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『官能、辰巳出版、早瀬真人(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~39件目/全39件

  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    柳橋マンドレ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    藤宮亜矢子は39歳。夫の唐突な頼みに顔をしかめていた。隣町で一人暮らしをしている義父の登士夫を病院につれていってほしいというのだ。最近、認知症気味なのだが、亜矢子はがさつな義父が苦手だった。夫は仕事ばかりで介護も人任せ。運転が苦手な亜矢子は苛立ちをあらわにした。欲求不満の彼女は代わりに夫にセックスを要求。3ヵ月ぶりの営みに興奮し、すぐに秘部はビッショリと濡れてしまう。しかし、いざ挿入しようとした瞬間、寝室のドアが開く。そこにはブリーフ姿の登士夫がたたずんでいた。登士夫は亜矢子を今は亡き妻の静江と勘違いし、「お前って奴は、いつからそんなふしだらな女になったんだ!」と怒り始める。止めることしかできず、久々の情事はお預けに。欲求不満を溜め込んだ亜矢子は、仕方なく登士夫を病院に連れていくが、駐車に失敗してしまい……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    柳橋マンドレ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    門倉和美は36歳の主婦。70歳の義父・登喜雄が突然、来訪してきてから、早くも5日間が過ぎた。元国語教師の義父は実直な性格だが、2年前に妻を亡くしてから無神経な言動が目立っており、和美は困惑するしかない。夫の航平に抗議するが真剣に対応してくれなかった。夫とはセックスレスが続いており、ストレスは増すばかりだ。欲求を解消しようと、22歳の野間口翔真をラブホテルに呼び出す。彼はパート先で出会った大学生で、今は不倫関係にあった。ペニスにしゃぶりつき、快感に溺れるが、それでも和美は満足できない。翔真からは「一緒にプールに行って、ビキニ姿が見たい」と無茶な要求をされて、関係の終わりを予感した。悶々としながら帰宅した和美は試しに水着姿になってみるが、部屋にいきなり登喜雄が入ってきた。不倫の事実に気づいた義父から秘密にする代わりにと迫られて……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    柳橋マンドレ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    喜多村太一は41歳のデザイン会社所長。厳しい経営状況に苦しむ中、大手飲料メーカーの広報宣伝部長である倉科からまさかの提案を受けて、驚きを隠せなかった。「俺の女房を抱いてくれんか?」と言うのだ。倦怠期を迎えた今、普通のセックスでは満足できず、妻が誰かに寝取られる姿が見たい願望に駆られているのだという。倉科の妻・啓子は2つ年下で、太一は一度面識があった。アーモンド形の目、すっきりした鼻梁、薄くも厚くもない唇。洗練された美しい容貌で、育ちのいい控えめで品のある女性に見えた。倉科によれば、太一は啓子のタイプだという。自分にも妻子がおり、悩みに悩んだ太一だったが、新商品の広告デザインを全て任せてくれるという条件は魅力的すぎる。背に腹はかえられない。寝取るのを承諾した太一は、倉科に導かれるまま啓子と再会。彼女も想像以上に積極的で……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    佐藤ヒロシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    星崎竜太は大学4年生。卒業後は上京することが決まっている。アパートの隣部屋には、30代の夫婦が住んでいて、夫の津崎修也は建築会社の現場作業員、妻の今日子はスーパーで働いていた。夜の営みが激しすぎて、声が漏れ聞こえてくるのが夫婦の欠点だが、2人は竜太を弟のようにかわいがってくれた。今日子は癖のないセミロングの黒髪、涼しげな目元、小さな鼻にふっくらした唇が魅力的で、品のある容貌と肉感的な身体つき……特にその美しいお尻に童貞の竜太は魅了されていた。別れが近づいたある日、部屋に呼ばれて2人と酒を飲むことに。