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『文芸・小説、佐藤ミホシ』の電子書籍一覧

1 ~50件目/全50件

  • 110(税込)
    著:
    森美樹
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    道枝亜衣子は32歳の主婦。不妊治療を受けているが子供はできず、夫は3年前から7歳年下の女と浮気中だった。セックスレスで、夫との復縁は絶望的だった。そんなある日、アルバイト情報の会社から「アダルトグッズモニター募集 年齢二十五~四十五歳 時給三千~五千円」というメールが届く。出勤か在宅か選択可能で、出勤日も服装も自由だという。いずれ自活しなくてはならないと考えた亜衣子は、破れかぶれになって、その募集に応募。産婦人科に行くはずだった時間が面接に代わった。会社があったのは西新宿の高層マンションの一室。横山一真と名乗る男が対応してくれた。殺風景な部屋で、カメラに撮影されながらローターを使うことになった亜衣子。初めての経験だったが、すぐにグッショリと濡れてきて……。
  • 110(税込)
    著:
    蒼井凜花
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    矢野鈴花は31歳の人妻。年上の夫とは3年前に結婚した。それ以降、働いていた化粧メーカーを辞め、言われるがまま専業主婦に落ち着き、彼のサポート役に徹している。夫のことを愛しているが、半年前からセックスレスに。さらに、夫が銀座のホステスと浮気していることに気づき、苦悩する毎日だった。ある日、女友達に相談したところ、「いっそ、鈴花も他の男に抱かれるのはどう?」と提案される。そして、プロの出張ホストと遊ぶことを勧められた。人肌を欲する体を押さえきれず、鈴花は22歳の新人ホスト・涼を指名する。話を聞くと、彼は入店5日目で鈴花が初めてのお客らしい。健気で優しい涼に惹かれた。本番禁止とはいえ、オイルを使って愛撫され、クリトリスやアナルを舐められた鈴花は我慢できなくなり……。
  • 110(税込)
    著:
    蛭田亜紗子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    葵は平凡な24歳。地元の短大を出てから、親戚がやっている小さな会社で事務をしている。結婚してはや1年。夫から子供を作ろうとせがまれているが、自分の未来に言いようのない不安を感じ、東京に住む高校時代の友人・莉央に会いに来た。莉央は都会に染まり、すっかり垢抜けていた。昔は長い髪を無造作に束ねていたけれど、今はショートボブにしている。かつては大きめの胸を恥じらって隠していたのに、今はボディラインを強調するようなニットワンピースを着ている。ニットを押し上げる胸やお尻の曲線には同性の葵でも思わず凝視してしまうようななまめかしさがあった。スタイリッシュな生活を送り、ドラマのようなシェアハウスに住んでいる。そのシェアハウスを訪問。そこで莉央の3Pを目撃した葵は……。
  • 110(税込)
    著:
    霧野なぐも
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    成田修次は30代の会社員。長年付き合って結婚を意識していた彼女と別れ、失恋旅行で香川県に来ている。観光する気は起きないが、何もしないのも惜しい。そこで、昼食を取るため、讃岐うどん店に行くことに。セルフサービス形式のうどん店は初めてで新鮮だったが、なによりその店で働く美人女将・澄江に目を奪われる。藤色のトップスの上に白い割烹着と三角巾をしていて、いかにも田舎の食堂といった姿だったが、その美貌が目を引く。自分より十くらい年上だとわかるが、唇と鼻筋が少女のようにあどけない。なのに、目元には成熟した大人の魅力があった。3年前に夫を亡くした未亡人らしい。彼女に一目惚れした修次は夜もその店を訪問。店じまい中だった澄江を思いきってデートに誘い……。
  • 黒崎洋平は30歳のWEBデザイナー。半年前に2歳年下の妻・美沙が突然倒れ、膵臓がんが発覚した。それからは介護と仕事に追われる日々で疲れ切っていた。夫婦共通の趣味は撮影旅行。今年の冬は京都旅行を計画していた。死が確実に迫っている妻から「私の分まで素敵な景色を見てほしい」と言われ、洋平へひとり旅をすることに。病気との悪縁を絶ちきるために、縁切り寺として有名な安井金比羅宮を参拝。そこで偶然、高校時代の同級生・福原清乃と再会した。ロングヘアの和風美人。昔と変わらない涼しげな目に形のいい唇、きめ細かで色白の肌はさながらひな人形のようだ。当時の洋平にとっては憧れの存在だった。今は独り身で、近くのアンティークショップで働いているらしい。妻が闘病中の洋平と夫と死別したという清乃。2人は心の隙間を埋め合うように体を重ねて……。
  • 110(税込)
    著:
    小玉二三
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    和子と夫の岩下修は28歳。大学を中退して、詩を書いていた和子と美大生の修は3年前に結婚。卒業後も修は絵を描き続け、それを和子がアルバイトで支えていた。杉並区松ノ木のアパートで暮らすのは裕福とは言えなかったが、友人たちと酒を飲み交わしたり、芸術論を戦わせたりする毎日は充実していた。そんなある日、修の父・岩下武雄が訪ねてきた。修の姉が駆け落ちしたため、跡取りがおらず、田舎に戻ってきてほしいという。帰っても生活は変えなくてよく、アトリエも作ると約束してくれた。提案に乗り、2人は田舎に移り住んだが、状況は一変した。修はアトリエにこもりきり。田畑や農家ばかりの田舎には文化的な要素はまったくなく、和子は酒ばかり飲むようになり、修との間にも溝ができる。そんな時、和子は厚い胸板を持つ義父の武雄に惹かる。彼の目を意識しながらオナニーに興じると……。
