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『講談社、1円~』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全813件

  • シリーズ875冊
    5505,500(税込)
    著者:
    西條彰仁
    モデル:
    都丸紗也華
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    撮り下ろしデジタル写真集に都丸紗也華が初登場! バイク王のCMや女性ファッション誌『LARME』でおなじみのFカップグラドル・都丸紗也華がしっとりと魅せるオトナの色香――。
  • シリーズ4冊
    314325(税込)
    著:
    睦月影郎
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    不惑を越えた今日介の毎日が激変する。高嶺のOL、女子大生、金髪美女、次々と……。男子、夢の日々。週刊現代連載小説。知的で颯爽とした27歳の美人OL、松永夕香。「お願い、課長。お部屋まで……」酔った彼女をマンションまで送ったメタボ中年・与野今日介に衝撃の一夜が訪れようとしていた。それは女房以外の女に触れたこともなかった彼に巡ってきた女運の序章に過ぎなかった。官能の名匠が贈る快作。 (講談社文庫)
  • シリーズ179冊
    5503,080(税込)
    撮影:
    笠井爾示
    モデル:
    渡辺万美
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    「神バスト」「最強ボディ」と話題沸騰のヘアヌード写真集『BAMBI』より、完全未発表カットのみを収録! さらに美しく、もっとエロティックなショットだけを集めました。日本人離れしたプロポーションでグラビアシーンを席巻したトップアイドルが、女優転身を機に覚悟のへアヌードに挑んだ! 「元祖巨乳軍団」の最後の秘蔵っ子が魅せる圧倒的な美BODYをその目に焼き付けてください。
  • Iカップボディを持つグラドルとして男性を中心にファンを獲得する一方で
    独特の感性を放つサブカル系のアーティスト、モデルとして女性ファンも
    多く持つあにお天湯。
    今回ヘアヌード写真集という大胆な表現に踏み切った理由は
    「これから自分がどこに向かうのかを考えたときに
    いまの自分が何者なのかを知っていないといけないと思った。
    だからまずは全部を客観視することにして
    まんまの自分でカメラの前に立つことにしました」。
    わかりやすい本能系のヘアヌードとは一線を画した不思議なエロスが全編を通じて漂う。
    あるがままの自分で生きていこうという覚悟が画面からあふれ出す、
    表現者としての意欲に満ちたヘアヌード写真集だ。

    撮影はいま、グラビア界で最も旬と言われる松岡一哲氏。
    被写体の生命力をときに粗削りに、ときに精緻に映し出す松岡氏の写真は
    スマートで湿度の低い写真が主流の今の写真界にあって孤高ともいえる。
    しかしその生々しさ、存在感の強さから
    昨今、多くの女優から撮影のパートナーとして指名される松岡氏。
    今回のモデル・あにお天湯との化学反応は強烈で
    写真ファンなら必見の一冊に仕上がっている。

    またこの写真集は往年の写真集『月刊シリーズ』の名を継ぐものとなっている。
    出版プロデューサー、イワタ氏がフリーアドレス状態(版元を作品ごとに選択する)
    でのれんを守ってきたが、「写真の力をもう一度、世に問いたい」という思いから
    今回、満を持しての講談社刊の同シリーズ初作品となった。
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • シリーズ4冊
    2,2004,070(税込)
    モデル:
    大塚びる
    撮影:
    小池大介
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    競泳水着コスチュームメーカー「REALISE」の公式モデルを務めるなど、
    まさに“競泳水着の女王”大塚びるが初のヘアヌードに挑戦!
    本作は『競泳水着 偏愛』の完全アザーカットのみで構成したデジタル限定版オリジナル写真集です。
    競泳水着から一糸纏わぬ美裸身まで紙の写真集には収まりきらなかった秘蔵カットを大公開!
    こんな大塚びるは見たことはない!衝撃の肉体美をお見逃しなく!
    大ボリューム3部作でお送りするvol.1。
    ※紙の写真集と写真の重複はありません。
  • 身長175センチGカップという日本人離れのスタイルを武器に、霊長類最強グラドルとしてグラビア界を牽引している染谷有香。
    約1年ぶりとなるヘアヌード写真集第3弾のテーマは「セクシャルツアー」。
    和民家、プライベートビーチ、BAR、納屋、SMルームなど、行く先々で用意された妖艶な衣装の数々に染まり、
    汗に溺れて、乱れていく。
    夢か現か幻か、過去最高の性解放に挑んだ官能的な大人のためのファンタジー作品が完成した。
  • シリーズ3冊
    304352(税込)
    著:
    睦月影郎
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    秘伝の書が男の背中を押した。真面目な心に何かが芽生える――。メーカーに勤務する野上陽介は福岡で妻と中学生の娘と平凡に生活していた。そんな彼が東京本社へ転勤、単身赴任することに。四十男の一人暮らし。古書店で手に入れた本に一冊の小冊子が挟まれていた……「週刊現代」連載小説、新シリーズ第1巻。 (講談社文庫)
  • グラビアアイドルの登竜門・日テレジェニック2014に輝いた清純派アイドル――前田美里が、人生初の完全ヌードに挑戦! 
    一糸まとわぬ裸身を、初めてさらけだした衝撃作。


