『幻冬舎、501円~800円(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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29歳の瑠依は夫とセックスレス。ある日友人に誘われて行ったホストクラブで、20歳のユーセイの虜になってしまう。「推し」に貢ぐ金を稼ぐために、瑠依はマッチングアプリで出会った剣持と愛人契約を結ぶが、その舌技に骨抜きにされ――。ホストに狂い、淫靡な己を覚醒させた女が、歌舞伎町という底なしの沼に沈んでいく。トップ官能作家の新境地!
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温泉宿に逗留中の元ヤクザ・崎谷の前に突然下着姿で現れた場末のホステス・カンナ。元カレに攫われて犯されそうになり、逃げてきたという。女嫌いだったはずの崎谷は、彼女の魂をさらけ出すようなセックスに溺れていく。しかし、カンナの悪評や言動に不信感を覚え始め――。人間関係はなにもない。知っているのはセックスだけ。刹那的官能ダークロマン。
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仕事が忙しすぎて恋愛をしているヒマがない。だったらセックスは、金で買えばいい。朝の顔を務める女子アナの紗奈子は、秘密の会員制買春サロンを訪れる。しかし冷たい眼をした男娼・貴島のプレイは、想像を絶していた。泣きじゃくりながら、自慰を繰り返す紗奈子。「もう許してっ……」。禁断の扉の先にあったのは蜜園ではなかった。肉欲の沼だった。
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「わたしが実はマゾだったら、どうする?」。高潔なフラワーアーティストの妻・貴子から
突然告げられ、SM愛好家・綿貫の家に連れていかれた竜平。「奥さんはこういう風にされ
たかったんだよね」。貴子の股間にきっちり食い込む真っ赤な二本のロープ。目の前で繰
り広げられる妻の痴態に、竜平は怒り狂いながらも勃起していた――。圧倒的SM官能。 -
〝紫城麗美〟の筆名で官能小説を書いているテンコ。内向的な性格で男性経験はほとんどない。あるときAV撮影現場で出会った助監督の楠田と関係を持つ。テンコは性に奔放な麗美を装うことで自らを解放し、過激なセックスの快楽に酔い痴れていく。「あぁ、もっと欲しいの……」。すれ違いながらも、心と体の奥底から性愛を求め合う男女の官能小説。
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西条孝洋は会社の後輩・福永亮平から渡されたハメ撮り動画を見て呆然としていた。相手の女は、自分の彼女・梨沙だったのだ。画面の中の彼女は、自分とのセックスの時よりも何倍も激しく乱れていた。自ら両脚をM字に広げ、カメラの前に秘部をさらけ出す。「ねえ、お願いっ、早く……」。気がつけば、西条の股間は痛いくらいに勃起していた--。
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老舗の料亭「松風」を女手ひとつで切り盛りする二十七歳の妖艶な女将・絹代。夫がつくった莫大な借金のため、絹代は三人の悪徳金融業者に自ら身を晒し、その肉体に縄をかけられ嗜虐の罠にはまって行く。男勝りな絹代の妹までをも巻き込んで、“地獄屋敷”で百花繚乱に咲き誇るSM的官能の世界。単行本未収録だった幻の最終六話分を加えた完全版。
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最愛の男・見山と結ばれたいのなら、この試練に耐えること……。人里離れた宿で、画家、書道家、刺青師など六人の男と肌を合わせる女子大生・緋絽子。戸惑いつつも、被虐の美味を知った彼女の肉体は大きく変貌する。伝統美の中で織りなされる男女の究極の性宴。名作とうたわれた処女作「卒業」を改題して遂に電子書籍化。
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夫の留守中に訪問販売で買ったシルクの下着をつけた夜から、夏美の生活は一変した。理性がとんで熱く潤う体は、息子の標的となり、レズビアンたちの獲物に。日々人妻の家に招かれ、「もっと突いてぇ」と夫にも聞かせたことのない声で叫ぶ夏美。ぱっくり口を開けたそこに唇を押しつけられちゅうちゅうと吸われる姿に、少年たちの視線も注がれ…。
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深夜の女子寮の一室。聡明で美しい女子大生智美は、両手を拘束され、全裸で座らされていた。「いつもみたいにオナニーしろ」。見知らぬ男に命令され、撮影されていると知りながら自ら秘部を開く。「もっと音をたてろ」。羞恥と恐怖の中で、感じる芽を激しく擦って達するが、男は満足しない。開発されていない体が半狂乱になるまで、凌辱は続く――。