途中で修也は酔って寝てしまう。この日もあの尻にどうしても目がいってしまう竜太。酔った勢いで童貞だと告白すると、「就職祝い、まだしてなかったわね」と今日子がいきなり唇を重ねてきた。お尻を見ているのに気づいていたというこの人妻は……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    柳橋マンドレ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    加瀬孝太郎は20代の駆け出し作家。初の長編小説に挑戦しようと、安アパートの自室で3日間、徹夜状態で小説を書き続けていた。そんな時、女のすすり泣きが漏れ聞こえてくることに気づく。どうやら声は隣の部屋から発生しているらしい。その艶っぽい声に興奮した童貞の孝太郎は、押し入れの奥に覗き穴があったことを思い出す。覗いてみると、一糸まとわぬ男女が絡み合っていた。孝太郎は30代とおぼしき女性に目を奪われる。柔らかそうな雪肌、長い黒髪、細い眉、切れ長の目にすっと通った鼻梁。孝太郎はこれほど美しい女性に出会ったことはなかった。他人の情事を初めて目の当たりにして興奮を抑えきれず、孝太郎はオナニーに興じると、男と合わせて果ててしまう。その翌日、再び声が聞こえてくると、たまらず覗き見する孝太郎。すると、「覗いてるのは、わかってるのよ」と指摘され……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    柳橋マンドレ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    藤倉響子は39歳の主婦。夫の地方転勤に合わせて3年前から片田舎の一軒家に住んでいる。趣味はガーデニング。様々な花を育てるのが今の生き甲斐だった。そんな聖域に土足で入り込んでくるのが隣家に住む前岡総一郎だ。昨年区役所を定年退職した64歳。妻を亡くし、今はひとりで暮らしている。総一郎はことあるごとに庭に侵入し、無断でコスモスを摘んでいく。彼の身勝手な行動に怒り心頭の響子は、今日こそ文句を言ってやろうと隣家を訪問。玄関をノックするが総一郎は姿を見せない。まさか倒れているのではと心配になり、家に上がり込む響子。そこで総一郎はヘッドホンをつけて、無修正ビデオを見ながらオナニーをしていた。その巨根に目を奪われた響子。即座に逃げ出したものの、大きなペニスが頭から離れず、体はうずくばかり。今度は響子がオナニーに興ずるが、そこに総一郎が訪ねてきて……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    平凡なサラリーマンである51歳の田沢孝太郎は、自分の娘と言ってもおかしくない26歳の美嘉子と4年前に結婚した。当初は楽しい新婚生活を送っていたが、次第に自由奔放な美嘉子の性格や、年齢差による価値観の違いに耐えられなくなる。そんな孝太郎は一念発起し、会社の元部下・代田綾子に会いに行くのだった。42歳の美熟女となった綾子は、妻とは真逆の落ち着いた雰囲気を漂わせており、さらには艶めかしい巨尻の持ち主であった。久しぶりに下半身を熱く滾らせてしまった孝太郎は、宿泊先の部屋に彼女を連れ込み……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    柳橋マンドレ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    錦田亮一は困惑していた。6歳年上の姉・村井可那子が泥酔して家にやってきたのである。夫の浮気が発覚したらしい。姉といっても34歳の可那子と亮一は血が繋がっておらず、両親が再婚して家族になった関係にある。今はソファでぐったりしていて、グレーのニットのセーターはバストの輪郭をくっきり浮き立たせ、モスグリーンの膝丈スカートは太腿の中途までずり上がっていた。胸の膨らみ、むっちりした太腿に亮一はドキリとする。しかし、今日はこれから恋人が家に訪れる予定だ。なんとか帰ってもらおうと試みるが、彼女と電話中に可那子がイタズラをしてきた。耳元に熱い息を吹きかけ、たわわな乳房を押しつけてくる。さらに、亮一の乳首をイジリ始めた。思わず感じてしまい、怒った彼女とのデートもキャンセルに。これで理性が吹き飛んだ亮一は、可那子をベッドに押し倒して……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    結婚4年目の主婦・篠崎和美は、夫・啓一の寝息が聞こえてくる横で自らを慰めていた。