    身長146cm、小柄で愛くるしい笑顔が魅力的。

    一方で、27歳になり、大人の女性としての色香も身に纏いはじめ……。

    そんなアンビバレントな側面を持つ彼女の輝きを、余すところなく詰め込んだ珠玉の一冊。

    ミニマムボディに秘めたダイナマイトなプロポーションをご堪能ください。



    PROFILE
    まえだみさと
    ‘96年2月13日生まれ。東京都出身。
    ‘14年に日テレジェニック2014を受賞し、バラエティ番組やラジオ、舞台などを中心に活躍。小動物的な愛らしさで広く人気を集めている。
    Twitter(@misato_maeda)Instagram(@maeda_misato)
  • 「日活ロマンポルノ」50周年記念映画『百合の雨音』(22年)で主演を務め、鮮烈な印象を与えた女優・小宮一葉。
    新境地を拓くべく、はじめてのグラビア撮影で初のフルヌードに挑んだ。
    リアルでエモーショナルで赤裸々な姿に心を揺さぶられる、電子版限定のファースト写真集。

    【プロフィール】
    小宮一葉(こみや・かずは)
    東京都出身。T161。東京音楽大学ピアノ科在学中に女優デビューし、以後数多くの映画に出演。「日活ロマンポルノ」50周年記念の主演映画『百合の雨音』(22年/金子修介監督)は台湾でも上映され話題に。またCMでも精力的に活動する。
  • 【衝撃の問題作ができました】

    「えっ!本当に現役看護師なんですか?」
    ――はい、本当に現役看護師です。

    Gカップ現役看護師グラドルが、初めての写真集をまさかの初ヌードで発売。
    名前は、神道(しんどう)あやか。
    圧巻のダイナマイトボディが、南の島の日差しの中で解き放たれる……!
    慈愛と母性に溢れる彼女の魅力がたっぷりつまった珠玉の一冊をお見逃しなく。
  • シリーズ3冊
    3,7404,070(税込)
    モデル:
    街山みほ
    撮影:
    西田幸樹
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    恥じらいながら初めて魅せた”生まれたままの姿”。
    その輝きは、宝石よりも眩しかったーー。

    いきなりFRIDAYの表紙を飾り鮮烈なデビューを果たした「日本一美しく知的な女子大生」。
    現役慶應義塾大学生美女・街山みほが、急増するファンからの熱い要望にお応えし、ついに待望のファースト写真集を刊行!
    なんと、初写真集にして初ヘアヌードという衝撃の意欲作!!
    128ページという異例の大ボリュームで贈る、2021年最初にして最高の美しすぎるヘア裸身!!
  • 看護師として働く一方でグラビア、DVDを中心に活動する三上もえのヘアヌード写真集。
    芸能界デビューは2022年2月とまだそれほどグラドル歴はないが
    その美しいボディでグラビア界でも話題となっている三上だが
    1st写真集から攻めに攻めた形での「脱ぎっぷりの良い」作品となった。

    週3~4でジムに通うという彼女は自他ともに認める「健康&美容」オタク。
    ダイエット検定やプロテインマスターの資格も取得し
    日々の食事も基本的に自炊。食材を厳選するために
    オーガニックスーパー巡りをするという徹底した自己管理ぶりだ。
    そんな努力の甲斐あって彼女の美ボディは一見の価値あり。
    ヒップアップの見本のような美尻と、Fカップの美乳。
    贅肉はないにもかかわらず、筋肉質にもなりすぎていない
    しなやかな肉体美はまさにヌードとしての鑑賞にふさわしいといえよう。

    プロフィール
    みかみ・もえ 1996年2月2日生まれ。大阪府出身
    身長158センチ B86(Fカップ)W60H88
    特技・ヨガ、筋トレ
  • シリーズ2冊
    4,070(税込)
    モデル:
    小湊よつ葉
    撮影:
    西條彰仁
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    驚愕の完全フルヌード写真集が発売決定!
    国民的ダンスボーカルユニットの主要メンバーとして約9年間活躍したトップアイドルが、一糸まとわぬ瑞々しい裸身を魅せた。
    緑豊かな自然の中を全裸で駆けまわる天真爛漫な様子や、情緒あふれる旅館で魅せた艶っぽい裸身ショット、ボンテージに身を包んだエロカッコいいヌードビジュアルなどを、100ページの写真集にたっぷり収めました!

    【プロフィール】
    小湊よつ葉(こみなと・よつは)。1996年5月29日生まれの26歳。長崎県出身。
    ’11年、人気ダンスボーカルユニットのメンバーとしてデビューを果たす。9年間、音楽業界の第一線で活動した後、ユニットを脱退。今年3月に芸能界に復帰し、現在は歌手・女優として活躍している。

    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • リアル「保健室の先生」美河ナオが決意の初ヌード。
    公立高校で働く養護教諭が、白衣の下の美しき裸体を披露します!
    高校の先生の初写真集は必見です。

