『愛COCO!、ソフトエロ(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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あと1年で還暦を迎える一彦は定年退職が迫る中、再就職のあてもなく、年老いた母の介護にも疲れ、途方に暮れていた。そしてある日、何かに導かれるようにして山へと登り始めた一彦は、長年不倫関係にあった小世子との思い出に浸りながら、山肌に足跡を残していく。すべてはうまくいくはずだった……。時間が経ちそれぞれの子供が独立したら、ふたりで新しい家庭を築こうと、不倫の果ての幸せを思い描いていたのだ。だが、ふたりの関係が互いの家庭にばれ、一彦の計画は音を立ててくずれていった……。山で出会った陽子という女性に、小世子の存在を重ねる一彦。そしてクライマックスで明らかになる衝撃の事実に、一彦がとった行動とは!?
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28歳の麻矢は夫からの暴力に耐えかねて、思わず元彼の龍一のところへ駆け込む。当時は龍一に家庭があったため不倫関係にあったが、2年ぶりに会ってみると彼は離婚していた。麻矢は暴力夫に尋常ではないほどに怯えていて、差し迫ったふたりは突発的に沖縄へと旅立つ。不倫時代に夢にまで見た、ふたりきりの旅行だった。南国の地で、2年ぶりに互いの体を何度もむさぼり合うと、麻矢の心は次第にほぐれていく。その後、龍一と麻矢を待ち受けるのは、天国か、それとも……。
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仲良しの妹の結婚――。2歳年下の妹に先を越されるなんて思いもしなかった私は、30過ぎまで処女でいることに急に焦りを感じ始めた。妹への羨望と肌恋しさにより、会社で仲のいい同僚・松山にその寂しさを伝えようとしていく。「処女」と知った松山は、初体験の相手になってくれようとするのだが……。
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東京に嫌気がさして、タイのバンコクに流れ着いたあたしは、日本人のオヤジ若槻に騙され、現地のエロマッサージの店に売り飛ばされた。日本へ帰ることを諦めたあたしにとっての唯一の楽しみは、人体標本や遺体写真が飾られている死体博物館という場所に足を運ぶことだけ。特に、気に入ったのはシーウィーと呼ばれるサイコキラーの遺体。彼は、中国から出稼ぎに来たが、逆に借金で故郷に帰ることが難しくなったらしい。そんなシーウィーと自分の境遇が、なんとなく似ている気がして、のめり込んでいったあたしの目の前に現れたのは…。
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旅行代理店に勤める桜子は、旅行ライターである夫、孝夫の不倫を疑いつつも日々をやり過ごしている。仕事を通じて意気投合した2人は、友達夫婦として結婚生活を続けてきたが、夫と女性編集者との関係が明るみに出るにつれ、桜子の心はざわつき始めていた。そんな中、良き相談相手である従兄弟と仕事の繋がりで京都に行くことになった桜子。いとこ同士という関係に遠慮しながらも、まるで近親相姦のような罪悪感に、桜子はより燃え上がっていくのだった。
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27歳で昼はOL、夜はキャバクラで働いていた頼子に惹かれた43歳の達弥。達弥は、会ったばかりだというのに「セックスを前提に付き合おう」と頼子に持ちかけてくる。変な客だと思って断るも、普通の客とどこか違う雰囲気を持った達弥に頼子は体をゆだねてしまう。達弥は頼子の体を熟知しているかのごとく、優しい愛撫で何度も頼子をオルガムスまで導くのだが、頼子が甘えても、なぜか達弥は屹立した自身を挿入することを拒む。果たして、達弥の思惑とは……!?
