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『文芸・小説、小嶋保、配信予定を除く、アダルト、0~10冊、雑誌を除く』の電子書籍一覧

1 ~21件目/全21件

  • 110(税込)
    著:
    八神淳一
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    山下千奈美は28歳のOL。1ヵ月前に不倫していた上司と別れてから彼氏がいない。男が途切れたのは最初の彼氏が出来た高校生時代から考えても初めて。性欲が収まらず、シャワーを浴びているだけで感じてしまい、バイブを使ってオナニーを始める。千奈美はクリトリスではいけない膣内派。バイブを手にすると、いきなりスイッチを強にした。しかし、絶頂を迎える寸前で、まさかの電池切れに。今はちゃんと服を着る時間も惜しい。ノーパンノーブラのままジャージを穿き、長袖Tシャツを着て、電池を買いに飛び出した。マンションのエレベーターが止まり、男性と2人きりになっただけであらぬ妄想をする千奈美。コンビニでは、ノーブラだと気づいた男性客の視線を集めて、愛液を溢れさせる。バイブが壊れているとわかると……。
  • 110(税込)
    著:
    霧原一輝
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    野口俊之は48歳の証券会社課長。仕事の疲れを癒すべく、妻子を連れずに船でしか行けないことで有名な大牧温泉にやってきた。道中の船内で、普段からお世話になっているAV女優・菊池あやかに似た女性を見かける。小柄でくりっとした目をした女優で、キャラ的には妹タイプ。胸がそれほど大きいわけでも、スタイルが抜群なわけでもない。だが、演技が上手く、彼女の濡れ場なら俊之は百発百中で抜けた。公式のプロフィールは29歳で、デビューして7、8年は経っているのに、人気も衰えていない。どうやら撮影でもないらしい。雪道を歩く際に、荷物を持ってあげてその声を確認。やはり本人で間違いない。気づかないふりをして近づき、言葉巧みに自分の部屋にある個室タイプの露天風呂に誘い出すと……。
  • 110(税込)
    著:
    霧原一輝
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    69歳の石田道雄は日本文学専攻の大学教授。21歳の教え子・井原香子と京都に来ている。高山寺を訪れ、国宝『鳥獣人物戯画絵巻』を観賞した。香子は鼻先のツンとした、見ようによっては生意気な顔をしている。飾り気のないデニムの上下を着ているが、実はこの下に、信じられないほどに肉感的な身体が隠れていることを道雄は知っている。道雄は近代詩歌のゼミを持っており、そこに香子が入ってきて知り合った。論文の資料集めのために信州に行った際、香子には同行して手伝ってもらった。その夜、肉体関係を持ってしまった。道雄は20歳年下の妻がいる身。それまで一度も学生と関係は持ったことがなかった。それを乗り越えてしまうほど香子は特別だった。夜は温泉宿へ。部屋付きの露天風呂に2人で入る。道雄が乳首をいじると、香子は艶めかしくあえぎだした。湯船に入ったまま香子が肉棒を舐め始めて……。
  • 110(税込)
    著:
    庵乃音人
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    山下良太は34歳の兄嫁・山下由香里にずっと恋心を抱いてきた。卵形の小顔に、透き通るような白い肌を持つ“これぞ大和撫子”と称賛したくなるような和風美人で、巨乳や美脚は熟女ならではの色香を漂わせている。叶わない恋だと思っていたが、兄が2年前に交通事故で急逝。未亡人となって悲しみに暮れる由香里を見て思いが抑えきれず、告白したものの、「あの人が忘れられない」と断られていた。「今まで通り接してほしい」と彼女に頼み、それからも変わらぬ関係が続いている。ある日、継母の連れ子にあたる妹の真希を加えた3人で、由香里が住む街の夏祭りに行くことに。新型コロナウイルスの影響で中止が続き、実に3年ぶりの開催だった。浴衣姿の由香里は普段以上の色香を強烈に放っている。すると突然、由香里が体調を崩す。真希に言われるがまま、良太は由香里をひとり介抱し……。
  • 110(税込)
    著:
    雨宮慶
