『文芸・小説、蛭田亜紗子、101円~400円』の電子書籍一覧
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リストラされた会社でいちばん嫌いなタイプ。ぶよぶよして、芋虫みたいなでっぷり太った指の持主の中年男、菅沼さんに、麻由は鏡張りのラブホテルの一室で抱かれていた。そしてボールギャグを咬まされ、四つんばいの鏡の中の女、由麻が、こちらを見ていた…。ある日、菅沼さんに懇願され、「新婚初夜」プレイを撮影、映像は手違いからノーカットでアップロードされてしまう。そして、なにかが、はじけた──幼いころから一人ぼっちだった自分と、鏡の中のもうひとりの自分と会話して生きてきた女の「逃避行」は……。
【著者略歴】
蛭田亜紗子(ひるたあさこ) ─ 札幌市出身。『自縛自縄の二乗』で新潮社「第7回女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。作家デビュー。女性の性にフォーカスしたWEB小説、文芸誌短編など独自の感性溢れる作品を発表、官能小説誌でも活躍中。 -
在宅でフリーの広告デザイナーとして働く花奈には発情期があった──若葉が芽吹き花のつぼみが堅くなる季節。排卵期に性欲が増す女性とはまた違った、欲しくて欲しくて、理性をコントロールできなくなる時期。バスの中、突然、襲ってくる火照りに負け、他人に見られながらも自らを慰める。付き合っていた彼に呆られたほどの発情は二年ほど前からか…第七回R-18文学賞大賞受賞の著者による、官能文芸誌「悦」掲載の、女性的感性溢れるEL(エクストリーム・ラブ)短編第一弾!
【著者略歴】
蛭田亜紗子(ひるたあさこ) ─ 札幌市出身。『自縛自縄の二乗』で新潮社「第7回女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。作家デビュー。女性の性にフォーカスしたWEB小説、文芸誌短編など独自の感性溢れる作品を発表、官能小説誌でも活躍中。
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