  • 田村亮一は還暦を過ぎた貿易会社の役員。3年前に妻を亡くし、今は息子夫婦と同居している。先日、足を滑らせて右足首を骨折。今は自宅療養中で、息子の嫁である冬香が甲斐甲斐しく世話をしてくれていた。冬香は染めていないさらさらした肩までの黒髪を無造作にうなじで束ね、色白の瓜実顔にぱっちりした目元に鼻筋が通っている。化粧気はないが、少しぷっくりした紅い唇が妙に色っぽい。27歳で同じ職場だった息子と結婚。あれから5年以上経つのに、いまだに初々しい少女っぽい雰囲気を残している。それは息子との夫婦生活がほとんどないからかもしれない。最近、息子の帰りが遅く、関係は良好ではないようだ。ある日、亮一は1人寂しくオナニーに興じる冬香を目撃してしまうと……。
  • 110(税込)
    著:
    野々原いちご
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    大吾は妻・さやかとのセックスレスに悩んでいた。仲は決して悪くなく、子供がいないながらも、なに不自由なく生活を送っていた。しかし、いつからかさやかはセックスを拒むようになった。10歳年下の妻をもらったのに、月日ばかりが過ぎていく。さやかに男の影を感じながらも、関係改善を図ろうと一緒に温泉旅行に行くことに。そこでもさやかに強い口調で拒まれて、大吾は意気消沈。1人寂しく混浴の露天風呂に向かった。少し離れた場所に黒髪を結い上げた女性がいるのを発見。うなじに魅せられる。すると、突然、地震が発生。動揺している女性を心配して声をかけた。すっとした鼻筋に長い睫毛が美しく、横顔よりも正面からの顔がはるかに綺麗だった。少し言葉を交わし、お互いに東京から来たことを明かしただけで関係は終わったかと思われた。だが、東京に戻ったあと、スポーツジムで彼女と再会し……。
  • 110(税込)
    著:
    三津留ゆう
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    理世子は28歳の華道家。親友の千鶴に呼ばれて、6年ぶりに地元・京都にやってきた。かつて理世子文学研究を志す大学生・河村悠也と結婚を誓い合ったが、家業を継がせたい実家に反対されて頓挫。初老の男と強引に結婚させられそうになる。悠也と全てを捨てて、東京に駆け落ちしようと決意。籍を入れて、駅に向かうタクシーの中で、婚約指輪をプレゼントされた。幸せな気持ちに包まれた直後、タクシーは交通事故に遭い、理世子をかばった悠也は帰らぬ人になった。最愛の人を失った理世子はつらい思い出のある京都を出て上京。東京で華道を仕事にするようになった。あれから避け続けていた京都に久しぶりに戻ってきた理世子は鐘の音に惹かれて、六道珍皇寺に向かう。この寺は冥界への入り口であると信じられており、参拝客で賑わっていた。境内で死んだはずの悠也を見かけた理世子は……。
  • 110(税込)
    著:
    南綾子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    瞳は42歳の独身キャリアウーマン。中高一貫の女子校時代の同級生だった一番の親友同士である富美子、茜と3人で13年ぶりに再会した。富美子は昔からヤリマンで結婚して3人の子供を産んだ後に離婚。再婚してさらに子供を2人作った。茜は性格が暗く小太りで、瞳は密かに見下していたが、そんな彼女も30歳の時に結婚。離婚したと聞いていたが復縁し、子供もいる。瞳がいくらキャリアやプライベートでマウントを取ろうとしてもかなわない。自分が情けなくなりばかりだった。それでも2人に引き止められて酔っ払うと、当時の空気を思い出す。そして、彼女たちは学生時代にしていたエッチな話を朗読する遊びを始める。当時は処女の妄想話だったが、今回は実体験。まず最初に富美子が話すことに。舞台は親戚の葬式。夫の甥っ子にあたる大学生と、喪服姿で求め合った猥談を口にすると……。
  • 真木萌子は33歳。フラワーアレンジメント教室の講師をしている。夫は55歳の大学教授で、萌子を女として見てくれない。そんな時、広告代理店で働く50歳の椎名和也とパーティで知り合った。彼から食事に誘われたのがきっかけで、互いに家庭がある中、ダブル不倫の関係に。今日は不倫旅行で能登にやってきた。能登半島の最先端にある珠洲岬で海を眺めることに。人影はまばらだ。萌子はサマーニットにフレアスカート姿。風でなびくセミロングの髪を押さえている。和也はニット越しにFカップの巨乳を揉み始めた。彼に外見を称賛され、体を求められる陶酔感はたまらない。ホテルの部屋につくとキスを交わす2人。能登の海が広がる前で愛し合った。浴衣に着替え、食事処で贅沢な夕食に舌鼓。彼に言われるがまま、ノーパン姿の萌子は足を開くように求められ……。
  • 110(税込)
    著:
    小玉二三
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    村崎繁は34歳。妻の未咲が出産し、数日間、産院に近い妻の実家に泊まることになった。妻の母である49歳の咲子は、夫を亡くしてから1人で農園を切り盛りしている。未咲は柔らかで丸みのある容貌をしているが、咲子は彫りの深い顔だちで、目は大きく、高く尖った鼻が印象的。美人だが、それゆえ威圧感が強かった。繁はその日の夜、藤の花が咲き誇る中、野外で咲子が老人2人と絡み合っている姿を目撃した。昼間と同じポニーテールのまま、上半身は下着のみ。ブラジャーの両カップを乳の付け根まで下げて、二つの乳房が露出している。かなりの巨乳だが、張りを失い、垂れ気味だ。下半身は、黒いズボンとショーツを足首まで下ろしてしまっている。背後から1人に突かれ、もう1人の肉棒をくわえる義母を見て、激しい興奮を覚えた繁は……。
  • 須藤真希は37歳の人妻。コロナ禍で仕事はリモートワーク中心になり、ぽっかりと時間が空いた。9歳年上の夫としか会話しないのは息苦しく、朝のコンビニでバイトすることにした。シフトがよく重なるのは大学生の三好健太だった。コロナ禍のため、大学で友達が作れず、寂しそうな彼を不憫に思い、昔の恋愛や学生時代の思い出などを話すようになった。ある日、お腹をすかした健太にホットスナックをおごってあげた真希。彼によると、祖母のメンチカツが絶品だという。だが世の状況ゆえになかなか会いに行けない。真希は代わりに彼にメンチカツを作ってあげることになった。夫のいない家に健太を招待し、手料理を振る舞う。真希は自分が異性の範疇にないと思っていたが、童貞の健太は女性として意識していた。突然、迫ってくる健太。激しいキス、ぎこちない愛撫。真希は欲情がこみ上げてきて……。
  • “女性作家が描く女性向けのラブストーリー”を10話収録!
