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『その他(レーベルなし)、子母澤類(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~17件目/全17件

  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    30歳の村上悠子は、夫の祥一が食中毒を起こしたと聞いて、病院へ見舞いに行った。どうやら祥一は、上司の川端部長と一緒に釣りに行った際、自分だけ食べ物にあたってしまったらしい。そもそも今回の釣りは、リストラ候補にあがっている祥一が会社に残れるよう、言わば部長にゴマをするために企画したものだった。しかしそれも台無し。不甲斐ない夫のフォローをするため、悠子は川端部長に自分のカラダを捧げる決意をして……。
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    「世の中は不公平にできている。たとえば、金持ちに美人はつきものだ」。高級ドイツ車のディーラーをしている奥野純一の口癖だ。今日訪ねる青山裕一郎も金持ちだった。レストランのフランチャイズ経営で儲けているという。半年前に2000万円もする車を買ったばかりなのに、今度は妻の誕生日に高級車を贈りたいという。納車するためにやってきた成城の邸宅は純和風だった。玄関から声をかけると、40代とおぼしき和服美人が姿を現す。裕一郎の妻・ゆり子だ。そう若くはないが、細身の身体に、白い牡丹が描かれた銀鼠地の着物を雅やかに着こなしている。その姿全体からは気品がこぼれていた。日頃、美人を見慣れている純一にとっても、息を呑むほどの美しさだった。どこかでこの人の声を聞いたことがある。純一は記憶を辿って思い出す。そう、ゆり子は20年以上前、純一の父の愛人だったのだ……。
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    30歳半ばの若さで未亡人になってしまった優奈。夫の川村忠之は肺ガンを患い、あっけなく逝ってしまった。葬儀を終え、遺影を抱きながら思い出に浸る優奈。生前の忠之は、親戚の法事後に喪服姿のままでセックスをするのが好きだった。「あたしのアソコ、いつもみたいに弄ってよ……」そう呟いた優奈の手は自然と股間に伸び、襦袢をめくり上げてクリトリスを揉みしだく。「ああ、あなたを感じるわ……」愛撫に熱中している優奈。そこへ、黒い人影が現れて……。
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    イラスト:
    佐藤ヒロシ
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    沙羅は33歳の人妻。真面目だと思っていた旦那がキャバ嬢風のチャラい女と浮気していると知り、ショックを受けたばかりだ。気分を変えるべく、学生時代からの親友・亜由美と沖縄のリゾートにやってきた。奔放な亜由美は若い男を漁る気満々だったが、沙羅はそんな気持ちにはなれない。肉感的な亜由美とは対照的に、沙羅は少女のように華奢な体型のまま、ほっそりとしている。乳房は自分の手に収まるほど小ぶりだった。密かな自慢は雪のように白い肌。それでも南国のリゾートでは貧相に見える気がして仕方ない。夫に浮気されたこともあり、沙羅は自信を失っていた。そんな内気な沙羅に、遊び人風だが、精悍な顔つきの男が話しかけてきた。一度は冷たくあしらったが、亜由美が若い男と一心不乱に求め合う姿を目撃してしまうと、身体がうずき始め……。
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    35歳の美人妻・加納美那子は、輸入雑貨店を経営する夫・浩介が主宰するパーティに出席していた。ところが、しばらく目を離しているうちに浩介の姿を見失ってしまう。何となく嫌な予感がした美那子は会場裏へ移動すると、倉庫部屋から彼の声が聞こえてきた。こっそり覗いてみると、浩介が学生風の若い女とまぐわっていた! ショックを受けた美那子はパーティを抜け出し、家で寂しくオナニーにふけるのだった。「誰か、あたしを慰めて……」肩をふるわせ、一人呟く美那子。と、そこへ「奥さん、僕でよかったら」という声が聞こえてきて……。
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    32歳の折田美雪は、美容界の大御所である姑・しのぶが亡くなり、サロン経営の全権を任されることとなった。順風満帆かと思われたが、そこへ商売がたきであるエステチェーンのイケメン社長・篠崎が現れ、彼女のサロン店員を引き抜こうとする。妨害をやめさせようと篠崎の元へ訪ねていく美雪であったが、彼の巧みな話術に翻弄され、お酒を飲まされてしまう。そして篠崎は、いきなり美雪の恥部をまさぐり始めた。「ああ、やめて。そんなこと、なさったら……」と言いながらも、火照り始めた欲望を抑えることが出来ない美雪は……。
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    友人の珠子と京都旅行にでかけた由紀奈。だが珠子は、不倫相手の男と旅先で会う予定になっていたのだ。その代わりに彼女の幼馴染みである洋太郎という男を紹介され、彼とこの旅行を共にするハメに。翌月に結婚を控えていた由紀奈は、見ず知らずの男と二人きりの状態に困惑するが、次第に洋太郎の虜となり、ついには肉体関係を持ってしまう。旅先でセックスを繰り返し、思う存分に楽しんだ二人は、珠子の待つ駅へと向かうが、そこに現れたのは意外な人物であった!