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結婚して5年。多忙を極める夫とのセックスは回数が激減し、数少ない交わりも、どこか義務めいた匂いを漂わせていた。そんな朋世がいつも通り夫を仕事へと送り出した後、彼女宛てにカサブランカの花束が届けられる。気づけば今日は、朋世の誕生日だった。夫からのプレゼントだと頬が緩む。しかし、届けに来た花屋の青年は俳優の佐竹タカシから頼まれたものだと告げる。タカシは朋世のかつての恋人だった。全身をそっと優しく舐め回す舌使い、何度のぼりつめても耐えない彼の愛撫を思い出しながら、カサブランカの強い匂いに誘われるようにして、朋世は指を脚の間に這わせて……。
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OL時代に恋愛を楽しんできた香奈子が結婚相手として選んだのは、10歳年上の高彦だった。セックスに強いほうではないが、夫から愛され優しくされている今の生活に不満はなかった。ある日、近所で強盗が入ったという話をきき、夫の甥である21歳の陽太を、出張中のガードマン代わりに家に泊まらせる。香奈子は、若くてマジメな彼をいたずら心から誘惑してしまう。夫とは違った、若い欲望を素直にぶつけてくる陽太のセックスに甘美なエクスタシーを感じてしまう香奈子。1度きりの過ちにするつもりが、その後も夫の留守中に陽太とお互いの体をむさぼりあっていると、そこには……!
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長年勤めた会社をリストラになったタクシー運転手の車に、29歳の売れっ子女優の小坂雅美とマネージャーらしき女性が乗ってきた。聞き耳を立てていると、雅美が事務所から独立したいという話で揉めている。不機嫌になった雅美は、マネージャーをおろすと、運転手に一緒に野球を見に行こうと言い出した。運転手は、困惑しながらも東京ドームで試合を観戦することに。その後、欲求不満の雅美にホテルに誘われ関係をもつことに。さらには、女性マネージャーが現れ、女優のスキャンダル口止め料として言い出したことは……!
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仕事で偶然再会した朱美と賢也。かつて夫婦だった2人は、賢也の愛人に子供ができたことで3年前に離婚したのだった。元夫がいまや再婚している身であると知りながらも、賢也をラブホテルに誘う朱美。まるで恋人の頃に戻ったかのように激しく求め合う2人だが、「妻」に対しては淡泊に、「不倫相手」になったとたん情熱的に豹変する元夫に、心が少しずつ冷めていくのを感じていた朱美であった。
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42歳の聡子は、離婚届を提出したその日に、昔つきあっていた涼とベッドインしてしまう。熟れた体は狂おしいまでに反応するものの、心は別れた夫を求めてしまう……。もういちどやりなおしたい。聡子は夫の雅樹に連絡するが、離婚という事実は変えられないと冷たくあしらわれてしまう。さらに意を決して雅樹のもとに向かうが、快い返事は得られない。どうすれば、雅樹を振り向かせることができるのだろうか。聡子はついに最終手段にでた。はたして、彼女のとった予想もつかない行動とは!?
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美和子の自慢は、ツンと上向きのやわらかく張りつめた乳房だった。しかし、その乳房を愛撫してくれる夫の直一はすでにいない。34歳で後家となった美和子は、女ざかりの熟れた体を喪服の中で持て余していた。これから大事な法要だというのに、乳首が疼き、ショーツはぐっしょり濡れているのだ。直一との情事を回想してひとり遊びに耽っていたところ、突然、夫のいとこの拓造があらわれた。アルバムに写る幼いころの直一の話題で盛り上がっていると、突然唇を重ねられてしまう。好きでもない相手だったが、火照った体はやすやすと受け入れてしまい……。
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37歳の礼美子は、若い男の体を求めていた。7年ものあいだ連れ添った亡き夫は30歳以上も年が離れていて、結婚した当初から夜の生活に物足りなさを感じていたのだ。未亡人となった今、夫の束縛を受けず晴れて男漁りができる! そんな彼女がいま目をつけているのが、亡き夫の運転手をしていた27歳の倉田だった。彼の肉体、若さ、男らしさ、そのすべてがほしい……四十路を前に女盛りをむかえた礼美子の欲望は抑えることができない。都心のホテルのスイートルームに倉田を呼びつけ、熟れた肢体を魅せつける。はたして彼は誘惑に乗ってくるだろうか!?