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「ああ、許して。死ぬほど恥ずかしい……」。雪白の肌、熟れきった肉体、芸能界一の清純派女優・江原八千代が、SMマニアで八千代のファンの会社員・北川らに誘拐された。山奥の別荘に監禁された八千代は、剃毛、浣腸と様々にいたぶられ……。悪魔の館で繰り広げられる秘密の宴。男の欲望のすべてを活写した調教小説の傑作。
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「それでは始めようか。服を脱いでください」。ファインダー越しの先生の視線を感じながら、静香は身体を開いていく。吐き気がするほどの羞恥と緊張、そして悦楽を味わいながら―。女子大生と大学教授、そしてその妻との奇妙な三角関係を描いた「先生と私」。13歳の美少年に恋をした女教師が禁忌を犯し続ける表題作など全三篇。傑作官能小説集。
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「硬いな……さすが未通娘(おぼこ)やの……」祇園の舞妓、十八歳の佳寿はあと半年で年季が明け五つ上の樋口と結婚するという時に、極道の組長である囃子多に陵辱され、処女を奪われる。あらゆる性具を使った調教、緊縛、乳房から秘部にかけての蝶と牡丹の刺青――。羞恥の快感は舞妓を極道の妻へと変化させていく。幻冬舎アウトロー大賞特別賞受賞作。
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打ち寄せる快楽の苛烈さに、灯子は全身をよじらせ身悶えた。彼女が愛するカメオを彫る岳生の繊細な指は、溢れだす愛液を絡め取りながら、激烈な快感を刻み込んでくる。「欲しい……」。喘ぎながら訴えた。「まだだよ。もっと灯子の肉体を苛めたい」。カメオ職人の瀬能岳生と、彼に惹き寄せられた女たちの、切なくて狂おしい情交を描く長篇官能小説。
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白萩女学園中等部。黒髪のお嬢様・絵梨子は、早熟な同級生の手で、薄いピンクの乳首を露にされ、肉のついてきた恥丘を執拗に撫でられる。白い木綿が熱くぬめるのを、同級生は見逃さなかった。「処女なのに感度がいいのね」。恥ずかしさで赤面しながら声を上げて達する美少女は、家では兄の手で「検査」され、さらに女教師からも狙われていた--。
この作品は一九八六年十二月マドンナ社より刊行された『セーラー服恥じらい日記』を改題、加筆修正しました。 -
亜梨紗は女子高生の時、伯父の書斎で英語の個人授業を受けていた。椅子に括られ全裸でレッスン。「伯父様、見ないで!」。懇願しても、脚を閉じることは許されない。清純な少女は日に日に淫らになって椅子を濡らし、ついに最後の授業で――。伯父の葬儀の後、25歳になった彼女の前に「全て見ていた」と美しい従兄弟が現れ、恥辱の日々を呼び戻す!
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36歳の和香奈は会社社長の夫を膵臓癌で亡くした。四十九日の翌日、夫が生前に準備した贈り物が届いた。驚くほど精巧な大人の玩具。和香奈はすぐに淫具の虜になる。1週間後、夫が会社を託した伊豆見が線香を上げにきた。男盛りの47歳。伊豆見の辞去に淋しさを感じた。その晩、第二の贈り物が届く……。美しき未亡人の愛と性、傑作小説。
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大学卒業後ほどない美貌の処女・坂井彩子は母校の助教授・祭領地貴成から突然、求婚される。戸惑いつつも貴成の故郷を訪ねる彩子。が、祭領地家に嫁ぐ者みな経験するという性の儀式は恥辱の連続だった。そして初夜。彩子を待っていたのは夫・貴成ではなかった……。旧家に伝わる秘儀に翻弄されながらもその虜になってゆく若妻、嗜虐の官能世界。
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女子大生・里奈が、アメリカ赴任中の恋人・卓に会いたい一心で、渡航費のために始めたアルバイトは、郊外に住む老資産家の話し相手だった。が、それは若い女を次々に性奴隷に仕立てるサディストの罠だった。アナル、レズ、獣姦……すぐに始まる嗜虐調教。絶望の淵で里奈の慟哭が涕泣へと変わるとき、屋敷の地下には監禁された卓がいた……。
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清楚で可憐な良家の令嬢エリカは、夜になると、秘密クラブのオーナー・田ノ倉好みの小さな下着で男たちの前に立たされ、終業後にはしゃぶりつくされる。これを弟の春樹は許せなかった。ある晩、エリカに目隠しをして縛り上げる。いいぞ姉さん、もっと濡らすんだ。弟は姉の足首を強く掴むと、左右に思い切り広げた。悪魔の嬲り責めが始まる――。
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亜紀彦に、新しい母と妹ができた。が、二人はすでに、父の調教済みだった。「恥ずかしいですわ」と言いつつ、昼間から小さな下着一枚にされ、父に打たれる美しい継母。それを見て幼い秘部を開き、亜紀彦の舌で「お兄さん!」と達する可憐な義妹。ある日、自宅の離れに地下室を見つけた亜紀彦は、父がもっと残酷で淫らな拷問をしていたことを知る!