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    曽我将星は不動産会社『吉冨』の創業社長・吉冨正剛の秘書兼運転手をしている。ワンマン社長の吉冨は58歳で、15歳年下の美人妻・美紀がいながら、愛人を3人も囲っていた。ある日、美紀から「いますぐ、うちにきて」と連絡が入る。社長宅に急行するが吉冨は不在だった。美紀は品の良さが漂う整った顔立ちをしていて、スタイルもいい。お団子にした髪型が似合っていて、大人の色っぽさを漂わせており、将星は密かな恋心を抱いていた。彼女になぜか別荘に連れていかれる将星。理由を明かしてもらえないまま、一緒にずっと別荘にいたことにしてほしいと懇願する。将星が頷くと、シルクのブラウスにタイトスカートという格好だった美紀は服を脱ぎ始めた。「一緒にいたってことは、なにもないはずがないでしょ」。強引に迫ってきた美紀。しかし、その行動には理由があって……。
  • 三谷貴明は50歳のサラリーマン。妻子を東京に残し、名古屋で単身赴任している。寂しさを覚えた時、テレビゲームの『フォートランド』が人気だと知る。貴明が30年前にプレイしていたシリーズがいまだに続いていたのだ。貴明はこのゲームに熱中。「TAKA」の名前で中級ランクになり、オンライン上で他のプレイヤーと会話するようになった。特に仲良くなったのは「RIO」。名古屋在住だと知り、ゲームの大会で直接会うことに。ところが、彼女の正体は営業所の美人受付嬢・松木莉緒だった。ぱっちりと大きな黒目がちな瞳に、ぷっくりと厚ぼったい濡れた唇。肩までの長さのふわりとした栗色の髪が、まるで絹のようにさらさらとしていて、彫りの深い端正な顔立ちをより美しく見せている。スタイルも抜群だ。彼女はTAKAの正体を知っても喜んでくれた。莉緒と飲みに行き、そのままホテルへ。24歳差に怖じ気づく貴明だったが……。
  • 110(税込)
    著:
    霧原一輝
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    75歳の大物書道家、井上英泉。36歳の門下生・柳田美雪は美しすぎる書道家としてもてはやされ、様々なパフォーマンスをして、脚光を浴びている。英泉は彼女が小学生の頃から書道の師匠として、面倒を見てきた。英泉のおかげで、美貌と才気を兼ね備えた書道家として人気を博したと言っても過言ではない。しかし、英泉は美雪を師匠として指導する一方で、22歳の時に処女を奪っていた。美雪はつまらない男と結婚し、英泉の元から逃げるように去っていたが、その夫を交通事故で亡くし、未亡人に。夫の死から1年経ち、余命いくばくもない英泉は、もう一度彼女を抱きたいと考えていた。熟れた女の色香をただよわせ、高貴さをも感じさせる女へと成長を遂げていた美雪をソファに押し倒す英泉。喪服の衿元から白い長襦袢がのぞく。嫌がる彼女の唇を強引に奪い……。
  • 110(税込)
    著:
    八神淳一
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    高木雅俊は昭和世代のオヤジ課長。かつては手抜きプレイ扱いだった男性への乳首責めが、令和になって注目されているらしい。20代の部下・宮園圭一にこっそり確認したところ、彼女に乳首を責められ、それだけでイキそうになる時があるという。そんなある日、残業で入社3年目の部下・竹内瑠衣と2人きりになった。彼女は25歳。今日は白のブラウスに紺のタイトスカート姿だ。夜の職場ではいつもと違い、色っぽく見えて、ブラウスの胸元の張りに視線を向けてしまう。瑠衣が髪留めを外すと、ふわっと栗色の髪が広がり、さらに色香が増した。彼女は圭一の彼女経由で雅俊が乳首責めに惹かれているのを知ったらしく、「私、趣味なんですよ。男性の乳首、開発するの」と迫ってきた。乳首をつねられ、舐められ、新たな快感を知った雅俊は、彼女の乳首を……。
  • 110(税込)
    著:
    庵乃音人
