『性と歴史シリーズ、雑誌を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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娘たちの「初夜」を「政権」と「神権」が奪い合う時代があった
嫁ぐ娘の「初夜」を土地の権力者が奪い合っていた「初夜権」の時代、
江川村の美しい娘・初も、嫁入りすることが決まった。
その「初夜」をわがものにしようとする代官・叉衛門は、
初を「破瓜」しようと「奉公」に召し出した。
それを伝え聞いた神社の宮司・武之介は、その身を奪い取ろうと
一計を案じる。
娘の「初夜」をめぐって繰り広げられる「政権」と「神権」の醜い争い。
その争いに翻弄されて体を傷めつけられていく初。
やがて、村人たちの怒りに火が点いて――。
「女の性」が権力者たちに蹂躙されていた時代を背景に描く
著者渾身の歴史・官能フィクションです。 -
盆が来ると、三日間、新妻の妙は、あの男の「かか」になる
かつて、日本の村落には、性に関わるさまざまな「風習」が存在した。その村では、明治の半ばまで、「盆かか」という習わしが行われていた。
盆が来ると、村の男たちがクジを引いて、三日間だけ、たがいの妻を交換し合うという習慣だ。
与一の新妻・妙も、今年からクジの対象になる。妙は脅えていた。
その妙をクジで引き当てたのは、村いちばんの乱暴者で嫌われ者の権太だった。
妙は権太にどんな仕込みを受けたのか? 盆の三日間を終えて、与一の元に戻って来た妙の夜には、微妙な変化が表れた。
「何があった?」と戸惑う与一。そして、その悲劇は起こった――。
本作品は、日本の一部の地域で、実際に行われていた風習を題材にまとめたフィクション。筆者初の、社会派官能作品です。
お愉しみいただければ幸いです。
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