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縞柄の着物に黒の丸帯、形よく巻き上げられた艶やかな髪、そして珊瑚の簪。ぞっとするほど美しい女賭博師・つばめ返しのお柳は、一宿一飯の義理のため、敵の陣営、上州のひなびた温泉街に乗り込んだ。そこで待ち受ける想像を絶する屈辱の罠!??むごい仕打ちに耐えながらも、いつしか快楽の華を咲かせる女渡世人の姿を哀切こめて描き出す。
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最愛の夫の死から一年。三十四歳の深雪(みゆき)はいまだ哀しみをたたえ、いっそう美しさを増していた。会社を経営する義兄・一寿(かずとし)は厚意を装い、浴室に覗きからくりを施した高級住宅に深雪と娘を住まわせ、深雪を経理社員として迎える。数日後、深雪が社長室に赴くと一寿とともに取引先の下卑た社長がいた。もう深雪は被虐の性奴隷になるより他なかった。
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気がつくと激しく舌を絡めあっていた。唇を離す度、身体の芯を甘美な刺激が突き抜け、再び求めあう。部長職にある神崎太一が、隣部署のOL美奈と二人で会った二度目の夜のことだった。「ああっ、私どうしたらいいんですか」「君は俺に押し流されてくれればいい」。妻子ある中年男と恋人がいる若い女の淫猥な純愛を描く、禁断の傑作官能小説。
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ようこそ痴漢クラブへ。このクラブは、痴漢被害に遭っていた有名女子高の生徒達によって組織されました。事前に交わした契約の下、男性は思うがままに女の子の体を触ることができます。下着の中に手を入れることだって可能です。それでは、楽しい通勤を―。あらゆる欲望を受け入れる四つのクラブで渦巻く快楽の顛末を描く、連作長篇情痴小説。
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夫との冷めた関係を持て余し、官能小説を書き始めた新進作家の結城霞は、ベテラン画家の神城鴻と出会う。魅かれ合う二人は最初、控えめな、やがて熱烈な恋文を何度も交わし、逢瀬を重ね、過激な愛の世界にのめりこむ。が、愛すれば愛するほど苦しく、ものたりなくなってゆく――。大人の男女の性愛の日々が燃え尽きるまでを描いた官能小説。
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愛する妻を失った由紀夫は、南の島の豪華なヴィラに夜ごと娼婦を呼び入れてはサド的な欲望を満たす。そんなある日、死んだ母とどことなく似ているマッサージ師と出会った彼は、淫らな「アルバイト」に彼女を誘う。乳首に垂れる熱いロウ、失神するまで打たれる鞭、その傷に塗られるアンモニア水……。あまりの恥辱に耐えかねて女は壊れていく――。打算と欲望がせめぎあう極上のSM小説。
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高校三年の明日香は、再婚した父の美しい若妻・美緒と海辺の別荘に二人で来ていた。夕食後、突然、覆面の二人組が侵入、裸に剥かれチェーンで軟禁された。いつのまにかビデオが回っている。美緒は言った。「この子には手を出さないで! わたしがあなた方の、おもちゃになります」。だが、依頼主の「悪魔の凌辱計画」は始まったばかりだった。
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エステティシャンの更紗と、人気女流官能作家の薫は、中学時代からの親友だった。ふたりの指先は、いつも快楽に従順で、ときどき嘘をつく。「ねえ薫、あたしを小説に出してくれない?」。薫は更紗をモデルにエロティックなシーンを夢想するが、やがて虚構と現実が微妙に交錯し始め、快楽の波にあらがえなくなっていく―。傑作情痴小説。
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「それにしても、いやらしい体だ。おまえが教師とはな。さかりのついたガキたちには、さぞ目の毒だろう」私立高の教師・麻奈美は放課後、具合の悪い生徒を保健室に連れていった。瞬間、背後に男の気配がし目の前が真っ暗に――自分に乱暴した生徒を捜しつつも次々に関係を持ってしまう女教師の若く奔放で貪欲な官能世界。ノンストップ・エロス。
