『愛COCO!、岡江多紀、1円~、ソフトエロ(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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旅行代理店に勤める桜子は、旅行ライターである夫、孝夫の不倫を疑いつつも日々をやり過ごしている。仕事を通じて意気投合した2人は、友達夫婦として結婚生活を続けてきたが、夫と女性編集者との関係が明るみに出るにつれ、桜子の心はざわつき始めていた。そんな中、良き相談相手である従兄弟と仕事の繋がりで京都に行くことになった桜子。いとこ同士という関係に遠慮しながらも、まるで近親相姦のような罪悪感に、桜子はより燃え上がっていくのだった。
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妻が癌に侵されたことで長年勤めた会社を早期退職し、アパートの管理人となった勇三。だが、懸命な看病の甲斐なく、妻は他界してしまった。一人になり、暇を持て余していたある日、近所に住む主婦の志穂が勇三の元を訪ねてくる。志穂は管理人としての勇三に苦情を言いに来たのだった。一見勝気そうな志穂も、愛人宅で倒れ、病院に運ばれた夫へのやりきれない想いや、二人の子供のことで余裕のない日々を送っていた。孤独な二人は、ひょんなことから次第に心を通わせるようになる。そして埋められない寂しさを体で慰め合おうとするが……。
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瑛子は、リタイアした両親が移り住んだ桐生に来ていた。結婚して8年、二度の流産を経験し、少しずつ夫との考えの違いを感じて家出してきたのだ。両親は事情を聞かなかったが、どこか腫れ物に触るように接していて居心地は決して良くなかった。そんなとき、喫茶店で声をかけてきた山本恭一に飲みにいこうと誘われ、始めは躊躇していたものの、酒の勢いもあって心を開くようになる。桐生を離れる日、瑛子は意を決して恭一に電話をかける。『好き』という気持ちはもう……抑えられなかった。
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36歳の主婦祥子には、家庭を大事にしてくれる夫とかわいい小学生の息子がいる。しかし、夫の祐一は、祥子に内緒で頻繁に実家へ帰るような軟弱な男だった。マザコン夫には抱かれたくない! 祥子は、「女」である自分を確かめるべく、10年来の腐れ縁の男友達卓郎を呼び出す。やる気まんまんの祥子だったが、泥酔したあげくに、指一本ふれられずひとり布団に寝かされる始末。こんなことでは、女としてのプライドがゆるさない。再度、卓郎を呼びだし、ラブホテルにチェックインした祥子は、予想もつかない大胆な行動に出た!!
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64歳になる母に、いきなり父と離婚したいと切り出される志奈子。志奈子自身も、夫婦間に情熱は消え失せ、離婚したいと思っていたところだった。だが離婚しても自分に生活力がないことは分かっているのでなかなか踏み切れない。そんな欲求不満の連鎖から、男を買ってみようと思い立つ。相手として思いつくのは、以前勤めていた会社の後輩である当麻肇。ところが、始めはお遊びのつもりだったはずが、体を重ねるたびに肇に惹かれていってしまう。顔を思い浮かべただけで頬が火照り、体の奥深いところがじんわりと疼くようになってしまい……。
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