左手で張り詰めた乳房を揉みしだき、右指で股間の鋭敏な尖りをそっと撫であげる。乳首が硬くしこり、花弁のあわいが愛液で潤みだす。33歳を迎えた肉感的な身体は男を欲していたのだった……。六つ年上の啓一は真面目で堅実な男であったが、もともと性に対して淡白なのか、夫婦生活は月に1回あるかないかであった。たまりかねた和美は、元カレの真吾に思わず電話をかけてしまい……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    高校で校長を務める吉岡真一郎には、忘れられない女性がいた。36年前にまだ新米の教師だった頃、教育係として彼の世話をしてくれた川村君子という同僚教師だ。品のある美しさ、包み込んでくれそうな肉感的な身体つきに、童貞だった真一郎は激しく胸をときめかせた。相手は15歳年上の人妻にもかかわらず、若気の至りで果敢にアタックし、ついには「一度だけ」という約束で、校内で筆おろしまでしてもらうという過去があった。ところが、その君子の娘が教師となって真一郎の学校に赴任してきて……。
  • 三枝可那子は38歳の人妻探偵。前回の調査で15歳年下の部下・盛田荘平と関係を持ってしまった。それからというものの、荘平からところ構わず性欲を向けられてタジタジになっていた。今日もオフィスで秘部をいじられ、イカされてしまった。なんとか職場を抜け出し、いざ仕事へ。可那子は1ヵ月前から32歳の画廊経営者・日下部貴弘の身元調査をしていた。この男と交際している娘を心配した資産家の親から依頼を受けたのだ。今日は素行調査の最終日。美術館に入った日下部を尾行したが、突然、夫の知り合いである元ホストの須藤守に声をかけられた。イケメンに強引に押し切られ、尾行を切り上げてバーに行くことになった。部下にイタズラされて高ぶっていた性欲が爆発し、誘われるがままホテルへ。激しく責められてオルガスムスに達するが、須藤には裏の顔があって……。
  • 2年前に妻を病気で亡くした38歳の津山嘉一は、一人娘である美久の喜ぶ顔が見たいため、こっそりと近くの料理教室に通うことにした。ところが講師として現れたのは、嘉一が中学時代に憧れていた同級生の蒲田優美子だった。懐かしさのあまり、近くの喫茶店で話をする。優美子も嘉一同様、現在は親一人子一人で暮らしているのだという。お互い似たような境遇の中、次第に親密な関係へと発展していく二人。ついには講義終了後、誰もいなくなった教室でお互いの唇を重ねるのであった。優美子の肉感的ボディを味見した嘉一は、予想以上の美味しさに驚いて……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    吉岡里奈
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    還暦を過ぎた里中信一郎は農家。妻と2人で暮らしており、別棟には一人息子の隆太と嫁の美貴子、今年4歳になる孫が住んでいる。今は腎臓に疾患を抱えている隆太が入院中。働き手を欠く状況は大きな痛手だ。経営は厳しく、新たな事業のワイン造りを始めたが、こちらも成果は芳しくない。信一郎はため息をこぼすばかり。それでも38歳の年上女房である美貴子は控え目で気が優しく、働き者なのは救いだった。そんなある日、夜に家を抜け出す美貴子を見かける。こっそりつけてみると、彼女はワインの製造所で、隣村に住む田口という男と逢い引きしていた。いつもはラフな恰好をしている嫁だったが、今は襟元と袖に黒のパイピングが入ったクリーム色のワンピースを着ている。深紅のルージュ、ブラウンのアイシャドー、イエローベースのチーク。あでやかな化粧を施した彼女は、慎ましい人妻から女の顔に変貌していた。激しいセックスを覗き見してしまった信一郎は……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    65歳の加藤康介は、息子の陽平に会社を任せ、長野の別荘で悠々自適に一人暮らしを楽しんでいた。ところがそんな彼のもとへ、陽平の妻である32歳の瑞穂が訪ねてきた。「私、陽平さんと離婚したんです」神妙な顔つきで衝撃の告白をする瑞穂は、続けてこう言うのであった。「最後に私からお義父様にご奉仕させてください」。康介のペニスに軽いキスを送り、裏筋から雁首に唇と舌を這わせてくる瑞穂。親子の関係から他人の間柄へと変わってしまった美熟女の淫らな愛撫に、康介も性欲を抑えきれず……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    クリスマスの夜、52歳のサラリーマン・村木芳彦は、総務課の36歳独身女性・藤川千里と二人で残業をしていた。地味で化粧っ気もなく、目立たない存在の千里であったが、よく見るとなかなかセクシーな体つきをしていた。興奮した芳彦は、勢い余ってその場で千里とセックスをしてしまう。それ以来、不倫関係になった二人。だがしばらくすると、結婚を意識し始めた千里が「奥さんと別れてほしい」と芳彦に言うようになる。そこで彼はある決断を下すのだが……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    吉岡里奈