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    勤めていた会社が倒産し、恋人にもフラレた25歳の淳平は、フラストレーションが溜まっていた。とにかく女と一発やりたいと思いながら街を練り歩くと、スーパーの試食コーナーで売り子をしていた下嶋久美子という熟女が目に留まる。客のフリをしながら声をかけ、パート終わりにお茶に誘う淳平。さらにはその後、彼の部屋にまで久美子は付いて来た。彼女も淳平同様、溜まっているものがあるのだろうか。予想通り、平凡な衣服を脱ぎ捨てた久美子は、一瞬にしてどう猛な女になり……。
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    イラスト:
    田宮彩
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    窪塚玲奈は途方に暮れていた。35歳にして、巨額の借金を背負わされることになったのである。玲奈は大学を卒業した直後に一回り上の夫と結婚。幸せな結婚生活を送っていた。しかし、お坊ちゃん気質の夫は親から継いだ印刷業を上手く経営できず、最終的に借金苦で自殺してしまった。葬儀にはヤミ金融の柏木竜一朗が焼香にやってきた。そして初七日、誘われるがままに彼と料亭で会うことに。柏木によると、夫の借金は1億円を軽く超えているという。柏木はある提案をしてくる。「あなたの美しい身体を、一度でいい、抱かせて下さい」。それで借金をチャラにしてくれるという彼の話に玲奈は乗った。喪服と黒い下着を脱がされ、豊満な乳房を揉みしだかれると、玲奈は言い様のない快感に襲われ……。
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    玖美子は、41歳の人妻キャリアウーマンだ。彼女の企画が成功し、30代の部下の篠崎と祝杯をあげることに。すると、ハンサムだが無口な彼が、玖美子に想いを告白してきたのだ。篠崎の真剣さに、ベッドインしてしまう玖美子だったが、夫では得られない快感に、逢瀬を続けてしまう。しかし、篠崎の異常ともいえる想いはエスカレートしていき……!
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    恭子は、27歳の売れない女優。仕事の減っている彼女に、事務所の社長は、スポンサーになってくれそうな金持ちのところに枕営業をしてこいと言う。待ち合わせ場所は、郊外にある木立に囲まれた古い屋敷。金持ちのジジイと寝る覚悟をしていた恭子だったが、現れたのは、抜けるように色が白く、色気のある美形の若者だった。困惑する間もなく繊細なタッチで触れられ、女の花びらからたちまち熱い蜜が溢れてきた。しかし、挿入の直前で男はいなくなると、几帳の陰から、女の淫靡な声が聞こえてきた!
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    イラスト:
    石川吾郎
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    村野尚之は29歳の銀行員。資産運用を担当している。1ヵ月前、上司とともに麻布の桂木邸にあいさつへ行った。その時、渡した名刺を見て、夫人の絹子から「資産の運用について相談したい」と連絡を受け、尚之は豪邸に再訪問することになった。そこではレース編み教室が開かれていて、セレブな人妻たちが集まっている。好奇の目を向けられ、たじろぐ尚之。主婦たちに茶化されても、上手い反応ができず、顔を赤らめるだけだった。女を感じさせない主婦ばかりの中、絹子の華やかな容姿は際立っていた。資料によると44歳らしいが、30代にしか見えないほど肌つやがいい。身体のラインが目立つ黒いニットのワンピースを着ていて、胸元が開いたVネックの襟ぐりは黒いレースで縁取られている。それは豊満な乳房を隠すためというより、白い肌をより魅惑的に見せるためのものかもしれなかった。妖艶な絹子の豊満な胸に目を奪われると、彼女は笑みを浮かべてくる。主婦たちが去った後、誰もいなくなった部屋で絹子は突然、キスをしてきて……。
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    イラスト:
    槻城ゆう子
