『パラダイム、黄ばんだごはん、ソフトエロ、雑誌を除く(新文芸・ブックス)』の電子書籍一覧
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ゲーム世界に転生したファブレの立ち位置は、物語の黒幕的なポジションだった。魔王に復讐を誓った男であり、邪神復活の野望を抱いた、勇者の敵となるキャラクターだ。
しかし、現代人としての意識を持つファブレは、邪神による世界の滅亡など望むはずもない。魔王さえ排除してしまえば、あとはのんびりとハーレムな暮らしがしたいと考えた。
魔王軍の内部で暗躍し、工作部隊の長であるクルディと関係を結んだファブレは、着々と魔王討伐計画を進行していくことに。人類側最高の美女・勇者スティシアに接近し、彼女に助力することで、魔王を討伐してもらうのだ。
夜はクルディと楽しみ、エルフ族からの人質であるラミナもハーレムに加え、魔王軍内でのイチャラブな生活を送るファブレの計画は順風満帆。
ゲーム内でのイベントも無事にこなして、勇者スティシアからの信頼と愛情も獲得していくが、物語は少しずつ原作ゲームとはズレていたようで、意外な結末に向かってしまい…!? -
アダマースの第三王子として成長したシュタールは、ある日突然、前世の記憶が蘇った。自分が転生者であることを自覚すると同時に、ここが乙女ゲームの世界であることにも気付く。
もし自分の記憶の通りなら、第三王子は完全なモブキャラであり、重要な役割はなにもない。その意味では気楽だが、チート能力もなく、特別なイベントもない人生が確定していることになる。
せめて王族として幸福な道を歩もうかと思った矢先、ゲームの中でも重要な鍵となる女性と接触することに。それは悪役令嬢として破滅に向かう美女プラタだった。しかも彼女は、自分も転生者であるというではないか。
プラタから破滅回避への協力を頼まれたシュタールは、その美貌に負け、悪役令嬢三姉妹を救うべく行動を開始する。ゲーム自体の知識を持つ次女プラタとともに、気高き姉であるフリソスや、小悪魔な妹クプルムをなんとか導いていこうとするシュタール。
しかし、ゲームそのままの性格である姉妹たちは、なかなか思い通りには動かない。その解決策としてなんと、姉妹たちの快楽堕ちをプラタに提案されたシュタールだったが…。 -
異世界に転生し、第一王子に生まれながらも、スキルの才能に恵まれなかったフォルツ。この世界では、王族として絶対必要であるスキルが無能と判断されたことで、王位継承は絶望的だった。しかし、前世での無念から努力を誓っていた彼は、そんな境遇を気にもせず、自分に出来ることを地道に繰り返して成長していった。
そしていつしか、貴族達に無用と言われたスキルの実際の能力に気づき、別格の戦闘力を手に入れる。魔術師に知られる属性ではなかったが、充分な力を発揮できる、すばらしいスキルだったのだ。
王国から旅に出された日々で知り合った、天才魔女ネーフィカを仲間にしたことで、フォルツは世界でも最強クラスだと自信を深めていた。そんなフォルツにもついにチャンスが訪れ、王子として一軍を率いての、同盟国への出兵が決まった。
華やかな実績があっても、王になりたいわけではない。しかし、努力で身につけたスキルを駆使することで、反乱の危機にあった同盟国を救い、姫騎士ミェーチとも関係することに。結界を守る聖女ピエタをも支えることで、フォルツの実力は人々に知られ、讃えられてゆく。
かつては無能と囁かれた第一王子フォルツだったが、いよいよ、ハーレムな日々を掴み取ることに! -
王国貴族のなかでも、御三家に数えられるシャッツ家に生まれたコイトスは、現代日本からの転生者だ。チートな能力はとくに得られなかったが、その恵まれた地位と、豊富な現代知識で、ノンビリと異世暮らしを楽しんでいる。魔法を学ぶことで、この世界にはない道具を作り出すのも楽しかったが、それ以上に、転生したからには叶えたい願いがあった。それはもちろん、美女とのハーレムな暮らしを手に入れること。残念なことに、貴族家は意外と身持ちが堅く、遊びは許されない。しかしその分、一人前となれば一夫多妻は問題ないという。年頃となり、同じ御三家の令嬢との婚姻話を切っ掛けにして、待ちに待ったその時がやってくる。女騎士ストラは、武門に名高いマハト家のお嬢様。コイトスとの相性もよく、まさに理想の女性だった。愛らしいエアファーは、知恵に優れるケントニス家の娘で、魔法使いでもある。御三家から来た二人の素晴らしい妻たちの協力もあって、隣国の王妃ラーフェをも見事に陥落させたコイトスは、夢であったハーレムな日々をついに手に入れて…。
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王国第二王子のティーリオは無能と呼ばれ、たいした期待もされない王宮生活に、それなりに満足していた。兄王子も健在であり、争いのない平和な時代だ。このままなら無事、苦労のない地位を維持できる。幼いころからずっと一緒で、面倒見のよいメイド姉のミリエもいてくれるから、それ以上の望みもない。大きな仕事はないが、騎士団での役職も無難にこなし、新しい補佐役となった女騎士グノシアとも、なんとかコミュニケーションできている。口の悪い貴族からは蔑まれても、まったく気にせず、我が道を進むナマケモノとして、理想の毎日だった。そんな彼に突然、縁談話が持ち上がる。王国が交流を再開したエルフ族からお嬢様を受け入れ、王子の許嫁とすることになったのだ。美しく、人間への好奇心旺盛な姫アマーベルは、エルフのなかでも変わり者らしい。魔術にも優れる彼女は、ティーリオに秘めたる力を感じて気に入るが、異種族婚は思いがけない波乱を呼んで…。愛する女性を護る、無能王子の真の実力とは!?