    業界No.1誌『特選小説』がおくる、不貞行為を描いた官能小説集に、あなたもきっと虜になること間違いなし!!

    ※収録作品
    『雪の跡』花房観音
    『京都巡り合い』藍川京
    『甘く蕩けるイチゴ味』渡辺やよい
    『私、夫以外の男に抱かれます』深志美由紀
    『ぴらぴらのワンピース』南綾子
    『素顔はマスクの奥に』蛭田亜紗子
    『行きずりの旅人~銀山温泉の愉悦~』蒼井凜花
    『不倫中毒』大泉りか
    『妻のつとめ』小玉二三
    『わたしのはじめて』三津留ゆう
  • 加瀬俊樹は58歳。長年連れ添った妻に離婚を切り出されたばかり。気持ちを落ち着けるために、瀬戸内海の島巡りを1人でしていた。子供時代に見て感動した映画『二十四の瞳』のロケ地である小豆島も訪問。記念のブロンズ像を眺めていると、地元民の女性に声をかけられる。彼女の名前は入江千波。23歳の人妻だ。潮風になびくロングヘア、黒目がちな目に高い鼻梁、ピンクの紅に彩られた形のいい唇。凜した美しさがまぶしい。瀬戸内海を思わせるブルーのニットワンピースをまとう体は、細身だが豊かな曲線を描き、視線が引きつけられた。ホテルまで送ってくれた千波を思いきって飲みに誘った俊樹。偶然、隠していた離婚届を見られてしまうと、彼女も夫が浮気していると明かしてくれた。「今だけは何もかも忘れさせてください……」。千波はそう言っていきなり唇を重ねてきて……。
  • 27歳の田端真優は大手ホビー会社の制作開発部主任。現在はアニメ関連の商品を担当している。制作中の商品に不備が出て、取引先の新入社員・内田和樹と新潟に来ていた。和樹は真優が大学生時代にやっていた家庭教師の教え子。合格のお祝いに初体験をさせてあげた関係でもあった。とはいえ、真優は今や人妻で、今日はクリスマスイブ。日帰りでの旅行になる予定だったが、大雪に遭い、混み合うホテルで同室に泊まることになってしまう。そんな時、真優の夫から連絡が入る。ハレンチな夫は男性器をアップにした写真を送ってきて、さらにテレフォンフェラチオを求めていた。そんな夫の態度に苛立ちを覚えた真優は、電話越しではバレないように和樹のペニスを丹念に舐め始める。ザーメンを口で受け止め、そのままゴックンすると、2人の欲望は燃え上がり、そのまま朝まで何度も何度も……。
  • 大橋静香は26歳。短大の保育科卒で料理好き、大人しい性格で地味だけれど、清純で家庭的な人間だろうと会社内で思われていた。自分の理想像を勝手に押しつけて、しつこく付きまとってくる寺沢には辟易していた。静香が気になるのは同期の江上京介。いつも目で追っているが、まともに口を利いたことは3回しかない。彼は女をとっかえひっかえして遊んでいるという噂があるが、自分は処女でつまらない女だと勘違いされていて、1回切りの相手にすらしてもらえないと諦めていた。しかし、静香の心の内は周りの想像とまったく違う。とんでもなくエロい女だったのだ。どんな時でもいやらしい妄想ばかりしていて、さっき京介を目で追っている時はレイプされる想像をしていた。オナニーもよくするし、これまで壊してきた玩具の数は20はくだらない。押さえてきた気持ちが爆発し、京介を一方的に……。
  • 110(税込)
    著:
    渡辺やよい
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    永本大輝は40代の会社員。ドイツ出向から半年ぶりに帰国して愕然とした。3ヵ月前に大学時代のラグビー仲間・田代光司が亡くなった便りが届いていたのだ。送り主は妻の田代美優。大輝にとっては高校時代の彼女、そして上手くいかなかった初体験の相手だ。受験を前に関係は自然消滅し、大学で再会した時には光司と付き合っていた。有名な社会人ラグビー部にスカウトされて前途洋々の光司と就職活動に奔走していた大輝は雲泥の差で、美優への思いを引きずっていただけに打ちひしがれた。その後、風の噂で2人が結婚したことは耳にしていた。淡い記憶を思い出した大輝は、美憂のもとを訪ねる。ラガーマンとして活躍していたと思っていたが、光司は途中で挫折。その後は荒んだ生活をしていたという。死の真相を聞いた大輝は、美優と初体験の時の失敗談で盛り上がり……。
  • 110(税込)
    著:
    河里一伸
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    女子大3年生の星野由衣は帰宅すると絶句した。母親の綾子が見知らぬ男と濃厚なキスを交わしていたのである。相手は小太りで見るからに嫌らしそうな顔つきだった。しかし、10歳年上の従兄・福井健治郎だと言われると、以前会っていた記憶が不思議と蘇ってくる。中学生時代に痴漢被害にあって以降、男性恐怖症の由衣は嫌悪感を覚えずにはいられなかったが、ディープキスはただの挨拶だと言われると、なぜかそう思えてきた。母に続き、健治郎と濃厚なキスを交わす。胸を揉みしだかれ、全裸にされ、あそこを愛撫され、フェラも要求される。そのたびに強烈な拒否反応に襲われたが、不思議と直後にそれが当たり前のことのように感じてきた。健治郎に命令されるがまま行動はさらにエスカレート。ついには一線を越えて、健治郎にバージンを捧げると……。
  • 110(税込)
    著:
    芳川葵
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    26歳の室田茉穂は結婚して半年の新妻。最近、夫とのセックス回数が減っており、欲求不満を抱えている。現在は義弟で高校3年生の智希が予備校の夏期講習に通うため、マンションに居候中。新婚を邪魔しないように気を遣ってくれているが、脱衣所で鉢合わせしてしまい、裸を見られてしまった。それからというものの、智希にチラ見されるたびに、視姦されるような感覚になって、体がうずいて仕方ない。ついには義弟を想像してオナニーをしてしまう。我に返り、気分を落ち着かせようとキッチンで水を飲んでいると、義弟の部屋から明かりが漏れていることに気づく。声をかけようと思ったが、部屋を覗き見して驚いた。彼もオナニーをしていたのだ。「うッ、くぅぅ……あぁ、お義姉さん……」。智希も茉穂を妄想していた。気持ちを抑えきれなくなった茉穂は裸になると、義弟の肉棒に手を伸ばし……。
  • 110(税込)
    著:
    蛭田亜紗子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    30代半ばの侑里は、学生時代から両側の口角にあるホクロがコンプレックスで、いつか除去手術を受けようと思いながら、この歳になっていた。最近はマスクを付けるのが当たり前の世の中になり、ホクロも隠れている。10代の頃から目もとを褒められることはときどきあった。目尻がやや吊り上がったくっきりとした二重、長さのある睫毛、色素の薄い虹彩、澄んで輝く青みがかった白目。複数のアイシャドウを塗ってグラデーションをつくらなくても、アイラインを細く引くだけで充分引き立つ。まさにマスク美人だと自嘲していた。元夫はホクロが色っぽいと言ってくれて、時に愛撫してくれる人だったが、いつもフェラばかりであそこを触ってもくれなかった。結局、離婚してしまった。友人には幸せな夫婦生活を見せつけられて落ち込んでいたが、彼女の夫はマスクしている侑里に気づかず、ホテルに誘ってきて……。
  • 110(税込)
    著:
    南綾子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    操は38歳のパート主婦。恋愛感情のない夫とはそれなりに上手くやってきたが、ある日、突然彼とのセックスがイヤになった。いつも通りの流れを我慢して受け入れていたが、乳首を吸われた瞬間、気持ち悪いと感じてしまったのだ。数日過ぎても嫌悪感は消えず、勢いでマッチングアプリに登録。29歳のショウタと何度かメッセージを交わし、直接会うことに。プロフィールよりも身長は小さかったり、「将来を考えられる相手を探しています」と書いてあったのに、結婚に興味ないと言い始めたりと、気になる点はあったが、話していて心が弾んだ。そのまま2人はホテルへ。シャワーも浴びずにベッドに仰向けにされると、すでに操は濡れていた。巨乳の乳首を強く摘ままれ、後ろから突かれると信じられないほど大きな声が出る。激しい快感を知り、定期的に会う関係になるが……。
  • 110(税込)
    著:
    芳川葵
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    中浜孝史は大学2年生。雨の中、自宅のアパートに帰ってくると、エントランスで鍵を探す女性が目に入った。隣の部屋に単身赴任している吉岡の妻・佳穂だと気づき、声をかける。彼女は地方に住んでいるが、月イチペースで夫の部屋を訪問していた。しかし、今日は急な出張のため、夫は不在。佳穂は鍵を忘れてしまい、部屋に入れなかったのだ。雨に濡れていたので、自分の部屋に招き入れ、タオルを貸してあげた孝史。彼女のセミロングの黒髪は雨に濡れていた。超がつくほどに整った顔立ちをした妙齢の美女で、コートを脱ぐと、中から現れたのは、黒いニットのワンピースで、見事なボディラインが鮮やかなまでに浮きあがっている。童貞の孝史は興奮を抑えるのが大変だった。いざ彼女が帰ろうとした時、窓から吉岡と見知らぬ女が歩いている姿を目撃。出張は嘘で、浮気しているのが発覚すると……。
  • 110(税込)
    著:
    大泉りか
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    西野和奈は今年の12月に30歳になる。恋人の遠山隆とはマッチングアプリで知り合った。あとから既婚者だと告白されたが、身も心も好きになっていて、付き合い始めてから1年が経っていた。和奈の部屋以外では会ってくれない隆。結婚願望のある和奈にとって、彼と付き合っている時間は無駄以外の何物でもなかったが、どうしても関係を断ち切れずにいた。今日も食事そっちのけで、貴は唇を重ねて求めてきた。ベッドにはいかず、カーペットの上で始まってしまう。和奈が密かに誇りを持っているGカップを揉みしだかれ、乳首を刺激されると、腰の奥がうずく。激しいフェラチオをしながら、彼の足の甲に自らの秘部を擦りつけ、感じてしまう和奈。足の親指を入れられて快感に溺れると、イマラチオで隆も射精し、白い液体が和奈の顔に降りかかった。そんな官能の日々も突然破綻を迎えて……。
  • 110(税込)
    著:
    深志美由紀
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    大塚雄二は52歳。5年前に離婚して今は独り身だ。50歳を越した頃から体に不調が出始め、近所の内科に通うようになった。そして、薬局で出会った薬剤師の利佐子に一目惚れする。切れ長の瞳に長い睫毛が印象的で、いかにもクールビューティという美貌だ。肩まで伸びたセミロングの黒髪は艶やかで、彼女のミステリアスな雰囲気によく似合っていた。しかし、医師にも客にも厳しい態度を取り、にこりとも笑わない愛想のなさに、一瞬にしてその恋は砕け散る。ある日、雄二は友人に勧められてマッチングアプリに登録。幸運にもすぐに女性に会うことになった。そこに表れたのはよく知った顔だった。まさかの利佐子だったのだ。しかし、普段とはまったく様子が違う。華やかな化粧をしてセミロングの髪を巻いていて、盛り上がった胸元を強調する格好だった。ホテルに行くとさらに変貌。虐めてほしいと哀願してきて……。
  • 110(税込)
    著:
    河里一伸
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    篠原治生は46歳のさえないサラリーマン。会社では出世街道から外れ、妻にも娘にも邪険にされ、家庭に居場所はなかった。魔が差して出会い系サイトのアプリに手を出し、パパ活中だという女子大生の黒木琴美と知り合う。セミロングのストレートの黒髪と切れ長な目と整った顔立ち。やや薄手のトレンチコートを着用しているため、体つきはよく分からないが、清楚ながらもどことなくミステリアスな雰囲気を全身から漂わせている。娘と4歳しか違わないが、両親が借金を残したまま死んだため生活苦になり、大学に通いつつアルバイトの傍らパパ活をするようになったらしい。治生は同情の念を禁じ得なかった。気後れする治生に対し、琴美は積極的にホテルに誘ってきて、極上の奉仕をしてくれた。フェラチオ、パイズリ、顔射、そして、セックス。イキまくる彼女に「体の相性のよさ」を感じた治生はのめり込んでいき……。
  • 110(税込)
    著:
    三津留ゆう