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    33歳の人妻・佳乃子は職場の後輩・由実とともに故郷である能登の海にやってきた。そこで、溺れている男性を発見。助けようとTシャツを脱ぎ捨て、そのまま海へ飛び込む。その最中でブラジャーが脱げてしまい、苦しむ男性に胸を触られてしまった佳乃子。そしてその男性の顔を見て初めての感覚に襲われる。本能的にこの男の肉体が、自分の一部であるかのように近しく感じたのだ。彼を浜辺まで連れ戻し、人工呼吸を施すと意識を取り戻した。たるんだ自分の身体に自信のない佳乃子は、救助したのは由実だとウソを付く。しかし、その男性……村瀬智也と由実がいい感じになり、宿の部屋でセックスしているのを目撃してしまうと、言いようのない嫉妬心に駆られた。結婚後に体重が10kgも増えてしまい、夫とはセックスレス。ずっと欲求不満だった佳乃子は一念発起。ダイエットをして人魚のような女となり、智也を由実から奪い取ろうと決意したが……。
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    イラスト:
    小嶋保
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    牧野啓太は上司の高辻俊平が入院したと聞き、慌てて病院を見舞う。上司の妻・紗江子は疲れ切った様子だった。彼女は40歳で凜とした品のある佇まいをしている。人によっては、紗江子の取り澄ました風情は冷たく見えて、美人特有の権高な印象を持つかもしれないが、だからこそ泣き崩れそうな表情は胸を打つ。俊平は見取れてしまった。高辻の病状はたいしたことないという話だったが、後日、肺がんだということを知る。足繁くお見舞いに通う過程で、末期状態の高辻が異様な性欲を見せて困っていると紗江子に相談された。長い間、セックスレスだったのに、今や床に這いつくばることや自慰を命令され、ついには顔面騎乗をした場面を看護婦に目撃されてしまったという。辱めばかりで生殺し状態の紗江子を見た俊平は彼女を抱き寄せ、一線を越えてしまう。婚約者がいるのにも関わらず、俊平は紗江子との激しいセックスに溺れていくが、それと反比例するように辻村は衰弱していき……。
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    イラスト:
    西村春海
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    50歳近い小野寺は定年後の趣味を見つけようと、カルチャーセンターの朗読講座に通い始めた。そこで、恭子と出会う。その時、彼女はヒールの音をさせながら、遅れて部屋に入ってきた。見た目は30代前半ぐらい。肩にかかった艶やかな黒髪は知性を感じさせるが、おっとりと優しい空気が漂っている。表情はどこか寂しげだった。誰もが認めるほどの美人ではなく、地味で慎ましいタイプだが、何よりその湿った声が魅力的で、淫らな響きがあった。ベッドの上であえぐ声を聞いてみたい。小野寺は恭子に惹かれていく。そして、人妻だと知りながらも声をかけ、食事をするようになった。文学の話から金沢旅行に誘い、雪の降る古都へ旅することに。着いた時は雪が降っていなかったが、あっと言う間に街は白く染まる。近くの武家屋敷まで散歩することにしたが、身体が芯まで冷えてしまい、2人は温泉宿へ……。
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    イラスト:
    西村春海
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    銀行員の龍一は就職して4年目。堅実な人生を送ってきたが、銀行と自宅の往復には刺激がなく、毎日がつまらない。そんなある日、帰り道で「絵画教室 初心者歓迎」という看板を見つけた。思い切ってインターホンを押すと、美しい女性が現れた。薄いガウンを着たそのグラマラスな女性は、体が成熟しているのにかかわらず、顔は若々しくて愛らしい。アンバランスで謎めいた魅力に惹かれ、龍一はその絵画教室に通い始めた。彼女の名前は由衣。絵画教室は夫の画家・澤村悠一郎が営んでいた。不思議と他に生徒はいなかった。ある日突然、由衣をモデルに絵を描くことを提案される。由衣は一糸まとわぬ姿で現れて……。
  • 110(税込)
    著:
    子母澤類
    レーベル: ――
    出版社: 辰巳出版

    自由が丘に住む33歳の人妻・有野文乃は、周りのセレブ妻に比べて地味で質素な生活を送っている自分に苛立っていた。花屋のパートと、有名私立小学校に通う一人息子の世話に付きっきりで、夫とはしばらくセックスもしていない。そんな中、奥さま友達のダンナ・沢村からランチの誘いを受ける。文乃は戸惑いながらも、ホテル内にあるイタリアレストランで食事をすることに。だが、ワインを飲んでいた沢村が急に気分を悪くしてしまう。ホテルの部屋へ連れていき、介抱しようとする文乃。それに対し、彼は思いもよらない行動に出て……。

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