『黒沢美貴(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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2年前に腎臓病で夫を亡くした34歳の百合子。今は夫の仕事を継いでアパートの管理人をしながら、小学3年になる一人息子・隼人を育てている。この建物の住人には26歳の和雄という若者がおり、よく隼人の遊び相手をしてくれていた。そんなある日、隼人が実家に泊まることになり、一人で寂しく夕食を食べていたところ、和雄が訪ねてきた。彼は真顔で、いきなり百合子を抱きしめたのだった。「だめよ……だめ」と言いながらも、久しぶりに“女”が目覚めていくのを感じた未亡人は……。
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新築マンションに暮らす、結婚3年目の悟史と水絵。共に29歳で、悟史は美容師、水絵は音楽スクールの講師をしている。子供がいないせいもあり、未だに恋人同士のような仲であったが、セックスの方は淡泊で、水絵はそこが不満だった。ある日、オペラの舞台を一人で見に行った水絵は、大学時代の先輩・井上広明と偶然再会する。10年前の思い出に花を咲かせる二人。その日は食事をして別れたが、後日広明から会いたいという連絡が入る。下半身が疼き出した水絵は、次第に彼との不倫関係に溺れていき……。
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マンション住まいの主婦・波子がベランダで洗濯物を干していると、隣の部屋から大きな喘ぎ声が聞こえてきた。隣に住む梨恵は美人だが、常に派手な格好をし、昼間から部屋に男を連れ込むような女であった。いつだったか、彼を連れて歩く梨恵と、マンションの廊下で出くわしたことがある。波子はその男の顔を見たときに、どこかで会ったような気がした。そして今、梨恵を激しく責め立てている人物が吐いた言葉に、波子は15年前の衝撃的な光景を思い出すのであった!
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43歳の吉岡は、妻と二人の子供を持つ平凡なサラリーマン。昼休みに屋上でゴハンを食べ、味気ない毎日をグチっていると、OL姿のまま竹刀を振り回す会社の同僚・奥山多賀子に出会う。多賀子の小麦色の肌と女性らしい曲線を描く腰つきが妙に艶かしく、吉岡は不純な動機から彼女が通う街の剣道場に行くことにした。それから1ヵ月ほど経ち、練習後に多賀子と初めて一緒に酒を飲む。吉岡が期待していたエッチなことは全く起きなかったが、その夜に彼は、竹刀を使って多賀子の恥部をいじるといった淫らな夢を見てしまい……。
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時は江戸後期、朱房の十手を差して江戸の町を犯罪から守ってきた同心、山岡鉄蔵は、鰻屋の〈笹野屋〉をひいきにしていた。というのも、そこで働くお絹という未亡人に惚れていたからだ。だが、一見仲良く会話をしている二人の間には目に見えないわだかまりがあった。その理由は、彼女の亡くなった夫というのは罪人で、獄中で病死してしまったのだが、彼を掴まえたのが鉄蔵なのである。ある日、大坂からやってきたという行商人の優男、春弥になびくお絹を見て、妬く鉄蔵だったが、やがて今江戸で話題になっている人さらいの犯人として春弥を怪しむようになり……。果たして鉄蔵とお絹は互い抱く心の溝を乗り越えて結ばれることができるのか!?
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時は江戸末期。彰義隊の隊士辰之助と、柳橋の芸者夕霧は、互いを想いつつも伝えることができずにいた。辰之助が属する彰義隊は、薩長主体の新政府軍に対して形勢が不利となりつつも根強く抵抗していた。夕霧は、大店の旦那からの身請け話をかたくなに拒み続けている。そうした互いの頑固さに惹かれ合うふたりだったが、それ故に距離を縮められずにいたのだ。いよいよ明日、彰義隊が政府軍相手に戦うという日の夜、ふたりは今生の別れと、火照った身体強く抱き合わせた。その瞬間、これまでの募ってきた想いが弾けるように決壊し、激しく互いを求めて…。
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家電メーカーに勤める滝川勲夫32歳は、女にだらしがなく、4つ年下の妻、小夜子と結婚しても女遊びをやめることはなかった。だが、おとなしい性格の小夜子はそんな勲夫の不貞に対し、文句を言えるはずもなく、また勲夫はそのことを計算に入れて浮気をしていた。そしてある夜、勲夫は不意に手にした小夜子の携帯電話から、男女の妖しい関係をほのめかすメールを発見する。まさか、貞淑な妻であるはずの小夜子が……そう彼女に猜疑心を抱いた勲夫は、妻の携帯電話を覗くことが習慣化していく。そして、ついに小夜子とメールを交わす相手との密会現場に立ち入り……!! そこで初めて明らかになる衝撃の事実とは!?