    ●著者紹介
    みかわ・なお/1999年生まれ。T170B87W58H88。公立高校に養護教諭として勤務。特技はピアノ、習字。趣味はインテリア選び、カフェ巡り。好きな食べものは桃とお寿司。お酒が好きで、ウィスキーや日本酒も嗜む。今回、初めてヌードに挑んだ
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  • 現役介護士として現在も働く鈴原りこは職歴12年目という頼れる存在。一方で26歳でデビューという「遅咲き」のアイドルとしても、このところ注目度は急上昇。奇跡の30歳と言われる愛らしさでファンを増やし、親しみやすい笑顔と本人曰く「ムチムチすぎ」なFカップボディを武器に、特にDVDのフィールドではトップクラスの人気を確立している。そんな彼女だが先ごろ30歳という節目を迎えるにあたり、「もっと内面を出せるような表現者として、新たなことに挑戦してみたい」という思いから自分史上最大露出の写真集への出演を決意! 自分の故郷である山形でのロケを中心に「あるがまま」の自分でカメラの前に立った。タイトル通り、全編を通じて「やわらかさ」と「あたたかさ」にあふれた構成は男女問わず手に取ってもらえる内容になっている。笑顔の多さと裸身の美しさで必見の一冊となっている
    【電子版は新規54カット増、190ページの大増ボリュームの完全版です!】
  • 3,300(税込)
    撮影:
    山岸伸
    モデル:
    歩りえこ
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    ヘアヌード写真集の歴史に新たな傑作がまた刻まれることになります。
    五大陸94ヵ国か国以上を一人旅してきた経験をもとに作家、旅系タレントとして老若男女から支持されてきた歩りえこがすべてを脱ぎ捨ててヘアヌード写真集にチャレンジ。Hカップにして張りのある美巨乳とメリハリのあるカーヴィボディはまさに芸術的な美しさ。
    Hカップの巨乳に童顔という恵まれた容姿から多くのグラビアや旅先での水着姿などは披露してきた彼女ですが、5冊の刊行した書籍はいずれもエッセイ集であり、純粋な写真集は意外にもこれが1stになります。
    今回、ヘアヌード写真集を撮影したことについて本人は「胸が大きいのがコンプレックスでしたし、そういう対象としてだけの見られ方に正直、反発していたところもあります。でも40歳になって、他人にどうみられるか、といったつまらないこだわりよりも、もっと自分の可能性を広げてゆく方向に自分の進路をとりたいな、って思うようになりました」と語る。
    コロナ禍の閉塞した状況や新たなことにチャレンジする機会が少なくなっているなかで、知らず知らずのうちに守りに入っている自分に気づいたんだそうです。
    そこで原点に立ち戻り、まさに自著のタイトル通り「ブラを捨て旅に出よう」と考えて決意し実現したのがこのヌード写真集です。

    一人の女性の新たなる旅立ちを目撃できる一冊、ぜひご覧ください。
  • 『王様のブランチ』リポーターとして人気を集め、5カ国語を操る才女・新藤まなみ。
    フライデーでの初めてのグラビア撮影で、まさかの初セミヌードを飾り話題となった絶世の美女が、ついにバストトップもあらわにすべてを脱ぎ捨てた!
    上質かつ艶っぽい、大人の女性の色香をたっぷりと凝縮した、ファンならずとも必見のファースト完全フルヌード写真集!!
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  • 五大陸94か国を旅してきた経験をもとに作家、タレントとして支持されてきた歩りえこが自身の人生に風穴を開けるべくヘアヌード写真集を発売。

    この完全版デジタル写真集ではその紙版のオリジナル写真集に43カットを増補。50ページの大増ボリュームでお得感たっぷりの仕上がりとなっています。。

    自由を求め、等身大の自分を大切にして生きてきた彼女が、コロナ禍の閉そく感に加え40歳という人生の節目に立って自分を見つめ直したときに「原点に戻って新しいことにチャレンジするために、すべてを脱ぎ捨てることから始めよう」、とヌードになることを決意。まさに自著である『ブラを捨て旅に出よう』を体現することになったのです。

    Hカップの巨乳に童顔という恵まれた容姿からこれまでも多くのグラビアや旅先での水着姿などを披露してきた彼女ですが、純粋な写真集は意外にもこれが1stになります。本人は「胸が大きいのがコンプレックスでしたし、そういう対象としてだけの見られ方に正直、反発していたところもあります。でも40歳になって、他人にどうみられるか、といったつまらないこだわりよりも、もっと自分の可能性を広げてゆく方向に自分の進路をとりたいな、って思うようになった」とのこと。