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    畑野由季子は36歳の未亡人。楚々とした和風の風貌で、ストレートの黒髪は背中まで届くほど。大人しく奥ゆかしげな性格とは反対に、Gカップ、95センチはありそうな見事な巨乳が目を引く。夫の三回忌が終わったものの、悲しみは癒えず、夫を偲ぶ日が続いていた。そんな由季子を元気づけようと、高校時代からの友人である主婦の里原絵梨が観音霊場めぐりに誘ってくれた。だが、突然、彼女のパート先の社員である神崎勇一も参加することになり、憂鬱な気分に。彼は40歳で、5年前に妻を亡くし、今は独身だという。回数を重ねるごとに勇一とも徐々に打ち解けていく。そんなある日、絵梨が子供の発熱で急遽欠席となり、由季子と勇一だけで霊場をめぐることに。自然と距離を詰めていく2人。ふざけあって由季子が転倒してしまった瞬間、勇一が抱き留めてくれると、そのまま唇を重ねてきて……。
  • 110(税込)
    著:
    霧原一輝
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    佐野修一は36歳のバツイチ会社員。旅行帰りに空港でスーツケースを取り間違えてしまった。しかし、偶然にもロックの暗証番号が1つ違いだったため、開けることができ、中に入っていた保険証から相手が判明。鎌倉に住む38歳の書道家・宮田香弥子だった。運命的なものを感じた修一は、鎌倉を訪ねて、直接会って交換することに。目の前に現れたのは、落ち着いた小紋の着物をつけて、髪を後ろで結う美人だった。優しげだが、目鼻立ちのくっきりした顔は、修一が理想として描く女の顔そのもの。夫を3年前に亡くし、今は実家に出戻っているという。お互いに独身。運命的な出会いをした2人は惹かれ合い、2ヵ月に一度のペースで会うことに。今日は草津温泉に来ていた。関係を進展させたい修一は、混浴に誘うと、香弥子も乗ってくる。湯船の中、彼女から積極的に肉棒に手を出しきて……。
  • 110(税込)
    著:
    庵乃音人
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    上村徹は30歳。姑である自分の母と妻の折り合いが以前から悪く、妻が不倫に走って夫婦仲は悪化。家を出て行ってしまった。全てを許して、復縁を持ちかけたものの、妻の気持ちは変わらない。一緒に祈祷しようと提案しても受け入れてくれなかった。そんなある日、隣家の人妻・山口友紀がマンションの立体駐車場で男に迫られている場面に遭遇する。嫌がっている彼女を見過ごすことができず、上村は止めに入って、友紀を助けた。彼女は25歳。背中まで届くストレートの黒髪と、色白の美肌で、大和撫子そのものである和風の美貌が印象的な美女だ。乳房はいわゆる巨乳。挨拶するたび、いつも上村は美人妻の胸のふくらみを持てあまし、目のやり場に困っていた。家庭は崩壊寸前で、相談していた先輩に付きまとわれているらしい。上村は彼女を祈祷に誘うと、翌週思わぬ事件が起きて……。
  • 110(税込)
    著:
    常盤準
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    訪問家政婦の山内夏帆は32歳。1年前に夫を交通事故で亡くし、今は4歳の娘だけが生き甲斐だ。三世代同居の遠藤家を担当するようになってから半年ほど経った。仕事の内容は家中の掃除と整理整頓。昼間は73歳のおじいちゃん・光利がいつも留守番していた。仕事の時は家政婦事務所から支給された制服を着ている。頭には三角巾。半そでのポロシャツにエプロン。穿いているのは白いストレッチパンツだ。ある夏の暑い日、全身に汗がにじんでいることを自覚しながら、四つん這いになって押し入れの整理をしていると、光利からとんでもないお願いをされる。「ちょっとだけ、お尻を触らせてくれないか」。あまりに真剣な言葉に、光利は不憫に感じて、「ちょっとだけですよ」と応じる。光利の「現役の男」を感じる触り方に、亡き夫の愛撫を思い出した夏帆は、ショーツを湿らせてしまい……。
  • 110(税込)
    著:
    雨宮慶
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    沙和子は女子高の英語教師。3年前に結婚していたが、夫のセックスは淡泊で、欲求不満だった。そんな時、大学の同級生・諸沢隼人と出会う。顔を合わせたのは沙和子の結婚式以来。あの日、彼から好きだったと耳打ちされていた。自由人でサーフィン好きの隼人はライフセーバーをしているという。彼に誘われて海水浴場へ。彼の日焼けした逞しい体、そして際どい黒いスイミングパンツを見て心が揺らいだ沙和子。近況報告をしつつ、食事前に彼の部屋に行くことに。仕事終わりの隼人がシャワーを浴びている間、沙和子は胸の高鳴りと緊張に襲われる。気づけば、彼の裸体と股間を想像して体がうずいていた。シャワー上がりの隼人がキスを迫ってくると、沙和子は抵抗できず、されるがままに。「おねがい、やめてッ、これ以上されたら死んじゃう……」。クンニだけで何度もイッてしまい……。