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ある夏の午後、ドイツに留学中の瀬部麟一郎と恋人クララの前に突如、奇妙な円盤艇が現れた。中にはポーリーンと名乗る美しき白人女性が一人。二千年後の世界から来たという彼女が語る未来では、日本人が「ヤプー」と呼ばれ、白人の家畜にされているというのだが……。
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誘われたら断れない。それが28歳の派遣OL佐代子の性だった。やりまんと呼ばれ、疲弊する心と裏腹に、なぜか肉の悦びは深く濃くなっていく――(表題作)。他に、冴えない上司のために60歳の医師に自ら弄ばれる「捧げる女」、肉便器のように犯されてもやくざの男から離れられないNo.1キャバ嬢「奪われる女」など、哀しくも淫らな五人の女の性。
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寿司屋の店員田村三郎は、鬱屈した毎日を唯一SM雑誌で紛らしていた。ある日電話の混線で不動産会社社長夫人・滝川美貴子の不倫を知る。隣室のSMクラブ嬢・相沢久美子の協力で夫人を脅迫、監禁・緊縛・浣腸と凌辱の限りを尽くす。卑劣な野獣の奴隷となった夫人は、屈辱の姿態と行為を撮影され、それをネタにさらにゆすられ続けるのだった。
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出張先での轢き逃げをネタにゆすられたエリート会社員西川耕二は、被害者の夫源造に愛妻雅子を渡してしまう。源造に犯され、白黒ショーの調教を受ける雅子。剃毛・浣腸と凌辱の極限の中、いつか官能の疼きが全身を貫く。耕二も労働意欲を失い、会社も辞め、源造の下へ夫婦奴隷として連れ込まれるのだった。併せて傑作耽美小説「蛇の穴」を収録。
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十八歳で処女のまま未亡人となった華族夫人の顕子は、亡夫の妾の差し金で、清治郎から激しい調教を受ける。阿片入りの媚薬、洗濯バサミ、りんの玉。抵抗しながらも快感に溺れる顕子の秘芽を、メイドのおみつが舐め回す。やがて阿片を呑まされ遊女屋に売られた顕子は、男たち相手に腰をくねらせ、蝋燭で責められながら清治郎への思いを募らせる。
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「どうして……力が抜けてきたわ」十八歳の新人助手・亜紀は、歯科医院長の志摩に亜酸化窒素を嗅がされ気がつくと診察台に縛られていた。躰中がしびれて抵抗できない。と、そのとき、生身の肉を引き裂かれるような激しい痛みが処女を襲った。「こいつは一生、俺を忘れられない」苦痛に顔をゆがめ懇願する亜紀の涙に、志摩はまだ満足できなかった。
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「しのぶちゃんのアソコに入れたい」「いやぁあーっ。春花ー。やめて。ヘンになっちゃうっ」。四十代の冴えない会社員の弘樹は、清楚な女子高生春花にせがまれ、誘惑に抗えず処女を奪う。すると春花の親友でボーイッシュなしのぶが現れ、「春花と一緒にして」と処女を捧げる。快感を覚えた少女たちは競うように身体を開き、ついに弘樹の目の前で……。
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自分から股を開く身体に調教したる――。貧乏公家の勝ち気な姫・桜子は借金の形に売られ、石鹸水(しゃぼんすい)の浣腸、鯨髭の鞭、菊座への串団子と、処女のまま屈辱的な調教を受けたが、かつて思いを寄せた若侍・邦照に身請けされる。性交に不慣れな邦照と性技を仕込まれた桜子、二人は快楽に溺れる。しかし、桜子は彼と側に仕える吉安の関係にある疑惑を抱く。
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婚活パーティで出会った智彦に、メイド服で奉仕させられる日々を送る22歳の郁美。ある日出会い系カフェで知り合った歯科医の神林に、郁美は夜の公園に連れ出される。剥き身になり、夜風にさらされた恥部を木陰から襲うペンライトの群れ。「いまごろ気づいたのかい?」。恥辱はやがて恍惚に変わり、無垢な女の悶え泣きが夜闇に響き渡る。
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「これで触ってください」社長である木俣の愛人秘書・小栗千佐都は、深夜の社長室で彼の選んだ下着だけを身に着け、ソファに横たわった。執拗な愛撫に歓喜の声を上げた時、木俣が取り出したのは一本の筆――。恍惚の余韻に浸る体を筆の毛先が優しく這い回ると、千佐都は痺れるほどの感覚に包まれ、さらなる悦楽の波に呑み込まれていった……。