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    津崎林太郎は田舎町に住む62歳。町役場の嘱託員で、再来年に定年を控えている。林太郎は老後の趣味を作らなければと考えていた。そこで、2ヵ月前から知人の紹介を経て、俳句の会に入会した。なかなか名句が思い浮かばないこと以上に問題なのが、俳句の会に参加している静江の存在だ。彼女は大地主の後妻。結婚からわずか2年で夫は亡くなり、今は未亡人。39歳の女盛りである。いつも着物姿だが、その上からでも豊穣な肉体が見て取れる。流麗な弧を描く眉、すっきりした鼻梁、ふっくらした朱色の唇。猫のような目で見つめられれば、吸いこまれてしまいそうな妖しい魅力を秘めていた。林太郎はすっかり魅了される。ある日、俳句を考えながら夜の町を散歩していると、静江の家に男が消えていく姿を目撃する。たまたま見つけた塀の節穴から覗き見すると、彼女と男が激しく求め合っていて……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    仕事を終えて下宿先に戻った31歳の営業マン・村川順平は、大家から自分の部屋の水道管が破裂したことを聞かされる。今夜の寝床に困り果てていたところ、隣のアパートを経営している38歳の高崎淑恵に誘われ、空いている部屋に一晩泊めてもらうことに。むっちりとした肉付きの良い美熟女の淑恵は、10年前に夫を亡くして今は独り身であった。そんなフェロモン満載の彼女にドギマギしながら、順平は風呂に入れさせてもらう。ところが、しばらくすると淑恵が風呂場に入ってきた。両手に石鹸を塗りたくった淑恵は、艶めかしい表情で順平の性器を握りだして……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    33歳の内川信二は、幼馴染みである津田真奈美が未亡人になったと聞き、15年ぶりに会うことにする。大学時代、彼女の処女を奪おうとするも失敗に終わった一件を忘れられない信二は、32歳のグラマラスな熟女へと変貌した真奈美の姿に驚く。その翌日、川の上流で一人、鮎釣りを楽しむ信二のもとに、真奈美がやってきて、おもむろに岩場の影で服を脱ぎ出すのであった。夫に先立たれ、性欲を持て余す未亡人は、15年前の続きをするつもりなのだろうか?「あそこ、見たい?」。真奈美はゆっくりと両足を開き、熟れた女陰を晒して……。
  • 38歳の三枝可那子は人妻ながら探偵をしている。夫は2歳年下のしがないバーテンダー。稼ぎは少なく、結婚式は挙げていない。すれ違いも多く、ここ3ヵ月セックスレスだった。今回の依頼主は同級生の松下優里。夫・拓馬の不倫を疑っていた。拓馬は資産家の息子で、年商1兆円を誇る実業家なんだとか。優里はお嬢様育ちの典型的なぶりっ子で、可那子とは昔からウマが合わなかったが、仕事となれば私情は捨てる。23歳の新米調査員・盛田荘平とともに拓馬のことを調べ上げた。どうやら出張と嘘を付き、美人エステシャンと温泉旅館に行くらしい。可那子は追跡調査。隠しカメラを設置して、露天風呂に入る2人を盗撮した。拓馬たちが激しい情事を始めると、可那子の横にいた荘平が興奮を抑えきれず、突然襲いかかってきて……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    デパートの呉服売り場で主任を務める59歳の二宮英樹。酒やギャンブル、女など一切やらない真面目一筋の男であった。しかし最近、会社が主催している着付け教室の講師・43歳の林由貴子のことが気になって仕方がない。由貴子は清楚で品があり、着物姿を通して伝わるボディラインも艶めかしかった。あるイベント中、英樹は無意識のうちに彼女の豊満な尻肉に抱きついてしまう。