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侯爵家の子息として異世界転生したハルト。何不自由なく暮らしているが、年頃となり、いよいよ縁談の話が持ち上がる。
貴族の義務として受け入れることにしたが、その許嫁候補はなんと、前世での義母であったチアキだった。以前のままに美しいが、とにかく若い。幼いころに憧れた、理想の女性であるチアキの姿を思い出し、ハルトは思わずときめいてしまった。
このまま親子として暮らそうかとも思ったが、チアキはもともと、かなりの甘やかし体質だ。この異世界でもハルトを存分に可愛がり、隙あらばスキンシップをとってくる。
思わず興奮してしまうと、許嫁としての関係でもよいと迫られ、流されるままに関係してしまった。それからはもう毎日が甘々で、最高に癒やされる日々となり、婚姻への期待が高まることに。
しかしこの縁談相手はチアキだけではなく、他の貴族家からも許嫁候補がやって来た。そしてその相手もまた、義姉のアヤカと、義妹のマフユの姉妹だったのだ。
前世では気恥ずかしさからギクシャクしてしまったが、今度こそ仲良くしようと決めたことで、ハルトは三人のお嫁さん候補との、ハーレムライフを楽しんでいくことに! -
ナジュース王国の第七王子クレインは、兄たちとも
仲良く暮らし、権力闘争とは無縁の生活を送っていた。
ずっとそうしていたいところだが、年頃となれば
いよいよ政略結婚の話が持ち上がる時期だ。
案の定、国王から命じられたのは、隣国の重要人物である
聖女ロリエとの婚姻だった。
迎えた聖女はしかし、想像以上に魅力的な美少女だった。
すっかり惚れ込み、新婚生活を楽しむクレインだったが、
そこにさらなる婚姻話が舞い込んでくる。
獣人族の娘シャフラン。
帝国王家の第五王女ノーチェ姫。
ふたりの美女を妻として迎えると、クレインの離宮は
あっというまにハーレムと化していた。
ナマイキ盛りのノーチェに振り回されつつも、
心優しいロリエを中心として、仲睦まじく暮らす
クレインたち。
妻たちの愛情と結束で、いつの間にやら王国内の人々を
それぞれが救済していたようで、クレインの評価は
王族内でも意図せず高まってしまって…。 -
最年少にして、最強の魔王として君臨したグレンは、人族との和平に成功し、ずっと夢だった庶民としての暮らしを始めることにした。
そのために人間たちと魔族が共存する街を作り、自分もただの冒険者として、そこで暮らすことに決める。
低級冒険者としての、何でも屋のような暮らしも、戦いに明け暮れたグレンには新鮮なことばかりだ。街の人々と交流することで、幸せを感じている。
そんなグレンだが、もちろん庶民の常識なんてない。メイドとして仕えてくれたエルフのグラシアヌに、日常生活のことは頼りきりだった。エッチなご奉仕も大好きな彼女は、グレンに毎日、いろいろなことを教えてくれるのだ。
人族のお姫様であり、最強の姫騎士として魔族にも知られたエルアナや、旅の仙人娘チェンシーが家に押しかけたハーレムで、グレンの日常はいつのまにか「普通の庶民」からは、やはり離れてしまったけれど…。
楽しい毎日だから、世界を平和にしたことに悔いはない。
のんびり庶民生活を満喫しつつ、大満足な日常を送っていたグレンだが、せっかくの両族友好を害する企みに触れ、魔王としての力をふるう時が!?
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