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『官能小説、逢見るい、1円~100円(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~9件目/全9件

  • 110(税込)
    著:
    逢見るい
    イラスト:
    小玉英章
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    25歳の時、わたしは先代のオーナーから譲り受けて、川崎駅近くにある小さなショットバーの店長になった。同い年だった彼女はすでにその店の常連客だった。華奢で背が高く地黒で、決して愛想がよくないわたし。淡い色のひらひらした服を着て、白くむちっとした男好きしそうな身体つきに、童顔でかわいらしく誰とでもすぐに仲良くなってしまう彼女。性格も含めて正反対なのに仲良くなった。彼女は男遊びがひどかったが、3年後に見合い結婚。日を跨ぐまで店にいることはなくなったが、ある日、珍しく閉店間際まで居座って2人きりになった。私はなんとなく以前、女と付き合っていたと告白。彼女は女に興味なかったが「店長ならいいかも」と言い始め、2人は一線を越えてしまう。彼女の夫に浮気がバレて呼び出されるが、彼は変態だった。「普段の君たちが見たい」とレズプレイを懇願され……。
  • 110(税込)
    著:
    逢見るい
    イラスト:
    田宮彩
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    私は生まれた時から体が弱く、なにをやらせても鈍くさく、そのわりに体の成長だけは人一倍早かった。年が離れた要領のよい姉と比べられて、親からののしられ、「男好きする顔と身体だけがとりえ」と言われた経験もある。両親に邪険にされていたため、私は周りからオモチャのように扱われていた。二度と戻らないと決意して村を飛び出したが、唯一優しかった祖母が亡くなったため、葬式に参加するべく戻ってきた。都会に自分の居場所を見つけた私は、故郷にケジメを付けるつもりだった。かつてと同じように、私にセクハラまがいの言動を繰り返す村の男たち。嫌になって家を飛び出し、納屋で待っていると、追いかけてきた男が。姉の夫だ。ここは逢い引きの場所。実は、義兄は私にとって初体験の相手で、昔から私に哀れみの目を向けていた。「むかしみたいに、慰めてはくれないの?」。その言葉に反応した彼は……。
  • 110(税込)
    著:
    逢見るい
    イラスト:
    小玉英章
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    わたしは三十路目前で職場結婚し、娘が生まれたのを機に仕事を辞めて専業主婦になった。夫は仕事も出来て、非の打ち所がない理想の結婚相手だった。絵に描いたような幸せな生活……。わたしはその中で理想の女であろうと家事も育児も頑張っていた。でも、夫はそんな姿を評価してくれない。何でも自分本位で、セックスもまったく気持ちよくなかった。夫に抱かれながら思い出すのは、一度だけ家に来たことのある男のこと。夫の同僚で、50代の冴えない熊のような男だ。夫にはバカにされていたが、その男はわたしの料理を褒めてくれた。掃除の行き届いたリビングを見て感心してくれた。頑張りを認めてくれた彼にひたすら甘やかされたいという妄想に駆られたが、もちろんそんなことはできなかった。思いを引きずるまま1年後、あの男がまた家に来ることになり……。
  • 110(税込)
    著:
    逢見るい
    イラスト:
    小玉英章
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    20歳の頃、彼と出会った。高校を卒業し、建築会社の事務員として仕事を始めて2年目のことである。学生の時から長く付き合っていた恋人と別れたばかりで、そんな私を慰めるために友達が出会いをセッティングしてくれたのだ。初めて会った時、彼は真顔で、怖くて後ずさりしてしまったが、普段は誰よりも笑う人だった。その後、猛烈にアピールされて付き合うことになる。彼がどういう人間だか知りたくなった。それまでわたしは「結局どうせ、他人なのだから」と恋愛は他人事だと思っていた。いつまで経っても愛がどういうものかわからなかった。そういう部分で、私と彼は似た者同士だったのかもしれない。互いに複雑な家庭環境で育っていたのだ。必要最低限の家具しかない彼の部屋で、初めて抱かれた日、2人は貪欲なほどに絡み合った。彼は「君となら、家族になれる気がする」と言ってくれたが……。
  • 110(税込)
    著:
    逢見るい
    イラスト:
    小玉英章