そのことを由貴子に咎められるのだが、仕事終わりに彼女の方からホテルに誘ってきて……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    製薬会社の課長を務める36歳の慎吾は、短期で会社に派遣されてきた優子という女に惹かれる。優子はモデル並みのスタイルと美貌を持ちながら、35歳になった今も独身であるらしかった。契約終了が近づき、ねぎらいの意味を込めて優子を食事に誘った慎吾は、「私、冷たい女って言われるんです」とグラスを手にしながら話す彼女の、特徴的な爪の形に何か引っかかるものを感じる。だが、あふれる欲情を押さえきれず、ホテルで彼女を抱いてしまう慎吾。何度か熱い情交を繰り返した後、能面のように冷たい顔をした優子がこう言い放った。「私が誰だか、まだ気がつかないの?」
  • 見合い結婚をしてから12年が経ち、36歳になった村口果歩は、夫の洋一から突然、スワッピングパーティーに参加しないかと相談される。ここ2、3年夫婦のセックスの回数が極端に減っているのを何とか解消しようというのだ。満たされないものを感じていた果歩は、戸惑いを抱きつつも承諾する。2週間後、都内のシティホテルで開催されたパーティーで、30歳前後の若いカップルと互いに意気投合し、スワッピングプレイを楽しむことに……。セックスの相性がイイと感じた、相手のカップルの達也と、果歩はその後何度も逢瀬を重ねることになる。やがて、果歩は達也と自分の意外な関係を知ることになるのだが……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    秋吉誠一は高校の国語教師。24年前に受け持ったクラスの同窓会に参加している。誠一は心のざわめきを感じずにはいられなかった。恋慕を寄せた唯一の教え子・光延可菜子が出席しているからだ。卒業した時の喪失感は今でもハッキリと覚えている。彼女への思いが蘇ったのは半年前のあることがきっかけ。古い本を処分しようと思い、当時、可菜子に貸した高村光太郎の『智恵子抄』を手に取ると、本に挟まれた折り鶴が出てきた。その裏側が恋文になっていて「先生が好き、大好きです」と書かれていたのだ。誠一は後悔の念に駆られた。同窓会で再会した可菜子は予想以上に若々しく、笑顔がまぶしすぎてまともに見られない。そして、彼女以上に会って驚いた相手が倉本美和だ。クラス一の優等生で、メガネをかけたおさげ髪の地味な印象だったが、見間違うほどの変貌を遂げていた。今はコンタクトで、童顔で若々しく、ふくよかな体付きだけは中年女性らしく成熟していた。腕に抱きつかれ、豊満な胸を押しつけられて戸惑う誠一。実はあの恋文の送り主は美和で、酔った誠一とホテルの一室で……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    星恵美子
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    37歳の増村美和は出張先の旅館部屋で眉をひそめた。見覚えのないフリーアドレスから、夫の浮気を告げる密告メールが届いたからだ。メールには夫と見知らぬ女性が激しく求め合う動画が添付されていた。夫の裏切りに遭い、荒れた美和は部屋でアルコールを大量に摂取し、23歳の部下・塩谷康介を呼び出した。彼はがさつな性格で、仕事をなかなか覚えず、外見も美和のまったくタイプではなかった。美和は酔いに任せて、自分勝手に康介へ怒りをぶつける。仕事のことのみならず、プライベートについても詰問。彼女と別れたばかりだという康介を「ホントは、彼女なんていなかったんでしょ?」とあざ笑った。「主任が人妻でなければ、証明できるんだけど」と口答えする康介。自暴自棄になっていた美和は「面白いわ。証明してごらんなさいよ」と売り言葉に買い言葉で反応してしまった。たくましい康介に激しく求められると、美和のアソコは浴衣の下で愛液を溢れさせ……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    中村成二