    一人の女性の新たなる旅立ちを目撃できる一冊です。


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  • 雑誌「婦人倶楽部」に連載された著者初めての長編小説。岸恵子主演により映画化もされた。主人公の美容師・小泉菊子は母と姉との三人暮らし。ある日、かつて従兄に紹介された上山有二と遭遇する。有二には恋人がいたが、菊子に強く惹かれていくのだった……。菊子めぐる恋愛模様が微細かつ丁寧に描かれてゆく。
  • 焼夷弾を避けて逃げ惑った東京大空襲の日、手を引く母に逆らって、細い道を選んだために生きのびた二宮唐子。――12歳の彼女は、白く光る大道を幻に見ていたのだ。 戦後〈霊感少女〉に仕立てあげられた唐子は、仮面をつけた生活に失望する。自堕落な母の生き方にも反発して、流行歌手・江月の前に自らの体を投げ出すのだった。が、唐子は妖気をはらむ女なのか……男の体を萎えさせるだけなのである。やがて江月は、自らの生命を絶つ。唐子も歌手としての道を求めて大阪へ家出する。幸運の卦はいつ訪れるのか?――無限に拡がる「白い大道」。
  • 雨の夜の神戸港で、港湾労働者スケやんが水死体となって浮んでいた。その死因に疑問をもった水上署の刑事はひそかに捜査を始める。一方、貨物船興亜丸の沈没で兄を失った小柳は、沈没のナゾを解くべく貿易商の玉井、美人真珠商の伊吹楊子と共に事件を追及するうち、興亜丸と共に沈んだはずのコック・吉村公夫の生存を知る。膨大なる組織をめぐらして真珠市場に君臨する極東商事の暗い過去。不能者の玉井と同棲する美女アンナ。欲望のために小柳を捨てた過去の女、早苗。――冷酷な陰謀を秘める巨人商社のシンジケートに挑戦し、現代社会の偽装を暴く雄大な産業推理長編小説。
  • 社長秘書の交通事故死、それにつづく専務の失跡。東洋石油には秘かに、しかも確実な足どりで「魔の手」が迫っていた。資本金140億円の巨大な会社を背後からあやつろうとしているのは誰なのか――。専務秘書・名取洋三は、その激流のなかにサラリーマンとしての運命を賭けた。彼がみた汚濁にみちた人間の闘争。泥にまみれた「勲章」を狙って、社長、重役、右翼ゴロ、新興宗教……人々は牙をとぎすました獣のように争う。が、東洋石油の経営権は、その誰の手にも得られない。最後にそれを手にするものは? 金融資本対産業資本のすさまじい闘争を描く力作。
  • 352(税込) 2024/4/25(木)23:59まで
    著:
    黒木渚
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    絶縁して10年――。
    私はまだ、父に囚われ続けている。

    歌手にして作家、唯一無二の才能がはなつ渾身の私小説。


    こんなふうに鮮やかに世界を描写する言葉があったのかと、ページを繰るたびに衝撃を受けました。
    澄み切った劇薬のような、忘れ難い物語です。――小島慶子(エッセイスト)