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    藤野遥香は処女の大学生。初めて行った婦人科の検診で、細長い医療機器を挿し込まれ、処女膜を失ったのではないかと落ち込む。塾講師のアルバイト先では、先輩である北原航の体に触れてしまい、どうしようもなく体はうずくばかり。しかし、彼には彼女がいて、ぽっちゃり体型の遥香は自分に自信がない。ベッドの中で北原とのプレイを想像し、指で自分を慰めるしかなかった。イッてしまい、あそこはドロドロになるが、それでも欲望は収まらない。水でも飲もうと台所に行った遥香は、キッチンで茄子を見つけ、医療機器を入れた秘部に挿し込んでみる。まだ一度もセックスを経験していないのに、言いようのない快感に襲われ、その後のオナニーがエスカレート。食費まで抑えてアダルトグッズを買い漁り、ディルドを装着した乗馬マシンがお気に入りとなる。毎日激しいオナニーを繰り返すと、遥香に変化が起きて……。
  • 110(税込)
    著:
    南綾子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    わたしは高校3年生の女子。田舎の学校ではいじめられていた。どうしても東京の大学に行きたくて、夏休みは必死に勉強していた。そんなわたしを励ましてくれたのが英語教師の下田礼子。東京の大学を卒業して間もない若い先生で、女優みたいに美人で頭もいいのに、わたしのことを決して見下さない。ちょっとカールのかかったショートヘアがよく似合っていて、よく黄色いワンピースを着ていた。私は密かに彼女に恋をしていた。置き忘れた辞書を取りに行った午後の教室で、そんな礼子が男性生徒と激しく求め合う姿を目撃してしまう。ぴちゃぴちゃという音とあえぎ声が聞こえてきて、先生の性器がはっきり見えた。腹が立って仕方なかったが、目が離せない。私はあふれそうなぐらい濡れていた。何もかもが不愉快になった私は、シャッター音が聞こえるように、携帯電話でその姿を盗撮するが……。
  • 110(税込)
    著:
    蛭田亜紗子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    怜は37歳の看護婦。夜のスーパーでひよこ豆を買おうとすると、同時に同じ袋に手を伸ばす男性がいた。しかも、顔を見てみると、よく病院に献血しにやってくる小園志乃生だった。数日後、再び献血にやってきた彼に、怜は思わず「刺されるの、お好きなんですか?」と質問する。小園は「そうですね、好きかもしれませんね」と答えた。その後、バーでも偶然遭遇。注射に性的な興奮を覚えるという小園に興味を持った怜は、半ば強引に彼の家に上がり込み、唇を奪った。彼からナース服を着るように求められた怜は快諾。さらに、医療用のゴム手袋や首輪、拘束具、ペニスバンドなどを使ってほしいと懇願されると、性的欲求を溜め込んでいた怜のS心に火が点いた。ゴム手袋やペニスバンドで彼のアナルをしつこく責めると、怜の体も激しい快感に襲われて……。
  • 110(税込)
    著:
    芳川葵
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    高校時代の二つ上の先輩・羽島麻奈美を追いかけて、杉原武史は東京の大学に進学した。告白してフラれたのにもかかわらず、武史が彼女のことを忘れられなかったのには理由がある。高校ではお下げ髪でメガネという地味で目立たなかった麻奈美の別の顔を知ってしまったからだ。ある日、自宅から離れた街で、サラサラの黒髪をなびかせ、黒のキャミソールにデニムのミニスカートという姿の彼女が、わざと下着を露出している姿を見てしまったのである。大学で再会した麻奈美は髪がセミロングのストレートになっていて、メガネもかけていなかったが、今も美しかった。麻奈美の露出趣味は相変わらずで、彼氏に野外セックスを提案したら、引かれて別れを告げられたらしい。童貞だった武史は麻奈美に誘われるがまま初体験を済ますと、2人のセックスはエスカレートし、とうとう野外で……。
  • 110(税込)
    著:
    内藤みか
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    私は25歳の主婦。憧れだった世田谷の新築マンションを30年ローンで購入し、半年前から住んでいる。隣に住む同い年の主婦・相馬幸恵と仲良くなったが、彼女たちはキャッシュでマンションを購入したらしい。幸恵は誰が見ても幸せだと断定できるような恵まれた人間で、マンションの住人からの人気も高かった。幸恵の夫・昭彦も立派な男性で、社交的でさりげない優しさを持ち合わせている。一方、私と夫の関係は冷め切っていた。幸恵は私にないものを全て持っている。嫉妬に燃えた私は昭彦を誘惑する妄想に駆られる。幸恵に唯一勝てる部分があるとしたら、身体だけだった。私はプロポーションには自信がある。スリムな体型の割に大きいバスト、鎖骨から胸、下腹部にかけてなだらかに連続する曲線の柔らかさ、キュッと締まった足首。そんな女体を武器に昭彦に接近し……。
  • 110(税込)
    著:
    南綾子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    神崎は自殺するためにこの町にやってきた。お金も仕事も男もいっぺんに失った40歳。子供を産むことさえできない身体になり、もう死ぬしかないと考えていたのだ。全財産は妹から盗んだ20万円。使い切ったら全てを終わりにしようと思っていた。とりあえず適当なホテルに泊まり、近場の閑古鳥が鳴いていそうな小料理屋へ。ひとりで夕食を食べていると、思わぬ男と再会する。高校時代にフラれた相手・鳩山弘毅だ。当時の彼はサッカー部に所属し「カッコいい都立高生」として雑誌に載ったことがあるほどの人気者だった。神崎が彼に告白した噂は学校中に広まり、壮絶なイジメを受けた。思えばあれが人生最初にして最大の躓きだったかもしれない。そんな因縁の相手も20年経ち、中年の貧乏くさいクズ男に変貌していた。金を貸すと言ってホテルの部屋に誘う神崎。彼と人生最後のセックスをすることになり……。
  • 110(税込)
    著:
    花房観音