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大学卒業後、家電メーカーに就職して7年が経つ咲子は、三十路を前に結婚したいと焦っていた。が、合コンで知り合うエリートたちには、心から惹かれるものを感じることができないでいた。自分を見つめ直す一人旅にでた咲子は、民宿に行く途中で出会った祥太の、若く野性的で逞しい彼の魅力に惹かれるものを感じてしまう。田舎で過ごすうち、祥太の畑に誘われ、自然と結ばれる二人だったが、咲子は都会へと黙って戻ってしまう。都会に戻った咲子が出した本当の幸せの答えとは……?
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『アリスの館』という秘密めいた会員制のクラブには夜な夜なたくさんの男性が集まっていた。彼らのお目当ては一番人気の歌姫・アリスだ。ハッキリとした目鼻立ちや肌の白さからクォーターに間違えられるが、彼女は生粋の日本人。かわいらしさと美しさが同居したあどけない顔立ちで、華奢ではあるが胸はほどよく豊かで、白い肌と長い黒髪が目を惹く。26歳だが、妖艶な女性にもあどけない美少女にも見えた。純白のドレスからバニーガール姿に早着替えを披露し、男たちは感嘆の声をあげる。その中にはラーメン屋チェーン店の経営者・多賀の姿もあった。1ヵ月ほど前に初めてクラブに来てから彼女に魅了され、その後も足繁く通っている。ある日、多賀は彼女と夜を共にできると噂されているアリスのお茶会の相手に指名される。純白のランジェリー、しなやかな足、そして柔らかい乳房。丹念に舌をはわした多賀は、愛液を滴らした秘部に指を差し込み……。
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フラワーアレンジメントのレッスン仲間と食事をした帰り道、31歳の専業主婦・まどかは一人の若者に声をかけられた。緒川と名乗る28歳のフリーデザイナーは、誠実そうな態度でまどかに絵のモデルになって欲しいとお願いするのだった。夫とは違う魅力を持った緒川にときめきを覚え、モデルになることを承諾したまどか。だが、元々体の弱い彼女は、絵を描いてもらっている最中に貧血で倒れてしまう。緒川は優しくまどかを介抱した後、そっと口づけをしてきて……。
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4年前に結婚した32歳の和季子は、主婦業の傍ら小さな雑貨店を経営していた。そんなある日、差出人の名前の無い絵ハガキが届く。そこには意味深な謎かけ言葉とイラストが書かれているだけだった。しかし数日にわたって届いた何枚かの絵ハガキを見ているうちに、和季子は一人の人物を思い出した。――岸本誠一。高校時代、二人はミステリー研究会に所属する先輩後輩の間柄で、ファーストキスの相手でもあった。思い切って15年ぶりに再会することにした和季子は、相変わらず優しく紳士的な誠一に対し、浮気心が芽生えてしまい……。
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美熟女の淫らなコスプレを描いた5作品を集めた限定パックを新発売! 喪服姿のままの女性社員とエッチする『黒い淫戯』(雨宮慶著)、家庭教師をしている小学生の母親に裸エプロンを要求する『裸エプロン物語』(庵乃音人著)、美人総務二人とソフトSMプレイを始める『ラヴィング・スレイヴ―恋する奴隷―』(室伏彩生著)、不倫相手の主婦に信用金庫のスーツを着せる『わがまま制服』(菅野温子著)、着物姿の人妻を絵のモデルにする『レヱスの日傘に、粉雪が舞う』(黒沢美貴著)という5本を収録。これらの作品は、この限定パックでしか読めませんのでぜひお求めを!
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今回のオススメパックは「未亡人特集」。未亡人という言葉の響きに、不謹慎ながらも卑猥なイメージを抱いてしまうのは私だけでしょうか? 夫に先立たれるも健気に生きる姿。その一方では夜の営みの相手がおらずに火照る身体。男からすれば、守ってあげたくなる要素が満載でございます。官能小説界の定番の一つである「未亡人もの」の中から、厳選された5話をまとめた『未亡人、柔肌うずく夜』をどうぞお楽しみください! ※収録作品『黒喪服の未亡人』(霧原一輝著)、『臆病な叔父さま』(桐葉瑶著)、『喪服ヌードの女』(丸茂ジュン著)、『濡れて悶えて』(山口香著)、『夜明けのパティシエール』(黒沢美貴著)。
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