    挨拶もなく消えた父。「特別な子供」になりたかった十四歳の栞は、父への怒りを拠り所に青春期を過ごす。十年後、父がもう長くないとの連絡が入る。あれだけ囚われ、憎しみ続けた存在が死ぬ――。空虚な現実を前に、栞の胸に去来するものは。鋭利な筆致で心を抉る、歌手にして小説家の異才が放つ魂の私小説。
  • 音楽評論家で大学の講師でもある「私」が、主我的で嫉妬深い歌劇団のプリマドンナ・千坂牧子との生活に疲れ、小悪魔的な室内装飾家・津島頼子に心をひかれ、結婚して家庭生活に耽溺する。しかし、やがてその生活に破綻をきたし、頼子は別の男の許に走り去る。……心憎い程に女性心理を透視する著者が、男の異常なまでに純粋な熱愛がかえって女の愛を動揺させていくという物語を、物やわらかいムードの中に描いた力作。
  • DVDクイーンの金子智美が限界露出に挑戦した写真集を発売! 沖縄で撮り下ろした、一糸まとまぬ美裸身に感銘すること間違いなしです。
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 動乱の中近東から安い石油を輸入する放れ業を演じて、業界をあっといわせ、「世界石油」を一流会社にのしあげた社長・葛原大三の満々たる自信が、今や揺らぎ始めた。腹心の橘専務が裏切ったのだ。しかし彼は、背後に迫るさらに巨大な陰謀の存在をいまだに知らない。経営危機を切り抜けようとアメリカに飛び、米資本の融資を取り決めて帰国したとき、彼を待っていたのは社長退陣の要求だった。湯水の如く政界に撒いた献金の効果も、今は空しい。――著者が足で取材した秘材をもとに、金融資本の悪魔にひとしい裏面を鋭く抉る「詰め腹」他5篇。
  • 夜の専務、といわれる彼の仕事は世の裏面に直結することが多い。たとえば愛人譲渡式の立会人。大臣の羽沢が愛人の貝塚ラクを財界人の九段に譲渡した。羽沢が九段に向って、「今夜より貝塚ラクとは縁を切り、貴殿に進呈します。よろしくな」というそのかたわらに、彼は重々しく正座しているわけである。こうして貝塚ラクは九段の所有物となったが、どうしたわけか、九段は1週間ののちにポックリと死んでしまう。いわゆる腹上死とよばれる死に方であった――。表題作他6編を収録した短編集。
  • 小菅刑務所の門を2年ぶりで出て来た稲村清一は、やさしく頬をなでるシャバの風に逆らうように、ペッと唾を吐いた。「悪徳警官」のレッテルを貼られ、麻薬運搬の罪に服した彼は、完全に無実だった。彼は復讐の鬼になっていた。自分を裏切った妻との憎悪の再会、「共犯者」だった男の突然の死、謎の乗用車の追及などが、すこしずつ真相を語りそうになりながら、しかし、事件の背景は複雑にひろがり、政界・財界の大立物の身辺につながって行く。名作『私は貝になりたい』の作者が、新風の文体で現代の悪の姿を描いた本格的な長篇推理小説である。
  • 信吾とみや子は、同人雑誌の仲間であり、恋人未満の煮え切らない仲であった。信吾はテレビドラマのプロデューサー、佐竹のもとへ脚本を持ち込んだが不採用。しかし、みや子を紹介してほしいと頼まれる。佐竹は今度のドラマの主演女優としてみや子に目をつけたのだ。一度は断ったみや子を説得し、女優の道に進ませた信吾だったが……。仕事に悩み、恋につまずき、新たな扉を開けながら歩いていく青春群像。
  • 新興マルギダ国の独裁者アント・カーネの来日を絶好のチャンスとして、カーネ暗殺を計るマルギダの革命派。一方、日本の商社・富士物産と大協実業は、マルギダ進出を狙って激しいしのぎをけずっている。大協実業の秘密社員・島田は、会社のためばかりでなく、彼自身の意地と、マルギダ革命派の美しい女グローズへの恋を賭けて、どこまでもカーネ暗殺を追求しつづける。革命家の暗躍、企業間の葛藤、政治、死、恋。『私は貝になりたい』の筆者が、もっとも今日的な主題を乾いた男性的筆致で描く、スリルあふれる長編サスペンス小説。
  • 破天荒の「テレビ結婚」で一躍脚光をあびた井戸美子は、プロレスラーと蒲原財閥の当主を手玉に取って、ついに財閥夫人にのしあがり、プロレスラーに夫を殺害させて、莫大な遺産を継ぐ。熱海沖のH島を買占めて東洋のモナコにする野望に燃えた彼女は、政治の腐敗につけこんで政界の実力者・佐渡代議士を籠絡し、その準備を進める。だが、蒲原政之助の死因に疑惑を抱いた新聞記者・中川隆夫に、かつて彼女が地方実業家にニセ札づくりをもちかけて、類ない肉体を餌に500万円を詐取した旧悪を報道される。そして佐渡代議士との密会も暴かれて、ついに破局へ……。渾身の現代悪女物語。