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「会えるなら、泊まります」十年間、音信不通の希和子から突然の電話。昔、愛していながら抱けなかった女が匂うような人妻に変身し、今身を任せている。彼女の秘所にはピアスが施されていた(「露時雨」)。他に、夫の浮気に悩みながらも、自ら会ったばかりの男との初めての不倫に身悶えする人妻のよろめきを描いた「花雫」など九つの性愛小説集。
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「いや、恥ずかしい。死んでしまいたい……」生活のために、映画出演に応じた美人女子大生。しかし、撮影と称して連れ込まれたのは、大金持ちが隠し持つ地下牢だった……。檻の中で嬲り嬲られる嗜虐の宴を活写した「女学生」を始め、不良高校生に逆恨みされ、山荘で緊縛される気高い女教師を描く「赤い復讐」など、官能文学の極限に挑む四編を収録。
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「私は奴隷です。お好きに調教して下さい」何者かに誘拐された、華道の家元で国民的美女の静代が、人知れぬ地下室で、男たちから嬲られている。やがて、SM雑誌が静代の全裸写真を掲載。誘拐は編集長の新藤が雑誌増売のために、SM小説家の鬼塚と企てたのだった。緊縛、浣腸と絶望の淵での非道な拷問が終わりなく続く、残酷官能小説の大絵巻。
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「かなん……、いやや……、恥ずかしい……」。バブル直前の京都で観光ガイドのバイトをしている修一は、16歳で処女の舞妓・小桃と、21歳で経験豊富な姐さん舞妓・小静に出会う。小静により童貞を喪失した修一は彼女から教わった技術(テクニック)で小桃の処女を奪う。違う肉体との情交に嵌り、目覚めていく修一だったが、ある日、小静の新居で小桃と鉢合わせし……。
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二十も離れた夫を事故で失い一年半。三十四歳の悠香は亡夫との性愛を想い自ら慰めながらも今夜の渇きに懊悩する。そこへ義息・慎介が海外から帰宅。「ずっと好きだった。俺の子を産めよ」突然の告白。慎介を拒絶する言葉が虚しく響いた。――四六時中、束縛する慎介から悠香は書道の師・雅風のもとに逃げ込む。が、雅風からも告白されてしまう。
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日本人離れした肢体と真っ白な肌、清楚な面立ちの志津子は二十五歳の社長秘書。社長の御曹司との結婚も目前だ。しかしある日、横恋慕した同僚の小泉らによって、志津子は誘拐され、緊縛、浣腸と凌辱の限りを尽くされる。男たちの荒々しい本能のままに犯されていく志津子だが、密やかな被虐の炎が開花して……。巨匠が放つ性奴隷小説の決定版。
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ある事件で教師の職も家族も、全てを失った龍一。絶望の中、頭をよぎるのは自分の人生を狂わせたかつての教え子・弥生の面影だった。衝動を抑えきれずに再会した弥生は美しい青年に成長していて、龍一はふたたび憎くて愛しい男の体にずぶずぶと溺れてゆく。だが弥生は胸に冥い決意を秘めていた…。残虐でエロティック、男どうしの愛を描いた官能長編。
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「頼むから、出て行ってくれ」――そう夫に切り出されてから約10年、女ひとりで必死に生きてきた。金のためには春も売った。サディスティックな年下男に、美しい体を凌辱されても耐えた。ところが39歳になった私に訪れたのは末期癌の宣告。絶望、怒り、恐怖……ありとあらゆる激情が去ったあと、私は、ある人に赦されたいと強く願った……。女の性の悲哀を描く傑作長編。
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男勝りな摩耶と美しい百合香、女どうしの同棲生活には甘美で濃密な時が流れていた。指や舌、前歯に唇に太腿……。あらゆる部分を使った優しく執拗な愛撫が、女にしかわからない秘所に失神するほどの快楽を与える。だが永遠と思われた二人の関係が終わりを迎えた夜、女は最愛の女を殺すことにした――。純粋で頽廃的な愛を描く官能レズビアン小説。
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