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    「沢倉蒼」こと田中勉は53歳の小説家。30歳の頃に脱サラして官能小説を書き始めた。妻に愛想を尽かされ、今は独り身。2年前に京都に移住して時代小説に挑戦し、『萩の寺』を上梓した。本を売るために書店回りをしたが、SNSで有名なアイドル書店員には素っ気ない態度を取られる。肩を落とした勉に声をかけてきたのが店員の葉月沙苗だった。彼女は長い髪の毛をうしろでくくり、カーディガンとジーンズで眼鏡をかけていた。化粧は薄く、身体は太っているほどではないが肉付きはよくて、抱き心地がいいかもしれない。色気はないが、実際の行為になるとこういう女を豹変させるのが面白みがある……などと勉は勝手に分析してしまった。39歳の彼女は官能小説家・沢倉蒼のファンだった。必死に本を宣伝してくれた沙苗に惹かれた勉は、人妻と知りながら逢瀬を重ねるが……。
  • 110(税込)
    著:
    小玉二三
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    松之木守は62歳。定年後に夢の田舎暮らしをしようと中古物件を見つけ、妻とともにこの町に引っ越してきた。再就職を希望したものの、田舎に仕事はなく、シルバー人材派遣に登録し、単純労働に精を出している。決して多額ではないが、給料を手にすると、アルバイトに勤しんだ学生時代に戻ったような清々しい気分になった。仕事を通じて同世代の友人もできた。その1人、柚津勇に呼び出されて、廃屋を訪れると、お多福の面をつけ、縛られて、天井から吊される女性の裸体が。30歳前後とおぼしき女性で、大事な部分があらわになっており、豊満な乳房からは母乳がしたたり落ちている。もう1人の友人、桑原誠が置かれていたバイブであそこを責めると、その女は腰を揺すって催促してくるという。最初は及び腰だった松之木も加わって3人で愛撫を続けるが、この裏側にはとんでもない秘密が隠されていて……。
  • 110(税込)
    著:
    小玉二三
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    26歳の小滝治は長野県の湖があるR町を彷徨っていた。結婚を誓い合い、数日前まで激しく愛し合っていた桐谷椋美が行方不明になったのである。24歳の椋美は一人っ子で、既に両親が他界しており、天涯孤独の身。独身最後の旅行で母の故郷であるR町に来たまではわかっていた。治は椋美と思わしき鼻歌が聞こえる大きな廃家を発見。家から体付きが立派な老人が姿を現した。椋美のことは知らないと言い張る。近くで鼻歌を聞き、ここにいるのが椋美だと確信した治は、その日の夜に家に忍び込んだ。母屋の一部屋にとうとう椋美を見つける。白い木綿のパジャマを着た彼女は、片足をギブスで固め、ベッドに寝ていた。椋美がオナニーを始めると、治はたまらず部屋に飛び込んだ。そして、ギブスをはめた彼女とシャワーも浴びずに求め合い……。
  • 110(税込)
    著:
    野々原いちご
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    矢代淳也は30歳。恋人と別れた寂しさを紛らわそうとマッチングアプリに登録した。そこで、8歳年上の佐沢叶恵と知り合う。メッセージのやりとりだけでも不思議とウマが合い、直接会うことになった。渋谷のハチ公前で待ち合わせ。姿を現したのは見たことのないような美人だった。色っぽいぽってりとした唇をしていて、口元のほくろがある。髪はショートカットで体型はスレンダーだ。レースをあしらった白いトップスに赤いバッグを持ち、タイトな黒のミニスカートからはほっそりとした脚が伸びていた。黒のピンヒールを履いている。イタリアンレストランでの食事、バーでのお酒、そして楽しい会話。2人は自然とラブホテルへ。キスしただけで、叶恵のあそこは愛液があふれ出す。「叶恵さんの中に入れたい」。淳也がそう告げると、彼女はコンドームを付けなくてもいいと言い……。
  • 110(税込)
    著:
    南綾子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    44歳の紀代美は専業主婦。今日は同期入社の女友達2人と共に青森の温泉旅館に来ている。昔は年下の若い男とばかり遊んでいた紀代美だったが、1年半前に10歳年上の会社社長と結婚。夫は優しく、なに不自由ない生活を送っている。今回の青森旅行も夫が手配してくれた。周りからは「幸せそう」と羨ましがられるが、当の本人はしっくり来ない。若い男性を街で見かけると、「もう二度と若い男とセックスできない」という現実に苛まれ、心の底から「若い男としたい」という欲望が膨れあがってくる。そんな時、旅館でかつてのセフレ・石川と再会する。彼と関係があったのは36歳の頃。14歳年下の石川は会社のバイトで、3ヵ月だけの関係だったが、数え切れないほどセックスをした仲だ。彼はこの旅館の近くでコーヒー店をやっているという。どうしてもまた石川とやりたいという欲望に駆られた紀代美は……。
  • 110(税込)
    著:
    蛭田亜紗子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    30代半ばの麻衣子は妊活中だ。専念するため、2年前に会社を辞めたものの、なかなか子宝には恵まれなかった。一旦妊活を休むことにしたが、それから夫とはセックスレス状態に。手持ち無沙汰になったので、洋裁教室の講師をするようになった。基本的に生徒は年上の女性ばかりだったが、ある日、20代後半とおぼしき清水純矢が体験レッスンにやってくる。劇団の主宰で、衣装作りに活かしたいのだという。そこで、麻衣子は試しにトランクスを作ってもらうことにした。夫以外の男性に久しぶりに接近した麻衣子は興奮を覚える。翌週はTシャツ作り。我慢できず麻衣子はミシンで縫う手伝いをするふりをして、艶のある彼の黒髪に乳首を押しつけた。麻衣子の気持ちを見透かしている様子の純矢は「見たいでしょ、このあいだのトランクスを穿いてるとこ」と誘惑してきて……。
  • 110(税込)
    著:
    小玉二三