  • 美貌の女子大生・古園洋子が失踪した。彼女はホステス・アパートの一室を借りていたのだが、管理人・谷本恵吉の姿も見えない。ホステスたちは谷本の正体もアパートの所有者も知らないという。――数日後、洋子の死体が相模湖から見つかった。谷本の愛車ルノーに乗ったまま湖底に沈んでいたのだ。また意外にもアパートの持ち主が、T大で倫理学を教える清水助教授であることも明らかになった。《倫理学教師のホステス・アパート経営!?》。ナゾは深まるばかりだった――が、巧妙な偽装がはがれた時、白日にさらされたのは腐肉の如き性の悲劇だった。「風変りな代償」他5篇。
  • 佐伯隆二は、今も7年前のあの日の憤懣と屈辱が忘れられない。一流大学を卒業した彼が、大東映画の採用試験に落ちた日のことだ。合格、と信じていたのに、身上調査でふり落されるとは。 己の才能が信じられなくなり、いつかエリートコースを踏みはずし、妻に養われる怠惰な男になってしまったのも、すべては屈辱の思いに耐えられなかったからだ。その佐伯が新聞広告につられて応募した興信所に勤めた時、初めて知る身上調査の実態――それは巨大な社会組織の翳りのような虚偽の世界ではないか――に佐伯は唸った。俺は嘘のために一生を失った!「ある復讐」他5編を収録。
  • 名神高速道路の闇の中に死んだ雨宮義人。彼の自動車は、〈梶原トンネル〉の壁面に激突しての即死だった。太陽産業の気鋭の研究者として、カラーテレビ開発の第一線に立っていた雨宮の死には、不可解な謎が感じられた。 社名をうけて、この事故死に取組んだ野田誠司が、苦心の末に探りあてた死の真相は、激甚な産業の恥部を覗きみるような策謀と非情の世界だった。研究グループごと、ごっそりと競争会社のスカウトの手がのびていたのである。拒否した雨宮を襲った非業の死。――梶山文学の独壇場ともいうべき産業スパイ小説「冷酷な報酬」他5篇を収録。
  • 2・26事件――昭和11年2月26日未明、霏々とふる雪を軍靴で踏みしめて、昭和維新の名のもとに特権階級打倒をめざす陸軍青年将校が、1400余の兵をひきいて蹶起した。この「叛乱」は、陸軍における統制派と皇道派の派閥争いが、ついに軍の指導権争いとなって、皇道派・相沢中佐の永田軍務局長斬殺事件に発展し、やがてこの雪の朝の悲劇を迎えるに至る。その経緯と事件の過程を、世評高い「昭和軍閥」の作者が、その抱懐する歴史的社会小説の立場から資料を駆使して、政治の腐敗、軍部の政治関与、青年将校の苦衷とその誤算を鮮烈に描く。直木賞受賞作品。
  • 二流商社の平社員・村中陽吉は、会社の将来に対して痛烈なレポートを書いたがために、単身ニューヨークへ飛ぶ破目になった。支店を開設しろ、というのである。英語もろくにできない村中はセントラル・パークで途方にくれた。英語の勉強でも、と思って大衆小説をひろげていると、思いがけず隣りにすわった白人女性が声をかけた。50がらみのその女性は「うちへいらっしゃい、本が沢山あるわ」と誘った。村中はその誘いに応じたのだが、縁は異なもの、そこから彼は大変な見つけものをする。快人物の一代を描く標題作のほか4篇を集めた、さわやかな作品集。
  • T省の屋上から墜落する人影を「私」は窓ごしに見たのだ。前庭の花壇を鮮血にそめて惨死したのは「私」の上司・小田課長補佐だった。新聞は「自殺」の原因に汚職の翳があるという……。その3日後、こんどは若い雇員の本石幸一郎が走る列車から転落した。報せをうけて豊橋に急行した「私」を見て、本石は「殺しに来たな!」とわめく。その両眼は空虚に鈍く光っていた。《この2つの事故が、どう関連しているのか?》。「私」は戦慄すべき真実に直面した。それは官僚機構にひそむ抑圧された青春の狂気である。表題作他5篇を収録。
  • 商店街のPR誌の編集者・相良道子は、雑誌のスポンサーである服部から、ブーツをプレゼントされた。はいてみせてくれ、という服部の注文に応じた道子は不自然な体勢のところを襲われ、あやうく犯されそうになる。道子はかねて編集長の伊賀に好意をよせていた。伊賀も同様らしい。しかし人生は皮肉だ。道子は姉の夫・前田英一に強姦同然で処女を奪われてしまう。ショックは道子を一時的に自暴自棄に追いこむ。さまよう彼女の明日は? 処女喪失が女性をどう変貌させるか、をテーマに描くロマン大作。
  • 秋晴れの鬼怒川渓谷に、堅田邦子の死体は浮いていた。乳房にはバラの花弁のようなキス・マークがついている。邦子には年下の恋人・所道雄があった。が、彼はその前日にゴルフ場で彼女と別れたばかりだという。確かなアリバイもあった。邦子の弟・浩一は葬式の夜、姉の日記をひらいて、彼女の心の奥にかくされた恋人の不信の事実を知る――証券会社のエリートコースを望む所道雄は、常務の娘との縁談を進めていたのだ――。年上の恋人を無情に捨て去って、出世の階段をのぼろうと焦る男の姿こそは、現代サラリーマンの心奥にひそむ妄執の汚点だ。「男の階段」他3篇。
