電子書籍 人形の家 文芸

著: 藍川京 

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閉じている膝 人形の家 2 あらすじ・内容

「いや……」かそけき声で小夜が言ったとき、彩継は意外だった。最初こそ全身で拒んでいた小夜だが、いつしか養父となった自分の愛撫を待っている。もう、どんな男にも渡せない……。彩継の指や口を使った「検査」は夜ごとエスカレートしていく。人形のように翻弄され妖しく揺さぶられる小夜の前に、彼女を慕う血のつながらない兄・瑛介が現れた。

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「人形の家」最新巻

母を亡くした高校生の小夜を、養女として引き取った高名な人形作家・柳瀬彩継。彩継には、女の秘部や恥毛まで丹念に創った生々しい〈生き人形〉作家・鳴海麗児という別の顔があった。「小夜に触れ、生き人形を創りたい……」同じ家に暮らしながら養父の顔しかできぬ彩継は、隣室から覗き穴で小夜の部屋をうかがうが、やがて堪えきれなくなった。

「人形の家」作品一覧

(4冊)

各470円 (+税)

まとめてカート

「いや……」かそけき声で小夜が言ったとき、彩継は意外だった。最初こそ全身で拒んでいた小夜だが、いつしか養父となった自分の愛撫を待っている。もう、どんな男にも渡せない……。彩継の指や口を使った「検査」は夜ごとエスカレートしていく。人形のように翻弄され妖しく揺さぶられる小夜の前に、彼女を慕う血のつながらない兄・瑛介が現れた。

自分をかばって暴漢に刺された瑛介に小夜はさらに思いを募らせた。それを知った彩継の嫉妬と執着は夜ごと激しさを増す。「私がおまえの最初の男になろう」板戸を閉めた薄暗い蔵の中、目だけをギラつかせ、ついに彩継は言った。本気だ。小夜は後じさった。抱かれるわけにはいかない。「お養父さまが私に触れたら、その瞬間、舌を噛んで死にます」。

三年が経った。あれ以来、彩継は二度と小夜を抱いていない。耐えに耐えた。漫然と男女の結合を続けるのが惜しかったからだ。二十歳になったら最高の女にしてやる、それまで、あと半年。自分の愛撫に身悶えする小夜はいっそう妖しく美しかった。もう誰も触れてはならぬ女だ――。しかし小夜の本当の魔性を知らないのは、彩継のほうだった……。

「人形の家」の作品情報

レーベル
幻冬舎アウトロー文庫
出版社
幻冬舎
ジャンル
文芸 官能 官能小説
ページ数
199ページ (閉じている膝 人形の家 2)
配信開始日
2017年2月10日 (閉じている膝 人形の家 2)
対応端末
  • PCブラウザビューア
  • Android(スマホ / タブレット)
  • iPhone / iPad