  • 110(税込)
    著:
    小玉二三
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    鯉沼正は75歳。妻は5年前に他界し、一人娘は地方で家庭を持っていて、今は一人寂しい隠居暮らしをしていた。父親が死んだ時に譲り受けた土地を活用して貸家を建てたが、築30年以上過ぎて、長らくぼろ屋は空き家だった。そんな家に追川伊久男という60代半ばの男が越してくる。彼の元へは、娘の仁奈子がよく訪ねてきていた。ある日、雨上がりの夜明けに、神社の境内で彼女が座り込んでいるのを発見する。喧嘩したのか、追川の家には戻りたくないという。正は仕方なく自宅に招き入れた。全身はまだ乾かず濡れている。化粧っけもなく、膝丈のベージュ色のスカートからは素脚が覗いている。ふっくらとした頬に、切れ長な目。唇はぽてっと中心が膨らんでいた。ノースリーブを着た仁奈子の両脇から乳房がはみ出していて、どうしても目が向いてしまう。その巨乳に魅了された正は……。
  • 110(税込)
    著:
    霧原一輝
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    吉沢宗平は70歳。仕事を退職して悠々自適の生活を送るはずが、梅雨の時期は持病の腰痛が悪化し、憂鬱な気分になっていた。何かと面倒を見てくれるのが、息子・一義の妻である29歳の美里。かるくウエーブした髪の下で、アーモンド形の美しい目がきらきらと光っている。スレンダーなのに、カーディガンの開いたところからのぞくブラウスの胸は優美に盛りあがっていて、スカートに張りつく尻も大きい。性格もよく、息子の嫁でなければ自分のものにしたいぐらいだった。現在、一義はカンボジアに単身赴任中。宗平は1人きりの美里が心配だった。ある日、彼女が雨の降る庭先を見つめながらオナニーしているのを目撃する。長い間、勃起しなかった自分の愚息が反応して、宗平は驚く。夜、宗平が風呂に浸かっていると、浴室に全裸の美里が入ってきた。オナニーを宗平が見ていたことに気づいていたようで……。
  • 110(税込)
    著:
    常盤準
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    大友和之は40歳。幼馴染みの佳代とは28歳の時に結婚した。今でもずっと仲がいい。合同披露宴を行った安岡幸也と久美も幼馴染み。和之と幸也、佳代と久美は親友同士で、ずっと家族ぐるみの付き合いが続いてきた。しかし、突然、幸也が癌で急逝。奇しくもその日は12年目の結婚記念日だった。通夜の席の久美は黒紋付の喪服に身を包み、髪はサラサラのショートボブ。それがよく似合っていた。喪服越しに浮き彫りになった艶かしいお尻の肉に目がいく。通夜が一段落し、弔問客がいなくなると、和之は涙を流す久美に胸を貸した。その艶っぽさにペニスが反応してしまう和之。翌日、高ぶる気持ちを抑えようと、キッチンに立つエプロン姿の佳代に昼間から抱きつく。感じ始めた妻のパンツを脱がせ、シンクの縁を握らせ、お尻を突き出してもらう。愛液がネチャネチャと音を立てる中、アナルにも指を入れて……。
  • 110(税込)
    著:
    小玉二三
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: 特選小説
    出版社: 辰巳出版

    宇根茉与子は33歳。4年前に結婚して、3歳の娘もいるが、20代は独身OLとして東京での一人暮らしを満喫していた。特に最後の3年間は妻子ある上司・井出とのセックスに溺れていた。彼は毎回、ホテルに入るなり、その場で茉与子を抱きしめ、口の中に舌を入れてくる。求められている喜びに、彼女は早くも股の辺りを湿らせる。ベッドに移動し、激しいクンニで絶頂を迎えると、今度はパイズリだ。そして、ショーツで手首を固定され、騎乗位で突かれると、茉与子は乱れに乱れた。しかし、井出の妻に不倫がバレて関係が終わりを迎えると、茉与子は退職して茨城の実家に戻った。そして、そこで知り合った工務店の社長と結婚したのだ。娘が生まれてから夫とはセックスレス状態。またあの頃のような快感を味わいたい。そんな思いでいたところ、誰かの視線を感じて……。