  • 心をこの世に残しつつ死の際に立った男が愛する女と交る――と、ひと月後にその女胎を裂いて男は再誕する。妖異凄絶の忍法「魔界転生」! 血風の中に甦る剣鬼たちは天草四郎を筆頭に、曰く宮本武蔵、荒木又右衛門、柳生宗矩、柳生兵庫、宝蔵院胤舜、田宮坊太郎。背後でこれを操るは天草の乱に敗れた森宗意軒と、そして由比正雪。 彼等は紀伊大納言頼宣を唆かし、徳川の天下を潰乱に導くべく、魔人と化した「転生七人衆」を紀州に送り込んだ。これに対決しうるは隻眼の剣手、柳生十兵衛あるのみ。妖雲は腥気をはらみ、十兵衛を窺って紀州から柳生の庄に迫った。全3巻、痛快忍法小説。
  • 東洋映画を背負って立つ、一枚看板の大女優・草壁三樹子は日本でも指折りの大富豪、一井男爵を父に、新劇女優・水田三重子を母にして生まれた。彼女は生まれつき淫奔で、志村プロデューサーと関係し、カメラ助手・白石次郎の子を生み、多くの男と浮名を流すのだった。しかし、二枚目スター・林光哉を知るや、三樹子は全身全霊で彼を愛し、同棲するようになった。そんな三樹子を、彼女の幼時からの忠実な下僕――「カシモド」は嫉妬の炎を燃やし、冷たく見つめるのだった。……。強烈な欲望に生きる奔放な女性を描いた問題作「白い炎の女」他3編を収録。
  • 安サラリーマン伊賀大馬が、トランクの中より探し出せし一巻の巻物、これぞ伊賀忍者の太祖、風忍斎が遺したる忍法相伝書である。大馬が早速、忍法「墨消し」を実験すれば、おお魔天の感応か、その鼻息を受け、あらゆる活字が消失するではないか! かくて、伊賀大馬は現代の忍者と化した。老残の硯学、松中半兵衛先生と肉体美女、鳥羽壺子嬢に支援されて忍法を発動すれば、「鳥の死声」は実力政治家をして「民衆から収奪する喜び」を天下に告白せしめ、「諸行無常」は男女の交りを索漠たる灰色の世界に墜し、セックス万能の時流を排す。辛辣にして軽妙、世人の意表を衝く珍騒動! まさに風太郎ワールド全開!
  • 複雑な家族の末子として生まれた桂。兄の友人で新聞社勤めの安彦を家庭教師として大学進学を目指すが、社長令息の透との縁談が持ち込まれる。子を産んだあと赤線に売られていった幼な友達、同じ年頃の温泉芸者との触れ合い、東大受験、そして透と安彦の狭間で、桂は次々と未知の世界を覗いてゆく。病と闘い、離婚を乗り越えて書き続けた北畠八穂の人生観が表れた長編小説。
  • 出羽の浪士・清河八郎は一介の剣客ではなく、政治的野心の熾烈な機略家であった。安政6年、江戸は神田お玉ヶ池に堂々と「文武指南所」の大看板を掲げたほどの豪の者だったが、郷里で17歳のおり隣家に娼婦を招くなど、34年の生涯は不羈(ふき)奔放なところがあった。――文久2年11月、幕府の政事総裁・松平春嶽に当今急務三策を上書して、浪士組成立の端緒をつくった清河八郎が、京師にのぼって攘夷を画策、江戸帰還後も浪士組の隠然たる黒幕として、向背つねなく、攘夷の勅諚を奪還せんとして、幕府の浪士抑圧の策におちいり、仆(たお)れるまでを描いた「浪士組始末」他8編。
  • 甲州に葡萄園と葡萄酒工場をもつ千倉家には、二人の美しい娘がいた。東京の直売所、千倉洋酒店を切り盛りしている姉の一枝と、近郷の雑貨屋に嫁いだ妹のしげ実である。一枝は薬剤師の西竜一と愛し合っていたが、勝気な彼女と消極的な西との間は、一向に進まない。詐欺事件の後始末に大阪へ出向いた一枝は、叔父の自動車販売会社に働く妻子持ちのセールスマン、染谷の行動的な性格に魅かれていく。一方、封建的な婚家を逃げ出したしげ実は、姉の店で暮らすうち西と知り合い……。 あかね色の夕映えに輝く葡萄園、そこに育った姉妹の人生行路を描き感動をよぶ長篇恋愛小説。
  • 『江戸群盗伝』の続編。将軍家斉の御落胤雪姫と所帯をもった梅津長門は、読本の人気作家となっていたが、ある日、北町奉行の遠山左衛門尉に見込まれ、因縁の相手が絡む事件に巻き込まれる。隠された財宝、引き起こされた殺人、雪姫とよく似た娘……謎は深まってゆく。『眠狂四郎』に先立ち書かれた美貌の剣士、梅津長門の剣が冴える痛快時代小説。
  • 椿の名所、菅多峠の観光路線は、急勾配の隘路続きで事故が絶えないため、トンネル工事の完成が待たれていた。麓の漁港、佐土浜にあるS交通バスの三崎義実は、運転手仲間も舌をまくほどの腕達者だが、黙々とハンドルを握る孤児の彼には、暗い過去の影がつきまとう。忘れ得ぬ女、市枝の面影を空しく追い求める彼の心に再生の灯をともしたのは、若い車掌、加江子の純愛だった。が、港祭りの日に市枝の姿を見かけたときから、彼の運転はすさんでいった。…… 田宮文学独自の冴えた抒情のうちに、生きることの真意を求めて描く長編力作。
  • インスタフォロワーは驚異の470万人超え!
    SNSのSEXY女王・森咲智美の4th写真集。