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会社に辞表を出したその日、私は坪内と会っていた。3年間付き合った23歳年上の彼は、辞めようとしている会社の専務取締役だ。不倫関係を続けてきた私にとって、辞表提出はひとつの区切り。最後に1個だけワガママを言いたくて「旅行に行きたい」とつぶやくと、坪内はなんとその日のうちに伊東まで連れて行ってくれると言う。いままでの遠慮や不満を爆発させるようにお互いを求め合い、何度も交わう私たち。別れを前に、かつてないほどの昂奮と快楽に溺れていくのだった……。
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36歳の主婦祥子には、家庭を大事にしてくれる夫とかわいい小学生の息子がいる。しかし、夫の祐一は、祥子に内緒で頻繁に実家へ帰るような軟弱な男だった。マザコン夫には抱かれたくない! 祥子は、「女」である自分を確かめるべく、10年来の腐れ縁の男友達卓郎を呼び出す。やる気まんまんの祥子だったが、泥酔したあげくに、指一本ふれられずひとり布団に寝かされる始末。こんなことでは、女としてのプライドがゆるさない。再度、卓郎を呼びだし、ラブホテルにチェックインした祥子は、予想もつかない大胆な行動に出た!!
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瑛子は、リタイアした両親が移り住んだ桐生に来ていた。結婚して8年、二度の流産を経験し、少しずつ夫との考えの違いを感じて家出してきたのだ。両親は事情を聞かなかったが、どこか腫れ物に触るように接していて居心地は決して良くなかった。そんなとき、喫茶店で声をかけてきた山本恭一に飲みにいこうと誘われ、始めは躊躇していたものの、酒の勢いもあって心を開くようになる。桐生を離れる日、瑛子は意を決して恭一に電話をかける。『好き』という気持ちはもう……抑えられなかった。
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「あんたって子は、どうして私が大切にしているものに限って貸して欲しがるの!」日曜の朝、38歳の八神は、妻の紗英の声でリビングに。そこには、紗英よりひとまわり年下の23歳の義妹・雪美が、泣き出しそうな顔で立ちすくんでいた。聞くと友達の結婚式用の靴を借りにきたのだが、紗英がそれだけはダメだというミュールを選んだという。雪美に同情した八神は、デパートで同じ靴を買って与えるが、ホテルで雪美が本当に借りたかったものを知ることになる……。気鋭の作家が描く、切なく濃密な性愛ストーリー!
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高校生の祐介は、一緒に暮らす兄嫁の琴音に密かに想いを寄せていた。兄が海外に単身赴任することになり、さびしい思いをしているはずのある夜、義姉の部屋から突然、妖しい声が聞こえてきた! 間違いない、これは義姉さんがオナニーしている声だ! そう思った途端、たちまち祐介の若竿ははちきれんばかりに充血した。妄想と欲望でいっぱいのペニスを、力を込めてしごきあげる。魅惑の体験のとりことなった祐介は、琴音のオナニーを期待し、毎晩のように耳を傾けるが、次第にその行動はエスカレートしていき、ついに……!
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離婚届を出すため、聡子は区役所に来ていた。わずか1年半の結婚生活――7歳年下の雅樹と大恋愛の末に結婚したのは、未婚の母として育ててきた息子が中学に入り、手がかからなくなったことと、四十路にさしかかり、もういちど自分のなかの“女”を取り戻したかったからだった。しかし、雅樹との夜の生活はおそまつなものでしかなかった。もっと抱いてほしかったのに……。区役所を出た聡子に、むかしつきあっていた涼から偶然電話がかかってくる。今はフリー、だれとセックスをしたっていいはず。抑えることのできない情動にかられた彼女は……。
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