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    49歳の加納圭佑はやるせない気持ちでいる。今日は同期の大畑に自宅へ招かれ、お酒を飲んだ。そして、客間で寝ようとしたところ、大畑とその妻・美也子がリビングでセックスを始めたのである。大畑はプレイボーイで昔から女性関係が派手だった。しかし、9年前に受付嬢だった美也子と結婚。社内には激震が走ったものだ。流麗な弧を描く眉、涼しげな目元、すっと通った鼻梁に上品な唇。そんな彼女に、圭佑を含めた男性社員が憧れていたからである。美しい妻を手に入れた大畑だったが、3年もせずに浮気癖が復活。圭佑はいつも浮気の隠れ蓑に使われてきた。客間でよがる美也子の声を聞き、我慢できずに情事を覗き見する圭佑。今にもこぼれ落ちそうな乳房の量感に、圭佑は息を荒らげた。細面は変わらないのに、この9年で驚くほどグラマーになっていたのだ。あそこを濡らし、腰をくねらす美也子。「加納に聞こえちゃうんじゃないか?」と煽る大畑。ペニスをくわえるよう命令する同期の姿を見て、圭佑は彼と縁を切ろうと決意する。その2年後、大畑の訃報が届き……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    西村春海
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    60代の三島謙作は大学で文学部教授をしている。見合い結婚して子供もできたが、今や妻も50代。波風のない平穏な日々が続いていた。しかし、最近の謙作は美女講師の田澤史奈に心を奪われている。彼女が入学してからはや14年。他の助手が辞めていき、彼女と2人で過ごす時間が増え、女を感じるようになったのだ。もうペニスは硬くならず、自信を喪失していた謙作だったが、事件は起きる。その日、彼女は襟元にレースのフリルをあしらった白いブラウスに、チャコールグレーの膝丈スカートという出で立ちだった。清潔感溢れるセミショートボブ、涼しげな目元、すっと通った鼻筋に桜桃のような唇。知的な印象を抱かせる一方で、その熟れた肉体は官能的だった。資料を探しに来た彼女は脚立を使って探し始める。そこでバランスを崩しそうになり、慌てて謙作は助けるが、偶然にも深紅の下着を見てしまった。ペニスが膨張し、性欲が甦りそうな自分に驚く謙作。さらに、倒れた彼女の胸を触ってしまい……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    中村成二
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    30歳の専業主婦の桐畑奈津実は怒っていた。ストレス解消のために大学時代からの親友・竜子と旅行を計画したが、来てみたら不倫の隠れ蓑にされていたのだ。その事実を聞かされたのは夕食の後。激怒して部屋を飛び出し、しばらく経ってから戻ってみると、早くも竜子と不倫相手は情事にふけっていた。結果的に奈津実は親友の情事を覗き見してしまい、身体が高ぶって、あそこを濡らしてしまう。夫とはセックスレス状態で欲求不満気味。たぎる気持ちを抑えようと、1人で露天風呂に浸かることにした。やっと気持ちが落ち着き、一人旅もいいかなと思っていると、突然、目の前に顔を真っ赤にした男が現れた。どうやら、この温泉は混浴だったらしい。見知らぬ男に裸体を見られてしまった。やりきれぬ思いが重なり、奈津実は思わず泣いてしまう。その男……雄真は親身になって話を聞いてくれた。湯船の中で距離を縮めた2人は自然に唇を重ね、激しく身体を求め合い……。
  • NO.1官能小説誌『特選小説』で活躍中の人気作家の作品を、まとめて読むことができる短編集。vol.1となる今回は、淫らな三十路女の話を得意とする雨宮慶が登場。厳選した10ストーリーをぜひご堪能ください。それぞれ個別で購入するよりも20%お得です!※収録作品『熟れ尻』『指の記憶』『寒夜の火照り』『罪な欲情』『妻の中の女』『“しごろ”の女』『キャリア人妻の惑乱』『いやらしくして』『熟れた毒』『爛熟』
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    西村春海
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    高宮龍太郎は72歳。先祖代々からの大地主で、若い頃から気性が荒く、強引に資産を増やしてきた。そんな性格は家庭内でも変わらず、先妻とは16年前に離婚。2人の娘も家に寄りつかなくなった。そんな今の龍太郎にとって、後妻として迎えた38歳の香澄が一番大事な存在だった。涼しげな目元、ふっくらとした唇、透明感溢れる白い肌。ため息が出るほどの美貌でいて、清廉で従順な性格を持ち合わせていた。龍太郎は新しい妻をまるでお姫様のように扱い、愛情を注いできた。しかし、問題は夜の生活。その年齢ゆえに、ペニスの勃ちが悪く、挿入できなくなってしまったのだ。龍太郎はバイブなどに頼っていたが、女盛りを迎えた妻を不憫に感じ、一計を案じる。庭師見習いである若い宮田に声をかけ、「女房を抱いてほしいんだ」と頼み込んだ。