    グラドル界の頂点に君臨する究極のG乳ボディを、沖縄の自然の中で撮り下ろし。
    磨き上げられたプロポーションをたっぷり堪能できる美麗ショットが満載!
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    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 子供のころ、女体のグロテスクなことにびっくりしたあたいは、女よりも男が好きになっちゃった。学徒出陣をしているとき、ホモっ気のある中隊長につかまったのが、ゲイ道に入るきっかけよ。中隊長は権力であたいの処女性を奪ったの。戦後はGI相手に稼いだりした。外国人の囲われ者になったこともあるわ。そのうち、日本人の素敵なパトロンにめぐり合った。彼のおかげでいまあたいはゲイバーのマダムだけど……。と、その奇妙な人生を味のある独白調で語る標題作の他に、「やったぜベイビー」「あとの二人が損をする」「密造酒」など、全5編を収録する短編小説集。
  • 紂王に愛された「妲己」、項羽と生きた「虞美人」、高祖劉邦の亡き後、呂太后に責め殺された「戚夫人」、処女のまま花神となった「張淑君」、辺境に嫁いだ「王昭君」、中国史上唯一の女帝「則天武后」、玄宗皇帝の寵姫「楊貴妃」、復讐と恋の狭間で苦しんだ「凝香児」、芳艶な10代の少女「費美人」、紫禁城で権力をほしいままにした「西太后」。愛欲と陰謀と怪奇渦巻くロマンス。10人の中国美女の伝説。
  • 遊郭のマダムが、むごたらしいバラバラの死体で発見された。店の女たちにも慕われる評判のいいマダムが、なぜ殺されたのか。事件直前に訪れた客たちを調べても、いずれも犯人には辿り着けない。その謎を、風太郎現代ミステリー唯一のシリーズ探偵の「飲んだくれ産科医」荊木歓喜が解き明かす!
  • 公爵・近衛文麿は、昭和15年7月に組閣の大命をうけ、第二次近衛内閣を組織した。陸相は東条英機、外相は松岡洋右であった。この時から、近衛文麿の悲劇が始まる。三国軍事同盟の締結で大陸戦線は膠着し、日米交渉は暗礁にのりあげ、近衛はグルー大使と会見する。それは近衛個人の悲劇にとどまらず、日本の悲劇に他ならない。日本近代史における近衛の演じた役割はあまりにも大きかった……。この「太陽はまた昇る」は、戦争か平和かの岐路に立って悩む近衛を中心にして、しだいに軍閥の掌中におどらされてゆく日本の姿――第二次大戦を軸とした日本の近代史――を描いた、上下2巻の長編歴史小説である。
  • 最愛の妻・小雪を失って、孤独感と追憶の感情にとらわれている園田順吉だったが、皮肉なことに、彼の小説が映画化され、まわりは華やいだ。小雪の父親・正造は、そんな順吉をみて、もう小雪の残像を捨てて、早く後妻をめとってくれ、と頼む。事実、後妻を彼に、という周囲の努力があったし、娘たちから順吉に接近するというケースもあった。しかし、小雪への思慕は、はるかに大きくて強いのだ。そんな折、順吉は、ユキという女性に出会った。容貌も、そして名もそっくりではないか。順吉はときめく。亡妻・小雪との愛の残光をふり払うため、順吉は、ユキとの新しい愛に生きようとする。小雪に瓜二つのユキだったが、彼女のなかには、小雪と対照的な「女」があった。話題の名作「絶唱」の姉妹篇にあたる書き下ろし長編小説。
  • 生まれながらの巧みな弁舌で、郵便局の養子に収った番匠銀之助は、家付きの姉妹をものにすると、もう次の悪事に想いを走らせる。代議士の姪・路子の征服――この娘を俺の出世に利用しないわけにはいかぬ……。悪事のプランは夜床の中で、塩煎餅を齧りながら思案する。やがて、銀行を舞台に籠抜け詐欺で得た大金で、汽船会社を乗取り、ボロ船で保険金を搾取し……。20歳を過ぎたばかりで、もう一流実業家気取りの彼は、関東大震災すら、自らの色と欲に悪用した。市内の用地略取に始まる軽井沢と箱根の土地買占めである。欺瞞に満ちた銀之助の半生を描く長編悪漢小説、上下2巻。
  • 敗戦の時、20歳になったばかりの安心院傑四(あじみ・たけし)は、巡回映画で大金を掴んだ。ついでGIを利用したヤミ商売で大アナを当てる。「よっしゃ、これからはアイデアの世の中だ」。彼の夢は、まるで虹のような華やかに彩られた。妻の英子には大阪に、愛人の咲子には広島にバーをもたせると、目指すは東京進出! 「大金持ちになったるで」と、日本一のクラブ『ラール』をオープン。マダムに初恋の女・秋子をすえると、彼が考えたのは、花のパリからのPR新戦法。これも大いに当たって……。戦後派のシンボル「英雄豪傑」の、野心と商才と色の道を、快調なテンポで描き出す梶山文学の面白さ!
  • 総髪、無精髭、古着を着流した姿でも、その品位を隠せぬ謎の浪人。腰には香木刀を帯び、えもいわれぬ芳香をまとうその男、巷では遊太郎と呼ばれている。上州で女親分お葉を助けた縁で、一家に身を寄せた遊太郎。身の回りの世話をしてくれるお夕に思慕の念を抱くものの、心中からは病める剣鬼、平手造酒の妖気を帯びた気魄が消えず……。1959年市川雷蔵主演映画の原作、長編時代小説上下巻。
  • 耐性皮革研究所という名の奇怪な洋館には、ときどき上流階級とおぼしき数人の客がやってきた。館の主人は、美貌の女性である。が、ある日、欧風のサロンにも見えたこの邸で、殺人事件がおきる。しかも、被害者は志村千恵――女主人であった。千恵の弟・達夫は、姉の死に不審を抱く。彼は、自分の学資を出すためにコールガールまでしていた、姉の過去を知っていたのだ。何かが隠されている! 達夫の調査は、次々に洋館の正体を暴いてゆく。耐性皮革研究所は、実は皮具を用いて、サディストやマゾヒストが快楽をむさぼる隠れみのだった。そして、姉の本当の死因とは……。
  • 一度は倒産した社長・修一郎、デザイナー志望の美貌の青年・五郎、老フィクサー・相馬、実業家たち、ライバル社の専務、創始者の孫・宏……などの葛藤と、彼らにまつわる多彩な女性たちの存在。廻る糸車のように絡んではほどける人間模様と、ターミナル駅・池袋に繰り広げられるデパート業界の戦い。<上下巻>
  • 江上医院の美人三姉妹が、それぞれに辿る愛の軌跡。長女に一夜の契りを残して出征していった男、世界を放浪の末に巨額の宝石を手に帰国した男、妻を亡くして愛娘と暮らす美貌の仏文学者などが辿る、それぞれの人生の軌跡。三姉妹と男たちの軌跡が交わる時、愛と憎しみ、希望と絶望とが交差する。
  • 大きな耳にダンゴ鼻、茫洋としたなかに、強烈な個性を秘めた、130キロの巨漢――野呂内大太郎が、本篇の主人公である。 日本の敗戦で、ソ連の抑留生活から故郷の松山に還った大太郎は、340万円の遺産と、10ヵ条からなる亡父の遺書を胸に秘めて、松山市内での映画館経営を皮切りに、莫大な負債で倒産寸前の造船所を再建し、奥道後の温泉発掘に半生の運命を賭ける……。奥道後に万里の長城にみたてた巨大なホテルと純金の金閣寺を真似て建て、理想の大レジャーランドを建設した夢想の実業家=「四国の大将」をモデルに、波乱に富んだ半生を描いた、痛快な長編小説。

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