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    間壁継男は大学卒業後、関西方面に就職。30代半ばまで過ごしたが、会社が東京支社を設けたのをキッカケに関東圏に戻っていた。そこで、就職の世話をしてくれた山岳部の先輩・二ノ宮元の自宅を訪問する。二ノ宮は2年前に山で遭難して亡くなっており、線香を上げようと考えたのだ。42歳の未亡人・真央が応対してくれた。彼女は喪服姿でよく似合っていた。首筋がすらりとして、面長で鼻筋が通っている。大きな目は優しげで、柔らかい印象を与える。長い黒髪は綺麗に結い上げていて、喪服のせいだろうか、うなじの白さが眩しいほどに目立っていた。誘われるがままに手料理をご馳走になり、家に泊めてもらうことなった継男。その夜、仏壇の前で真央が淫らな姿になってオナニーしているのを目撃する。「私のここを誰かに、目茶苦茶にされたい。あなた」。そんな声を聞いた継男は……。
  • 110(税込)
    著:
    山口陽
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    36歳の人妻・藤本梓は衝撃を受けた。マンションの隣人で、友人だった宮前昌美の夫・博也がホテル街を見知らぬ女性と歩いていたからである。昌美は数年前に事故で亡くなっていて、博也はいわゆる寡夫だった。34歳の彼はまだ男として現役。仕方ないことだが、友人を裏切らないでほしいという思いになる。そして、同時に人妻である梓はある妄想に駆られた。「叶うのであれば、博也とセックスをしてみたい」と。梓は結婚9年目。未だに子どもはいない。夫婦仲は良好だが夫との営みは減る一方。激しい欲望を抱え、自らを慰める時間も増えていた。だからこそ博也のことが気になっていたのだ。意を決して彼に目撃したことを告白する梓。どうやら連れていた女はデリヘル嬢らしい。博也も欲求不満を抱えていることを知った梓は「私みたいな年上のおばさんは……性の対象にならないかしら?」と哀願し……。
  • 110(税込)
    著:
    南綾子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    「男に怖がられて敬遠されるような女にはなりたくないよねー」。フミとノッコは中高の6年間、何度もそう言い合った。田舎の校則が厳しい学校に通っていたから、周りは地味なダサい女ばかり。2人は些細なことながらも平気で校則を破っていたから目立っていた。フミとノッコが強く禁じていたのは男子との交流。それをするのは東京の大学に通うようになってからと決めていた。そして、2人は大学進学を機に上京し、2LDKのアパートで共同生活を始める。フミは入学当日の新歓コンパで処女を捨て、4年間で数え切れない男たちと一夜を共にした。すでにテレビ局や出版社の内定を複数勝ち取っている。一方、ノッコの周りでは何も起こらなかった。勉強しかせず、未だに男を知らずにいて……。
  • 110(税込)
    著:
    早瀬真人
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    秋吉誠一は高校の国語教師。24年前に受け持ったクラスの同窓会に参加している。誠一は心のざわめきを感じずにはいられなかった。恋慕を寄せた唯一の教え子・光延可菜子が出席しているからだ。卒業した時の喪失感は今でもハッキリと覚えている。彼女への思いが蘇ったのは半年前のあることがきっかけ。古い本を処分しようと思い、当時、可菜子に貸した高村光太郎の『智恵子抄』を手に取ると、本に挟まれた折り鶴が出てきた。その裏側が恋文になっていて「先生が好き、大好きです」と書かれていたのだ。誠一は後悔の念に駆られた。同窓会で再会した可菜子は予想以上に若々しく、笑顔がまぶしすぎてまともに見られない。そして、彼女以上に会って驚いた相手が倉本美和だ。クラス一の優等生で、メガネをかけたおさげ髪の地味な印象だったが、見間違うほどの変貌を遂げていた。今はコンタクトで、童顔で若々しく、ふくよかな体付きだけは中年女性らしく成熟していた。腕に抱きつかれ、豊満な胸を押しつけられて戸惑う誠一。実はあの恋文の送り主は美和で、酔った誠一とホテルの一室で……。
  • 110(税込)
    著:
    三津留ゆう
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    宮原優菜は32歳。見合い結婚して5年が経つ。そろそろ子供が欲しいと思っているものの、夫とはセックスレス気味。以前は毎日のように抱いてくれたのに、めっきり数が減っていた。人よりもやや狭い肩幅、大きめの胸の膨らみ、豊かな臀部のラインに比べて、すんなりと細いふくらはぎ。身体全体にうっすらと肉が載っていた。白い肌も鎖骨の下まで伸ばした髪も大きく劣化したように見えないが、もうオバサンになってしまったということなのだろう。気分転換になればと、優菜は大学の図書館でパートとして働くようになった。同僚にあたる大学3年生の久野木はとても純情な青年で、いつも親切にしてくれる。今日も落ち込み気味の優菜に優しく声をかけてくれた。彼が緊張しながら食事に誘ってくれたので、優菜は夫が出張で不在なのをいいことに快諾する。親身になって話を聞いてくれる彼に惹かれる優菜。「好きです。たぶん、初めて好きになった人です……」。そう告白してきた久野木を思わずホテルに誘うと、童貞だという彼が押し倒してきた。すでに優菜のあそこはグショグショで……。
  • 110(税込)
    著:
    南綾子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    30歳の芙美は「完璧だ。わたしの人生」と独りごちた。住んでいるのは港区にあるタワーマンションの25階。夫のお父さんが買ってくれた。引っ越し後のお披露目パーティには30人ぐらいの知り合いを呼んだ。1年前に結婚した夫は商社の同僚。1歳年下で、身長は180cmあり、顔もいい。あらゆる要素が平均を上回っていて、オマケに実家は金持ちだ。2年ほど社内恋愛して、クリスマスイブに夜景の見えるレストランでプロポーズされた。あまりにも完璧な結婚だった。しかし、心の奥底には満たされない思いがある。言い聞かせないと自分が幸せなのかわからなかった。あふれ出す欲望は現実とまったく違う。芙美は大嫌いだった商社時代の同期に犯される妄想ばかりしていた。がさつで、毛むくじゃらで、太ってて、アイドルオタクで仕事もできない。死ねばいいと思っていた相手だった。そんなある日、野性味あふれるダイニングのオーナーシェフ・横川道元に一目惚れした芙美は……。
  • 110(税込)
    著:
    坂井希久子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    山形県の銀山温泉で、遥香はひとり暇を持て余していた。一緒に来るはずだった夫は突然仕事が入り、連絡が一切来ない。大学生だった10年前、一緒に訪れたこの土地にまた来ようと約束していたのに。結婚して4年経ち、最近はすれ違いが続いていた。旅館の大広間で孤独に食べる食事はわびしく、旅館を出て川縁の足湯に入れば、酔っ払いにしつこく絡まれた。身の危険を感じた時、日中に出会ったカメラマンの古賀政宗が助けてくれた。本業は通信系のサラリーマンで、カメラは趣味程度だという。ホッとしたところで、浴衣がはだけ、豊満な胸元が覗いてしまったが、政宗は紳士的に指摘してくれた。並んで足湯に浸かり、互いの近況を語り合う2人。遥香が夫の浮気を告白すると、政宗は6年前に妻と死別したことを明かしてくれた。距離を縮めた遥香と政宗は旅館で飲み直すことに。喪失感を抱える2人は強く惹かれ合い、キスを交わす。遥香はあそこを触られただけで、意識を失うほど感じてしまい……。
  • 110(税込)
    著:
    南綾子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    小太りの女性・青山は29歳。地方都市のさえないデパートにあるネイルサロンで働いている。お客の赤裸々な話を聞きながら仕事をしていると、不思議とエッチな気持ちになる。そんな時に妄想するのは、架空の存在であるケイ君。19歳ぐらいのキレイな青年だ。青山はとにかく肌がキレイな男性に執着していた。その理由は7年前に遡る。最後にセックスをした相手が出会い系で知り合った毛むくじゃらの男で、体臭もきつかったのだ。フェラした瞬間、吐いてしまった青山は、それ以降、男臭い男が苦手になってしまった。そんな青山に異常な興味を示す男性が現れる。彼の名はレオ。同じデパートの帽子屋で働くイケメンだ。わき毛も生えておらず、女の子みたいなキレイな手をしている。レオはその美しい手で、青山と2人きりになるたびに尻を揉んでくるのだ。乳房を指で突かれて、乳首の位置を当てられたこともある。その後、突然無視されるようになって落ち込む青山だった、ある日、彼にいきなり打ち合わせ室に連れ込まれて……。
  • 110(税込)
    著:
    蛭田亜紗子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    寺沢は造園業者で働く24歳。親方と一緒に光風の丘というニュータウンに来ている。今日の依頼はチャドクガの駆除だ。依頼主は30代半ばのボンヤリとした人妻・大西美佐世。ノーブラで黒いワンピースを着ていて、化粧気がないのに妙に艶っぽい。「ねえ、チャドクガでかぶれたところ、見る?」と、まるで誘惑するように言ってきた。害虫の駆除だけでなく、軒下の棚の発注も受け、翌週美佐世の家を訪問することになった。帰りに親方から「案外ああいうタイプがセックスは激しいんだよ」と言われ、余計に彼女を意識してしまう寺沢。1週間後、再び家を訪れると、その日の美佐世はうっすらと化粧をしていた。彼女への興味は高まるばかり。ある雨の日、工具を忘れたと嘘をついて美佐世の家に上がり込むが……。
  • 110(税込)
    著:
    南綾子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    あたしは深夜のコールセンターで働く29歳。体重は80キロもあり、股ズレでジーパンに穴が空いたことは過去に10回もあるほど。汗をかくと、餃子みたいな匂いがする。もちろんそんなデブスを自覚しており、「お肉ちゃん」とあだ名されていた。これまでの職場ではいじめられたり、パワハラを受けたりしてきたが、今の職場は変な人が多く、居心地がいい。もちろん、そんなデブスに彼氏ができたことなどなく、未だに処女。30歳までに一度はセックスがしたいと思うようになった。そして、同僚の送別会でチャンスが訪れる。夜勤の中で一番のイケメンである小森君が酔っ払ってしまい、家に泊めてほしいと言い出したのだ。家に入ると、すぐにソファで寝込んでしまった彼を見て、あたしはセックスするのを諦めて、1人でベッドに入った。しかし、眠りに落ちた後、目を覚ました小森君の手があたしのアソコを指で刺激してきた。さらに、あたしの口の中にザーメンを……。
  • 110(税込)
    著:
    蛭田亜紗子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    朱理は会社を無断欠勤し、5日間寝込んでいた。理由は夫・俊文の浮気を知ったから。夫が隠すように持っていたスマホの中身を見てしまったのだ。仲睦まじいLINEでの会話、ベッドでのあられもない写真。相手は結婚式にも来た会社の同僚だった。付き合い始めてから10年。夫が大幅な給与カットに遭ってからは、2人の生活を守るために自ら身を粉にして働いてきた。それなのに夫は浮気をしていた。全てがバカらしくなった朱理はこのまま仕事を辞めることを決意。シャワーを浴びて、家を出ることにした。地下鉄の車内。いちゃつくカップルを見て、朱理は付き合いだした頃の甘美な体験を思い出す。あの時、満員電車の中、朱理は扉のすぐに横に立ち、隣にいた俊文は電車の揺れを利用して背後に回り込む。そして、誰にも気づかれないように、フレアスカートの中に手を伸ばして痴漢行為を楽しみ……。
  • 110(税込)
    著:
    南綾子
    イラスト:
    佐藤ミホシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    32歳のわたしは立ち飲み屋でナンパされ、24歳の警察官・ポチと知り合う。彼は二言三言交わしただけで連絡先を聞いてくる失礼なヤツだった。もう男といい加減な付き合いはしないと決めていたのに。でも年下のポチから「会いたい」と連呼され、嬉しくなって気を許し、結局体を許してしまった。そこから心地よい人間関係、そして肉体関係が始まった。週に1回のペースで会い、いろいろな場所に出かけた。翌年の夏には初めて外でセックスをした。ハイキングコースの脇道で、バイブを突っ込まれ、後ろからびしょ濡れのあそこを激しく責められた。いろいろな思い出ができたが、別れは突然やってきて……。

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