界ははじまる。さらに、――顔を埋めればぬくぬくと温かく、ほのかに甘い肌の匂いと、柔らかな肉のたわみに鼻を塞がれ、息苦しくさせられる。それでも、いつまでもしがみつき、顔を寄せていたい、そんなおっぱいが。――六歳だった耀司を残して家を出た母の記憶は、たわわに実るおっぱいだったのだ。大人になっても、母の残照としてのおっぱいを求め、そして苦しむ耀司。おっぱいとともに育っていく無垢な男の淫らで逞しい成長譚。
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楠木雅人45歳。無尽蔵の性欲と巨大な一物の持ち主で、総社員数1万1000人を誇る建設業大手の本社秘書課長。
家では、女ばかり五人の子どもと奥さんに囲まれ肩身の狭い思いをしているが、会社では性欲を武器に、着々と地歩を固めていた。
本社の美人受付嬢をたらしこみ、大株主になっている銀行の副頭取の奥方を口説き落とす。
豊乳の若い女子社員を味方につけ、やりての熟女支社長をものにする。
楠木の野望はとどまることを知らず、専務の姪を手なずけ、社長が囲う愛人にまで触手を伸ばす。
楠木はいったいどこに向かっているのか……。 -
夫を事故で亡くしたばかりの永久博美は、悲嘆にくれていたが、今後の生活をどうするかを考られるまでになってきた。
手を差し伸べたのは、義父で書道連盟の専務理事の永久大造だった。息子の嫁なのだから、行く末を見守るのは当然といいながら、美貌の義娘をひとりの女として見ていた。
さらに、夫の弟の和彦までもが、義姉の博美を狙っていた。
博美は亡き夫に尽くし、貞操を守れるのか。
未亡人の揺れる心と欲望を描ききった官能長編。
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