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    32歳のわたしにとって家は気詰まりな場所だった。不況の煽りを受け、リストラされた夫は姑との同居話を持ってきた。実家で暮らし始めると、姑にはこき使われ、夫は助けてもくれない。でも、わたしには行く場所がない。溜まったフラストレーションは全て義弟・聖人にぶつけていた。夫と一回り違う22歳の聖人は、仕事もせずに引きこもっていた。姑は兄夫婦との同居を自立のキッカケにしようと考えたらしい。彼をアパートでひとり暮らしさせ始めた。そして、わたしを召使いのように使い、聖人の洗濯物や食べ物の差し入れをさせた。それを当たり前のように受け止める義弟にわたしは激怒。罵声を浴びせて全裸にすると、そのままでいるように命令した。すると、従順になった聖人は全ての指示に逆らわないようになった。わたしは彼の手を太いロープで絞め上げ、トイレに行くことも禁止にする。尿意と欲望で爆発しそうな彼と毎日犯すようにセックスを繰り返し……。
  • 110(税込)
    著:
    逢見るい
    イラスト:
    小玉英章
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    果歩は34歳の主婦。10歳年上でバツイチだった夫と結婚して6年になる。夫はいつも果歩に優しく、この人となら幸せになれると果歩が直感的に感じた人だった。毎年結婚記念日には旅行へ連れて行ってくれた。しかし、今年は夫が仕事を抜けられず、仕方なくひとり旅をする。果歩は北海道の小樽を旅先に選択した。そこには昔、果歩を捨てた男が住んでいるのだ。その男、加藤淳は18歳年上のかつての上司。当時から結婚していて不倫関係にあった。しかし、彼は小樽でガラス工房を営むことを選択し、あっさりと果歩を捨てて退社していった。あれから7年。幸せな自分を見せつけようとした果歩は、再会した淳を強引にホテルに連れ込んで……。
  • 110(税込)
    著:
    逢見るい
    イラスト:
    小玉英章
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    警備会社に勤める圭吾は、2週間前から19歳の美しい少女・若槻ハルを自宅に監禁している。会社では古株の彼が、大阪本社から横浜の支店に単身でやってきたのはつい1ヵ月ほど前のこと。ひとりで食事を取ろうとファミレスに行った時、ハルと出会った。彼女は圭吾が大学時代に愛した、そして人生をボロボロにされた女の娘だった。小さな顔、ぱっちりした瞳、小ぶりの唇。間近で見ると、ますます母親そっくりだった。行く宛のない彼女を言葉巧みに招き入れると、隙を見てSMセットを使って拘束する圭吾。それからはトイレも食事も自由を与えず、好きな時にレイプして調教した。圭吾は人生をメチャクチャにされた恨みをハルにぶつけていく。だが、非道な行為を続けているのに、ハルはどこか悠然と構えていた。口汚い言葉を浴びせてくるが、セックスの時は感じている様子。アナルをいじると身をくねらせるようになった。圭吾はアナル処女を奪ってやろうと強引に肉棒をブッ刺すが……。
  • 110(税込)
    著:
    逢見るい
    イラスト:
    御風麟太郎
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    秀人は大学進学を機に東京に出ることになった。父親が数年前に他界してからはずっと義母・百合子と2人暮らし。それもこの春で終わりを迎えようとしていた。秀人は一度も彼女を「おかあさん」と呼んでいない。父が亡くなってから、女手ひとつで自分を育ててくれたことには感謝している。ただ、子供の頃、父親と激しいセックスをする淫靡な姿を盗み見してから、一人のオンナとしか思えなくなっていたのだ。別れの時が近づき、百合子から「再婚したい」と相談された秀人。「許可なんて、いらないでしょう。百合子さんは僕の、母親じゃないんだから」そう勢いのままに秀人は百合子をなじる。そして、父とのセックスを見ていたことも告白。「もう、あなたとも会えなくなるんだ。最後に女を教えてよ。“かあさん”」と声を荒らげた。冗談で済ませるだろうと思っていたのに、百合子はいきなり肉棒に舌を絡ませてきて……。
  • 110(税込)
    著:
    逢見るい
    イラスト:
    藤井祐二
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    30歳の真弓は義父・泰助のことを艶めかしい視線で見つめていた。夫の太一とは幼馴染みで昨年結婚したばかり。この大雨で今日は仕事から帰って来られないという。真弓はこれまで押し殺してきた思いが高鳴るのを抑えられなかった。子供の頃、彼女は泰助が教えるスイミングスクールに通っていた。厳しくも結果を出せば褒めてくれる、そんな泰助に憧れるようになった。だが、中学生になった時に事件が起きる。乳首が水着で擦れて痛かった真弓だが、そこを触っているうちに感じてしまい、オナニーを始める。だが、その姿を泰助に目撃され、それ以来2人の繋がりはなくなっていったのだった。泰助への憧れだけで太一と結婚した真弓は、再び2人きりになれたことで涙ながらに愛を告白した。「お義父さんの、ずっと、食べたかったの」真弓は泰助の肉棒に舌をはわせると、抵抗する彼の我慢汁を啜り……。

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