友人の家に泊まりに行くとウソを付き、植木の影から様子をうかがう龍太郎。宮田の告白を聞き、香澄は寝室に招き入れる。そして、若い男の服を剥ぎ取り、積極的に愛撫していく。その姿を盗み見して、龍太郎は嫉妬心を燃え上がらせると、己のペニスはギンギンに勃起し始め……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    45歳のサラリーマン・須貝大介は大学時代の恩師・桑野洋一郎の葬式に参列するため、青春を謳歌した懐かしい街を訪れた。そして、23年前のノスタルジーに浸る。あの頃、桑野とその妻・陶子は理想の夫婦そのものだった。すでに交通事故で他界している陶子は当時38歳。いかにも着物が似合いそうな和風な顔立ちと、情熱的に見せる肉厚な唇は鮮烈な印象を大介に残していた。彼は長い間封印していた記憶を甦らせる。大学を卒業し、この街を出る直前、陶子を相手にファーストキス、そして初体験を済ましていたのだ。「ときどき、私をエッチな目で見てたでしょ?」。陶子の刺激的な言葉。ねっとりとした唇。たわわに実った乳房に、張りのあるヒップ。想像を絶するほどの快楽を思い出した大介は……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    とやまみーや
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    36歳の沢口光太郎は出張から直帰し、ふと外を見て絶句する。隣家のカーテンが明け放れており、そこで全裸の男女が激しく絡み合っていたのだ。女性は間違いなく隣家の妻・須崎可那子だった。年齢は38歳。清潔感溢れるボブヘア、涼しげな目元が印象的で、細い首筋と裏腹な豊満な身体つきをしており、光太郎にとってはまさに好みのタイプだった。亭主は確か海外に単身赴任中のはずで、絡み合っている青年は浮気相手なのだろう。思わず見入ってしまった光太郎は、我慢できずにオナニーを始めるが、射精しそうになった瞬間、可那子と目が合ってしまう。錯覚だと思い込もうとしたが、数時間後に訪ねてきた人妻は「先ほどの……見ましたよね?」と誘惑してきて……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    私立大学に通う瀬野忠之は女子高に進学したばかりの少女・藤崎美優の家庭教師をすることになった。絶世の美女である美優のかわいさに驚きながらも、忠之はその母・志乃に心惹かれる。志乃は娘に負けない美人妻で36歳。流麗な眉に漆黒の瞳、切れ長の目は日本人形のようで、その色香に幻惑された。ある日、志乃から1時間前に家に来てほしいと連絡が入る。童貞の勝手な妄想を募らせた忠之だったが、志乃も夫に放っておかれて欲望を抑えきれない状態だった。口内発射に始まり、激しいセックスで童貞を喪失すると、その後も毎週体を重ねる。女の体を知ってしまった忠之は、美少女・美優にも欲望を感じるようになり……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    最愛の夫・啓介をガンで亡くした37歳の中村優子。保険金のおかげで生活に不自由することはないが、孤独感だけはどうにもならない。そんな中、啓介の部下・32歳の佐伯友彦が、いろいろと世話を焼いてくれた。二人で書棚の整理をしていると、本に挟んであった数枚の写真が床に落ちた。なんとそれは、全裸のまま麻縄で縛られていたり、大股開きのままバイブを挿入されている、あられもない優子の姿を写したものだった。実は啓介にはライトSMの性癖があり、生前にこういう写真を撮って保存していたのだが、それを目にしてしまった友彦は……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    御風麟太郎
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    田口龍太郎は小学校の元校長。地元住民からは人格者として尊敬の念を抱かれている。そんな彼は、とんでもないものを目撃して愕然としていた。同居している息子の嫁・遼子が極太のバイブを用いてオナニーをしていたのだ。愛液でグショグショになった秘部にバイブを突っ込んで、自らを慰める遼子。それを盗み見た龍太郎は不憫に思わずはいられなかった。息子は若い女にかまけて浮気を繰り返し、彼女を泣かせ続けていたからだ。翌日の朝、昨日の乱れた姿が嘘のように、遼子は穏やかな表情しか見せない。純和風の顔立ちは優しかった亡き母を思い出させ、大和撫子という言葉がピッタリの女性だった。思わず龍太郎は息子の裏切りを詫びる。優しさに触れて感激した様子の遼子は、その日の夜に龍太郎の寝床を訪ねてきた。「はしたない女だと思わないでください。ただ……お義父様に優しくしていただきたいんです」そう告げて、龍太郎のペニスに舌先を這わす遼子。すでに自信をなくしていた龍太郎の男根はそそり立ち、彼女の口の中に大量のザーメンを発射してしまうが……。