  • 110(税込)
    著:
    霧原一輝
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    岩佐洋輔は建築資材関係の会社に勤める48歳。35歳の時に妻を亡くし、それからは独身を通している。心の支えになったのは、部下である36歳の小菅弓香だ。彼女は2年前に夫を亡くし、今は未亡人。洋輔は三回忌が済んだタイミングで、2人の間にある壁を壊そうと、彼女を京都旅行に誘い出す。弓香は目鼻立ちのくっきりした美人だが、全体にやさしげで、美人特有の冷たいところはなく、見る者を穏やかな気持ちにさせる。ましてや京都では着物姿に。薄紫の小紋に帯を締めて、髪はアップに結われ、そこにべっ甲のかんざしが刺さっている。裾からは内股になった白足袋に草履がのぞいていた。その美しさに、洋輔は息を呑んだ。2人はそのまま人力車に乗ることに。洋輔は彼女の着物の中に手を伸ばし、車夫に気づかれないように愛撫すると、弓香はそれだけでイッてしまい……。
  • 110(税込)
    著:
    真島雄二
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    新村美樹子は32歳の人妻。会社ではプロジェクトを任されている。セミロングの髪には艶があり、目鼻立ちは整っていた。バストは大きめで、ボリュームのある膨らみがブラウスの胸の部分を押し上げている。色っぽいヒップの曲線や、ややむっちりした太ももからは人妻の色気が漂っていた。夫との仲は決していいと言えず、浮気している可能性も考えられたが、詮索する気すら無かった。そんな美樹子が最近気になっているのは部下の松谷耕介。彼の態度からこちらに好意を持っているのが伝わってきて、母性本能をくすぐられていた。しかし、同時にストーカー被害にもあっており、松谷ではないかと疑いを持っていた。そんなある日、最寄り駅から自宅への帰り道で、後ろからつけてくる足音が聞こえてきた。ストーカーの犯人は意外な人物で、さらにそこに松谷も姿を現すと……。
  • 110(税込)
    著:
    常盤準
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    舞台は昭和61年秋。孝明は名もなき高校野球部の2年生。PL学園のKKコンビの活躍を目の当たりにしてやる気をなくし、適当な理由をつけて、はやばやと帰宅した。そんな時、久しぶりに会った7歳年上の従姉・深雪が部屋を訪ねてきた。昔から弟のように可愛がってくれていたが、20歳で結婚すると、必然的に会う回数も減っていた。母親によれば、夫との関係が悪く、最近はよく家に相談に来ているらしい。濃紺のトレーナーにスリムなホワイトジーンズ。どこかボーイッシュでシンプルな出で立ちが、均整のとれた深雪のボディラインを強調していた。ジーンズに浮かぶヒップが丸々としてグラビアに載っているアイドルのよう。その美貌は、9月に亡くなった夏目雅子を彷彿とさせるほど魅力的だった。胸の高鳴りを隠せない孝明。すると、深雪は「キスは経験あるの?」と質問してきて……。
  • 110(税込)
    著:
    小玉二三
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    江戸幽一は62歳。このまま老いていくのはまずいと、一眼レフカメラをお供に、気ままなひとり旅に繰り出した。目的地は鬼怒川。初秋の風景でも撮ろうと、特急列車に乗り込む。車内でカメラを触っていると、間違えてシャッターを押してしまい、隣の座席の女性を撮影してしまう。それをキッカケにいろいろと話をするようになった。彼女の名は成平奈美。42歳の未亡人だ。顔も体もふっくらと白く、髪型は軽やかなセミショート。丸い目が印象的だ。そんな愛嬌に満ちた容貌が、シャッターの音を聞いた瞬間、とろけるように緩んだのが妙に妖艶で、幽一はドキリとした。奈美の亡き夫はいわゆる撮り鉄。彼女は以前、車内販売のパーサーをしていて、写真が縁で知り合ったらしい。偶然が重なり、彼女の家に泊まることになる。奈美は亡き夫に変わった性癖をしつけられていて、カメラで撮影されると淫乱になり……。

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