  • 定年を迎えた三田村恭一は、一人京都へ足を運んだ。今は亡き、父の妻・桂木静子に線香をあげるためだ。妾から産まれた子である恭一の立場からすると、本来なら関わってはいけない間柄。だが高校3年の頃に、静子と半年間だけ暮らしていた時期があった。当時静子は38歳。性欲旺盛な恭一は、彼女の入浴シーンを覗いたことをきっかけに、そのまま部屋に招かれ、熟女の慣れた性技で童貞を捨ててしまったのだ。そんな思い出に浸りながら、静子の生家を訪ねると、彼女とそっくりな顔をした女性が現れて……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    柳橋マンドレ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    29歳の太田勇次は一昨日子供が生まれたばかり。父親の自覚を持たねばならないところだったが、ホッとしたのか、頭の中は性欲一色になっていた。妻の優花は入院中でしばらくセックスはできそうにない。抑えきれない欲望を解消しようと、勇次は休日にソープランドをハシゴしようと考えていた。しかしそんな折、42歳の義母・多香子が優しい言葉をかけてきた。彼女は6年前に夫に先立たれた未亡人で、いつ見ても清楚で上品な雰囲気。肌には艶と張りがあり、娘の優花と並んでもまるで姉妹のよう。勇次にとって義母はかつての憧れだった。その多香子が背中を流そうと浴槽の中に入ってきた。マッサージを申し出た彼女は、勇次のアソコを手でしごき始める。「私だって、まだまだ女ですもの。お願い、今日だけ、ね?」執拗なフェラチオで舐め回すと、何度も何度もセックスを繰り返し……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    中学教師の佐伯純一郎は、授業参観に来ていた母親の一人を見て、思わず声を上げそうになった。学生時代にナンパした相手に似ていたからだ。(確か和恵という名前で、処女だったな……)和恵にはフェラチオや顔射はもちろん、縄で身体を拘束しての羞恥責めや、アナルセックスも経験させた。今にして思えばまさに性の玩具という感じだった。そんな過去を思い出しながら家庭訪問へ向かった純一郎は、和恵の様子が変だと気付く。なんと彼女はすでに羞恥プレイを始めており……。
  • 63歳の津山陽介は、定年後の話で妻と揉め、家を飛び出した。自然と足は馴染みの小料理屋【ふじ】へ向かう。ここは40代の美人女将・藤本玲子が一人で切り盛りしていた。夫は1年ほど前に死別したらしい。日曜日の夜ということで他に客も来ず、日本酒をあおりながら玲子と話し込んでいた津山は、次第に男の欲望が身体から湧くのを感じる。気付くと彼女を抱きしめ唇を奪っていた。玲子もまんざらではない様子で、津山をそのまま自宅へ招き、濃厚なセックスを楽しむ。だが、ラストに衝撃の展開が待ち受けていた!
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    サラリーマンの村木大介は昔から乙女チックな女が嫌い。若い頃に向こうから一方的に好意を寄せてきた古田佐智代もそういうタイプ。ベビーフェイスの童顔でふっくらとした体付きは人気があったが、子供っぽい性格は生理的に受け付けず、一度デートしただけで関係は終わりに。彼女は3年前に結婚して退社していった。そもそも大介のタイプはモデル体型。入社当初からずっと憧れていた4つ年上の上司・佐々木慶子がまさに理想にピッタリだった。整った顔立ちはクールな印象を受けるも、容姿はファッションモデル並み。これまで彼女の裸体を想像しながら、何度もオナニーをしてきた。偶然にも母親になった佐智代と再会した直後、今度は慶子がアメリカに栄転することになる。憧れの存在と憧れられてきた存在。内面も外見もまったくタイプが違う、けれどどちらも淫乱な女性2人と、偶然にもそれぞれセックスをすることになるが、それによって運命が大きく変わっていき……。

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